新型コロナウイルス感染症の1年
2020年12月25日(金)
2月3日にダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に着岸し、検疫を実施した。翌日、乗客にSARS-CoV-2 RNAが検出され、乗客、乗員全員が船内隔離された。乗員1,068人, 乗客2,645人の計3,713人が搭乗していた。その後4月15日までに確定症例712例が確認され, 少なくとも14例の死亡が、また, その他に検疫官や船会社の医師ら外部から対策に入った9人の感染も確認された。乗員の中では食事担当スタッフ(5.7%)は他スタッフ(0.7%)に比べ累積罹患率が有意に高かった。3月1日にすべての乗客、乗員の下船が完了した。新型コロナウイルスが国民的な関心事となったのは3月からだった。4月7日に緊急事態宣言が出された。 続きを読む
白兀山 2
2023年05月03日(水)
3日(水・祝)晴天。14年ぶりに医王山 白兀山(しらはげやま)へ。狭い曲がりくねった山道をカーブミラーを見ながら車をゆっくり走らせる。対向車よ来ないでくれ。すれ違いは譲り合う。ようやく西尾平の駐車場に到着したが、満車。道路の端に駐めてある車や引き返す車もある。ちょうど運良く1台の車が帰り、駐めることができた。 10時20分登山開始。花をデジカメで撮りながら、鳥のさえずりや熊除けの鈴を聞きながら登っていく。イワウチワ、エンレインソウ、サンカヨウ、キクザキイチリンソウ、ショウジョウバカマ、チゴユリ、スミレサイシンなどなど。 続きを読む
脳の学習力
2008年08月11日(月)
子育てと教育へのアドバイス S.J.ブレイクモア、U.フリス 著 乾 敏郎、山下博志、吉田千里 訳 岩波書店 2800円 2006年10月17日発行
ここ数年、脳に関する本の出版が相次いでいる。しかし、現時点でわかっていないことや実証されていないことをここまではっきり書いている本は少ないと思う。教育者と脳科学者との交流がはじまり、最近の技術革新により脳の機能が明らかになり、脳と学習に関する研究がここまで進んでいる。医療、教育を始め、さまざまな分野の人々に読んでいただきたい1冊である。 続きを読む
ICRP・原発事故後の放射線被曝防護基準見直しに対するパブコメが掲載される
2019年09月11日(水)
www.icrp.org/consultation.asp?id=D57C344D-A250-49AE-957A-AA7EFB6BA164 Viewをクリック It is doubtful to take the case of emergency or recovery period after Nuclear accident as a reference-level,that far beyond the normal level. During that period,special standard which is quite higher than the normal one (1 mSv per year) is taken. It must be unacceptable for majority citizen to take that high level in nomal case, especially for ordinary people include children and pregnant women. 続きを読む
センス・オブ・ワンダーを捜して
2011年12月08日(木)
生命のささやきに耳を澄ます福岡伸一 阿川佐和子著 大和書房 2011年11月1日発行 1400円 人間にとって子ども時代とは、生きるとは何なのかを深く考えさせられる1冊である。そして、機械論的にこだわらず動的平衡 も視野に入れて患者さんと向き合いたいと思う。 また、2人の対談からインタビューの秘訣も学んだ。質問をひとつだけ用意する 。その答えをじっくり聞き、答えの中に次の質問を見つける。 生物と無生物のあいだkojima-dental-office.net/blog/20200914-14306#more-14306 動的平衡kojima-dental-office.net/blog/20180814-10323#more-10323 続きを読む
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
2020年11月01日(日)
くさばよしみ 編 中川学 絵 ブックデザイン 上野かおる 翻訳 木戸玲子 資料提供 ウルグアイ大使館 汐文社 2014年3月 発行 1600円人類の幸福とは何か、深く問いかける絵本 続きを読む
スマホ脳
2022年02月01日(火)
www.shinchosha.co.jp/book/610882/ 著者 アンデシュ・ハンセン 訳 久山葉子 新潮新書 2020年11月20日発行 980円 人間の脳はデジタル社会に適応していない。現在、大人は1日4時間をスマホに費やしている。10代の若者なら4~5時間。この10年に起きた行動様式の変化は、人類史上最速。脳にしてみれば未知の世界。 ここ数十年で、よい暮らしができるようになったのにむしろ不健康になっている。 この矛盾を理解しようとする過程で「スマホ脳」が生まれた。人間の基本設定を理解し、デジタル社会から受ける影響を認識しなくてはならない。心の健康に、睡眠や集中力に、子どもや若者に、学校教育にどんな影響があるのか突きとめるために、科学の力に頼ろう と決めた。 続きを読む
なぜ、サボる人ほど成果があがるのか?
2023年11月15日(水)
「仕事が速い人」になる時間術101 著者 理央 周 日本実業出版社 2023年3月10日 1400円 不機嫌な人はコミュニケーションコストが高く、ご機嫌な人は低い コミュニケーションコストとは、情報の伝達・意思疎通にかかる時間や手間のことを指す。同時に、報告・連絡・相談など、ルーティンで必要な情報共有にかかる手間を指す。 不機嫌な人は、周囲の人が話しかけるのをためらうので、報告やアドバイスなどの情報がタイムリーに集まりづらくなってしまう。反対に、ご機嫌な人は、人から話しかけてもらいやすく、情報も集まってきやすくなり、いい提案も生まれやすくなる。 順位や年齢が上がるほど、気を遣われるようになるため、コミュニケーションコストは高くなる傾向がある。 続きを読む
地頭力を鍛える
2009年01月01日(木)
問題解決に活かす「フェルミ推定」 細谷 功著 東洋経済新報社 2007年12月20日発行 1600円 「日本全国に電柱は何本あるか?」 コピペ族が氾濫し、考える能力がますます退化していく現代において、人材確保のために利用している企業の面接問題である。考える手がかりもほとんど無い状況下で、3分以内に答えを出す。結果の正確さではなく、思考のプロセスを試す問題 である。 また、「フェルミ推定」を使って地頭力を鍛えよう。自分なりに答えを出してページをめくり、答えを読むWhy型の好奇心を持ってこの本にチャレンジしていただきたい。 続きを読む
休日のドライブ、輪島
2023年11月04日(土)
3日(金・祝)気持ちよい秋晴れ。輪島まで1時間半のドライブ日和。海と空の青が際立つ。カモメものんびり。寿司処 伸福 にて30分待ち。地物にぎり が美味い。 午後の朝市は閑散。午前中は満員だったそうだ。通り沿いの、八重門漆器が経営母体のKALPA にてバナナシェイクでのんびり。目を楽しませてくれる輪島塗の逸品 の数々、いい仕事している。次は、職人技の器とこだわりのコーヒー、そしてクレープかな。 輪島・和倉・穴水kojima-dental-office.net/blog/20210721-14805#more-14805 続きを読む