本の世界
本の世界
2018年02月01日(木)
世界の叡智6人が語る 未来への提言
著者 ジャレド・ダイヤモンド ノーム・チョムスキー
オリバー・サックス マービン・ミンスキー
トム・レイトン ジェームズ・ワトソン
吉成真由美[インタビュー・編]
NHK出版
平成24年12月10日発行
860円 続きを読む
2011年11月14日(月)
新しく生きる時間へ
小高賢著
岩波新書
2011年8月19日発行
700円
多種多様な短歌が登場する。ゆっくり味わってもらいたい。これほど多くの高齢者が短歌を試みることができるのは、五七五七七の定型があるからだ。距離をもった視線が、現代の老いの歌の特色だろう。老い自らが自分の内側を覗いている。また、老いそのものを知ることができ、自分たちに到来する・している〈老い〉を見つめ直すきっかけにもなる。そして、「老い」は無限に広がる新しい場所なのである。ひとつだけ紹介する。
もの食むをゆるされたけれど何ひとつ食ひたきもの無き身となりぬ〈前登志夫〉
病気になった時悩まされるのは検査である。多くの検査で疲労し、衰弱してしまう。その思いが伝わる。 続きを読む
2021年01月17日(日)
ビートたけし著
講談社
2020年12月8日発行
909円
コロナウイルスなんてものまで世界的に流行ってしまった。これからますます時代の大変化は避けられない。自分と同じ世界を目指す若手の姿を見るにつけ、一種の虚無感のようなものを感じるようになった。いろんなものが消えていく。だけど、忘れちゃいけないものもある。だから、この時代に向けて、今が思っていること、感じていることを俺への生前弔辞として読もうと思った。自分には臨終の間際の「大勝負」が残っている。自分が死ぬ瞬間に「俺は笑いがとれるかな」という勝負。 続きを読む
2010年07月02日(金)
身近な疑問からはじめる会計学
山田真哉著
光文社
2005年2月20日発行
700円
この本を読むと、節約術と増収の極意が理解できるようになる。個人でも会社でも副業や投資は、本体以上にリスク管理を厳密にする必要がある。
また、新しい角度からの考え方に気付いたり、モヤモヤしていたところが納得できたりする。「数字のセンス」も興味深い。 続きを読む
2010年05月12日(水)
池上彰著
NHK出版 生活人新書
2009年10月10日発行
740円
予期せぬことが目まぐるしく起きる現代において、少しでも先が読めるようになるために、どうすればよいのでしょうか。日頃から何を心がけ、何に気をつければよいかをジャーナリストの視点で書かれています。どんな環境であれ非常に参考になる考え方です。自分の世界にアレンジして、見通す力を発揮していただきたいです。 続きを読む
2023年01月08日(日)
会話も人間関係も思いのままに操る
飛鳥新社
中村敦彦 著
2022年9月28日発行
1400円
悪魔の傾聴とは、相手に最大限の自己開示をさせ、本音を引き出しまくる聞き方術。これを一番使って欲しいのは、現役のライターや編集者、その道を志している人たち。
日本人は年代を問わず、本音をオブラートに包みがち。ずっと昔から建前や忖度は常識なので、人の本音を引き出してしまう悪魔の傾聴は、ネガティブな副作用も起こりうる。 続きを読む
2020年07月28日(火)
韓国人による日韓比較論
シンシアリー著
生粋の韓国人。歯科医院を休業し、2017年春より日本へ移住
扶養社
2020年3月1日発行
880円
韓国が国際法を守るのではなく、日本が韓国の正義を守れ。日本人には理解できない韓国人の「思考の原点」がわかる。韓国には、国家間の約束である国際法よりもっと重要な「正義」がある。 続きを読む
2010年07月29日(木)
ドキュメント
大鐘良一・小原健右著
光文社文庫
800円
2010年6月20日発行
優れた宇宙飛行士に求められる資質は、世界で戦うビジネスマンに求められる資質と同じ。グローバル化が急速に進む中で今、日本人は、どのような資質が求められているのか。
数々の課題を候補者たちが乗り越えていくプロセスを見ていくと、必ず“就活”の大学生にとっても、ビジネスマンにとつても、活路を見出すヒントが隠されているはずである。
想像を超える危機を乗り越える上で、最も大切なものは“折れない心”と、「失敗したことに関してはリーダーの責任で、逆に成功したことに関しては部下の手柄だ。」と決断する心だと思う。 続きを読む
2009年03月31日(火)
小野三郎
日経BP社
2004年10月25日発行
1400円
元新日鉄マンの平成サラリーマンに宛てた渾身の「遺書」。荒廃した日本には、「子が親に孝行を尽くそうという気持ち以上に、親は子の幸せを祈っている」がすべてではないか。自分の行いに照らし合わせて、読んでいただたい一冊である。 続きを読む
2021年06月27日(日)
www.youtube.com/watch?v=KfBDnOCa1tA
出口治明著
2021年3月31日発行
主婦の友社
1400円
各界の権威が英知のすべてを注ぐ特別授業「最後の講義」(NHK)。今回は、知的最前線に立つスペシャリストが人生最後の覚悟で珠玉のメッセージを贈る。リアルとオンラインのハイブリッド、完全版。
「人・本・旅」から学ぶ。人から学ぼうと思ったら好き嫌いは捨てて、まず「イエス」という気持ちで会ってみる。高坂正堯先生の教え。「古典を読んで分からなければ、自分がアホやと思いなさい。現代の本を読んで分からなければ、書いた人がアホやと思いなさい。そんなものは読むだけ時間の無駄。」古典では「花」といえば、平安時代以降は桜を指すが、奈良時代には梅や萩。 続きを読む