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すべての疲労は脳が原因

2017年03月15日(水)

すべての疲労は脳が原因著者 梶本 修身
発行 集英社新書
本体価格 700円
発行 2016年4月20日
1.体の中で一番疲れやすいのは、「脳の自律神経の中枢」
 ヒトは、運動を始めると、数秒後には心拍数が上がり、呼吸が速く大きくなる。また、体温の上昇を抑えるために発汗する。それを1000分の1秒単位で制御しているのが「脳の自律神経の中枢(視床下部や前帯状回)」。運動が激しくなると、ここでの処理が増加する。その結果、脳の細胞で活性酸素が発生し、酸化ストレスの状態にさらされることでさびつき、本来の自律神経の機能が果たせなくなる。これが、「脳疲労」。その時に「体が疲れた」というシグナルを眼窩前頭野に送り「疲労感」として自覚する。
 疲労が起こるのは主に自律神経の中枢、その疲労を自覚するのは眼窩前頭野、それぞれ部位が異なる。脳の老化を防ぎ、高齢になっても認知機能を保っておくには、毎日の生活で脳疲労を溜めない工夫が必要である。 続きを読む

法律を知ると患者の権利がみえてきた

2004年08月06日(金)

法律家と開業医の新しい提言
著者
 伊藤 真  弁護士業務を休業、法学館館長
 川端 一永 ペインクリニック 川端クリニック院長
2003年10月1日発行
メディカ出版  1800円

 患者と医療従事者の対等な人間関係を考えさせる面白い本見つけました。憲法を通して、患者の権利やインフォームドコンセントの問題を考えてください。
以下、箇条書きにて、内容を紹介します。 続きを読む

2010年02月25日(木)

日本語最後の謎に挑む
山口謠司著
新潮社
2010年2月20日発行
680円

 「ん」について考えたこともなかったが、不思議なことが多い。読んでいるとわからないことも多いが、脳に新たな回路を造り出す。挑戦あれ。 続きを読む

かもの法則

2010年01月31日(日)

脳を変える 究極の理論
西田文郎著
現代書林
1500円
2009年7月27日発行

 やる気は、出そうとすればするほど面白いように出なくなります。私たちの心は自分の思い通りにならないのです。心を思い通りにする方法は、心という現象を作りだす脳の仕組みを利用することです。 続きを読む

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