本の世界
本の世界
2016年01月18日(月)
ニッポン放送アナウンサー 吉田尚記著
太田出版
2015年2月6日発行
定価1111円+税
本書は、8回にわたりニコニコ生放送でコミュ障のアナウンサー吉田尚記が話した内容を構成したもの。20年かけて編み出した実践的な会話の技術を惜しみなく披露。相手を楽にさせる会話力!話すことが苦手な全ての人を救済する、コミュニケーションの極意!! 続きを読む
2018年01月02日(火)
伊東大介著
慶應義塾大学医学部 神経内科・メモリークリニック専任講師
講談社
2011年11月20日発行
定価 840円+税
参考に
認知症と歯科疾患
kojima-dental-office.net/20171211-4060
1.認知症
認知症は年齢とともに増加する。わが国では、75~79歳では10人にひとり、80~84歳では4人にひとり、85歳以上ともなると半分以上が認知症。記憶力や判断力などの知的能力が何らかの原因で低下し、次第に悪化して仕事や社会生活に支障をきたした状態。認知症の中で最も多いのがアルツハイマー病で、ほぼ6割。次に多いが脳血管性認知症、2割を占める。3番目がレビー小体型認知症で、この3種類で8割半ば近くになり、これらを3大認知症と呼んでいる。
認知症の診断は、ある程度の期間、観察してからでないと診断できないものがある。 続きを読む
2019年12月09日(月)
セイゴオ先生の人間文化講義
松岡正剛著
発行所 春秋社
2006年12月25日発行
1700円
本書は、帝塚山学院大学教授時代の一年生を対象とした「人間と文化」と題する講義がもととなっている。著者の新たな視点による世界と日本の比較を通して、人間文化に潜む共通性や意外性を探る。今の日本はアジアともアメリカともかなり片寄った付き合いをするようになっていると語る。世界が「精神と物質」や「善と悪」など二分法に語られてしまうことには、いろいろ限界がある。日本には二分法ではない見方があったが、それをいつの間にか忘れてしまった。足し算の「文明」、引き算の「文化」。 続きを読む
2019年11月11日(月)
mishimasha.com/books/taijinohanashi.html
誰も知らない「赤ん坊になる前」のこと
著者 増﨑英明 最相葉月
発行所 ミシマ社
2019年2月4日発行
1900円
先生と生徒の対談集だから、すらすらと読めて楽しい。 続きを読む
2008年09月03日(水)
戦場ジャーナリストの夫と生きた日々
橋田幸子著
中央公論社
1300円
「戦場」という現代日本に無縁な場と四半世紀にわたって向かい合った日々をあますところなく綴った手記である。
事件のことごとくが“迷宮入り”し、曖昧にしたまま、手をこまねいているだけの政府、その姿勢を正面から批判、追求しようとしない新聞やテレビ。
2003年十一月、ほとんど同じ場所でスペイン国家情報局の職員が襲われ死亡した時、スペイン政府はなぜ犯人及び資金提供した武装勢力リーダーなど41人を拘束できたのか。 続きを読む
2020年01月06日(月)
樋口 進 監修
精神科医。独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長
講談社
1300円
2018年6月5日発行
スマホが登場する前は、学校や職場には持ち込めず、家庭でも周りの人への配慮があった。そのため、依存への対策がとりやすかった。しかし、スマホになると、連絡手段でもあるため周りの目を気にしなくてもよくなり、移動中や学校・職場の休憩時間などにも遊べるようになった。時間の制限がかけずらくなり、やりすぎを注意しにくくなった。あまり目立たずに楽しめるようになり、依存の危険度は以前よりも上がった。 続きを読む
2017年11月12日(日)
浦長瀬昌宏著
KADOKAWA 中経の文庫
640円
2017年10月14日発行
嚥下トレーニング協会
www.enge.or.jp/ 続きを読む
2018年07月24日(火)
ぼくがイェール大で学び、教えたいこと
斎藤淳
NHK出版
2014年7月10日発行
780円
1.「正解」を欲しがる子どもたち
いきなり「正解」に飛びつこうとする態度は、実社会では使い物にならない。生きていく上で「正解がない」状況は頻繁に発生する。問われるべきは「正解とされてきたものが何か」ではなく、「正解という前提が崩れた時に、どのように対処すればよいのか」ということ。それはとても苦しい営み。答えはすぐには出ず、試行錯誤の連続。試行錯誤を許す余裕がないと、ものを考える楽しみが理解できない。 続きを読む
2023年06月04日(日)
述 稲森和夫
2021年7月26日発行
日経BP
1600円
本書は、1970年代から2010年代の半世紀に、「日経ビジネス」「日経トップリーダー」で掲載した稲森和夫氏のインタビュー・独自記事を編集したものである。
1959年に京セラを創業し、1代で1兆円企業に育て上げた。それだけではなく、1984年には第二電電(現KDDI)を設立。2010年には、経営破綻した日本航空の会長に就任し、再建に手腕を振るった。加えて、1983年には若手経営者のための経営塾「盛和塾」を立ち上げ、毎月のように例会を開催。1984年には私財を投じて稲森財団を設立。科学技術・思想・芸術分野の功労者を毎年顕彰する「京都賞」を始める。 続きを読む
2009年08月15日(土)
現場で起こる変革のドラマ
小原啓子編著
医歯薬出版
2009年8月15日発行
2800円
小原さんから本が届いた。チーム一丸となって活性化に取り組む歯科医院の様子や院長やスタッフの体験談から現場の声が伝わってくる。 続きを読む
