本の世界
本の世界
2020年07月28日(火)
韓国人による日韓比較論
シンシアリー著
生粋の韓国人。歯科医院を休業し、2017年春より日本へ移住
扶養社
2020年3月1日発行
880円
韓国が国際法を守るのではなく、日本が韓国の正義を守れ。日本人には理解できない韓国人の「思考の原点」がわかる。韓国には、国家間の約束である国際法よりもっと重要な「正義」がある。 続きを読む
2010年07月29日(木)
ドキュメント
大鐘良一・小原健右著
光文社文庫
800円
2010年6月20日発行
優れた宇宙飛行士に求められる資質は、世界で戦うビジネスマンに求められる資質と同じ。グローバル化が急速に進む中で今、日本人は、どのような資質が求められているのか。
数々の課題を候補者たちが乗り越えていくプロセスを見ていくと、必ず“就活”の大学生にとっても、ビジネスマンにとつても、活路を見出すヒントが隠されているはずである。
想像を超える危機を乗り越える上で、最も大切なものは“折れない心”と、「失敗したことに関してはリーダーの責任で、逆に成功したことに関しては部下の手柄だ。」と決断する心だと思う。 続きを読む
2009年03月31日(火)
小野三郎
日経BP社
2004年10月25日発行
1400円
元新日鉄マンの平成サラリーマンに宛てた渾身の「遺書」。荒廃した日本には、「子が親に孝行を尽くそうという気持ち以上に、親は子の幸せを祈っている」がすべてではないか。自分の行いに照らし合わせて、読んでいただたい一冊である。 続きを読む
2021年06月27日(日)
www.youtube.com/watch?v=KfBDnOCa1tA
出口治明著
2021年3月31日発行
主婦の友社
1400円
各界の権威が英知のすべてを注ぐ特別授業「最後の講義」(NHK)。今回は、知的最前線に立つスペシャリストが人生最後の覚悟で珠玉のメッセージを贈る。リアルとオンラインのハイブリッド、完全版。
「人・本・旅」から学ぶ。人から学ぼうと思ったら好き嫌いは捨てて、まず「イエス」という気持ちで会ってみる。高坂正堯先生の教え。「古典を読んで分からなければ、自分がアホやと思いなさい。現代の本を読んで分からなければ、書いた人がアホやと思いなさい。そんなものは読むだけ時間の無駄。」古典では「花」といえば、平安時代以降は桜を指すが、奈良時代には梅や萩。 続きを読む
2010年03月03日(水)
薬害C型肝炎と向き合って
福田衣里子・古賀克重・有富朋礼著
書肆侃侃房
2008年11月13日発行
1500円
20歳の時、「C型肝炎ウイルスに感染して、20年経過している」と知らされた筆者が生い立ちからを振り返った1冊である。いつも、何か行き詰まったり、悩んだ時、手帳の片隅に書いている「It`s now or never(今しかない)」が勇気を与える。
避けることが可能だったのに、リスクを知りながらも使われ続けた薬による被害者とその周りの人たちの葛藤が心に伝わる。夢、希望、可能性、選択肢を今とこれからも持ち続けて欲しい。
後半の弁護士 古賀克重の「薬害肝炎訴訟~その闘いの経緯~」と医師 有富朋礼の「C型肝炎について知っておきたいこと」も一読を。 続きを読む
2009年08月15日(土)
仕事でいちばん大切なこと
大山泰宏著
WAVE出版
2009年7月31日発行
1400円
「知的障害者が働く会社が、1つくらい日本にあってもいい」という「思い」から、知的障害者が社員の7割を占める経営を指揮してきた大山氏の嵩みある言葉が心に響く。「うまくいかないことを障害者のせいにはできないんだよ。彼らの理解力に合わせて、納得してもらえるように説明するのが君の仕事なんだ」 続きを読む
0204年09月20日(木)
「13歳のハローワーク」の著者が問う
新しい時代の“成功者”とは
村上龍著
日本放送出版協会
2004年8月25日発行
1500円
「13歳のハローワーク」の著者が5人のリーダーたちとの対談を通して、人生の成功者の新しい定義と条件を考える。それぞれの個性や人生観、教育観が面白い。 続きを読む
2021年02月03日(水)
出口治明著
立命館アジア太平洋大学学長、ライフネット生命創業者
幻冬舎新書
2020年11月25日発行
1100円
自分の頭で考える日本の論点 1
kojima-dental-office.net/blog/20210126-14561#more-14561 続きを読む
2008年11月21日(金)
悪しき制度が招く悲劇とその解決策
吉田 猫次郎著
宝島社新書
2006年8月24日発行
720円
ハンコを押して財産そっくりなくしたとか、死んだ親父が連帯保証人になっていたとか等々、「連帯保証人」という言葉はよく見聞きしているが、詳しくはあまり知られていない。また、わかりやすい本も少ない。
今回紹介する本は、「ただの保証人ではなく、連帯保証人でなければならない必要性がその契約にあるかどうか」が、自分の頭で判断できるために書かれたものである。 続きを読む
2010年12月29日(水)
大嘘だらけの食糧自給率
浅川芳裕著
講談社+α新書
2010年2月20日発行
自給率向上を目指すことが本当に日本農業の将来に光をもたらし、日本国民かを幸せにすることなのか。別の選択肢はないのか。同時に、農業を語る時の2つの疑問にも答える。
A.もっと農業を保護しないと日本人の食料は大変なことになる
B.構造的な問題を解決すれば、成長する可能性を持っている
この機会に農業を、農水省を考えよう。 続きを読む