2021年05月18日(火)
歯科医師又は歯科衛生士による介護職員への助言・指導を評価した施設が算定できる口腔衛生管理体制加算は、平成21年に新設されて以来、施設入所者全員の口腔ケアの強化に貢献してきた。歯科医師または歯科衛生士が介護施設へ毎月赴き介護職員と顔を合わせて、入所者の口腔ケアや口から食べる支援に関してきめ細やかに議論し、その継続によって連携・コミュニケーションを深めてきた。研修会を開催し、それぞれの共通理解を育み、疑問点を解決してきた。
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2021年05月18日(火)
歯科医師又は歯科衛生士による介護職員への助言・指導を評価した施設が算定できる口腔衛生管理体制加算は、平成21年に新設されて以来、施設入所者全員の口腔ケアの強化に貢献してきた。歯科医師または歯科衛生士が介護施設へ毎月赴き介護職員と顔を合わせて、入所者の口腔ケアや口から食べる支援に関してきめ細やかに議論し、その継続によって連携・コミュニケーションを深めてきた。研修会を開催し、それぞれの共通理解を育み、疑問点を解決してきた。
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2022年02月27日(日)
小林武彦著
講談社現代新書
900円
2021年4月20日発行
遺伝子の変化(変異)が多様性を生み出し、その多様性があるからこそ、死や絶滅(選択)によって生物は進化してこられた。その過程で人類を含む様々な生き物は、様々な死に方を獲得してきた。現在も「細胞や個体の死」が存在し続けるということは、死ぬ個体が選択されてきたということ。「生き物が死ぬこと」も進化が作った。
老化というヒトに特有の現象は、どういう意味があるのか。ヒトの体内にわざわざ細胞を死なせるプログラムを遺伝子レベルでなぜ組み込んだのか。 続きを読む
2021年09月12日(日)
12日(日)晴れ。朝8時から姉夫婦とドライブ。のと里山海道の別所岳サービスエリアにて休憩をはさみ輪島へ。朝市を散策。再び、「手作りの店 すずき」を訪れ、今度は自分たちのヨーグルト用のスプーンを購入。名前も入れてもらう。お昼は、寿司処 伸福にて地物握り。底引きのハタハタとあぶりのカマスが美味い。太刀魚、生鯖、鰺、甘エビ、河豚、梅貝、カワハギ、かに足。岩のりの味噌汁も。
車を走らせ穴水にある能登ワインへ。丘陵地に広がるぶどう畑。心地よい風が気持ちいい。ヨーロッパを旅しているようだ。20分ほど工場見学。東京ドーム6個分もあるという。ここのぶどうからすべてのワインは作られている。いいぶどうを作ることが美味しいワインを作る。 続きを読む
2012年08月08日(水)
国家と企業の戦略を探る
北岡孝義著
PHP新書
2010年8月3日発行
700円
スウェーデンは不思議な国だ。税金の高い国だと言われているのに、国民からの反発の声は少ない。それどころか、国民の幸福感は日本よりもはるかに高い。福祉が行き届けば、国民はやる気を起こしにくいはずなのに、スウェーデンの国民は勤勉であり、労働生産性は日本よりはるかに高い。 続きを読む
2023年07月26日(水)
国が今年10月から始める「適格請求書保存方式(インボイス制度)」では、免税事業者が発行する請求書は消費税の仕入税額控除の要件を満たさなくなる。但し、2026年9月までの3年間は免税事業者からの仕入れにつき仕入税額相当額の80%を控除可能、2029年9月までの3年間は50%控除可能とする経過措置があり、2029年10月からは控除不可となる。
歯科医院で問題となるのは歯科技工所との関係だろう。他にも金属回収業者等がある。保険治療中心の「免税事業者」又は自費診療等が5千万円以下の「簡易課税事業者」の歯科医院は適格請求書=インボイスの収集は不要で、歯科技工所が免税事業者でも問題はない。多くの歯科医院はこれに該当する。 続きを読む
2022年02月11日(金)
堀内都喜子 著
ポプラ新書
2020年1月8日発行
860円
フィンランドは福祉国家で最低限の生活が保障されていることと、性別や年齢にこだわらず、機会が平等、公平に能力を評価する国。たとえ失業中でも住むところがあり、教育の機会が平等にあることで、生まれ育った環境にかかわらず、貧困から抜け出すことも可能だし、自分の実力で勝負することができ、研究者や政治家、医師など望む職業に就くことができる。 続きを読む
2022年05月14日(土)
www.budoo.co.jp/
13日(金)森本のイタリアンカフェぶどうの森 本店にてぶどう棚を眺めながら、のんびりランチ。イタリアンパセリの花がきれい。2022年5月10日、「ぶどうの木」から「ぶどうの森」へ名称変更。小柱と春キャベツの生パスタが美味い。ぶどうジュースも濃厚。食後にSDGs実現の一環として、「もったいないデザート」がサービスされた。ジビエを活用して里山の保全にも貢献している。 続きを読む
2011年11月01日(火)
もう一人の創業者・松下むめの物語
高橋誠之助著
ダイヤモンド社
2011年9月8日発行
20年以上にわたり執事として松下家に関する一切の仕事を担った高橋氏が、松下むめのさんの生涯を描いた一冊。経営のあり方、スタッフとの関係に於いて非常に参考になる。 むめのは、小さい頃から、わからないことはわからないと言い、理解が早く、事の本質をすぐつかんだ。また、相手に尽くす生き方を母こまつに教わった。そして、何事も先ずはきっちりとしたけじめが大切だと考え、松下電器を人間として筋の通る会社へと育てた。 続きを読む
2009年03月17日(火)
教育の現場からの指摘は多方面に相通じるものがある。医療界も「どうやって利益を上げるか」ではなく、「皆のために何をすべきか」である。しかし、経営が多難だったり、営利目的の企業が参入することにより、効率能率が判断基準の上位にランクされる危険性が出てきた。
また、本を参考に、スタッフの「働くモチベーション」を鼓吹し、グレーゾーンのミスをカバーできる「共同的に生きる能力」を育てていきたい。そして、「符丁が通じない相手」に理解できるインフォームドコンセントを努力し、これからますます分野を超えた人々と交流を深めていきたい。 続きを読む
2019年07月18日(木)
18日(木)石川県庁3階 県政記者室にて、「学校歯科健診後調査」に関して記者発表。マスコミ記者と概要内容について質疑応答後、今後の活動についても議論した。歯科健診で要受診とされたにもかかわらず歯科受診に至らない、さらには口腔崩壊にまでになる事例を踏まえて、全ての学校で周知・調査することを希望する。また、なぜそうなってしまうのかの原因を究明し、あらゆる対策を各分野の方々と連携・協力していきたい。すべての児童・生徒の口腔内ひいては全身や心の健康を願う。う蝕により噛めなくなると栄養バランスの偏り(食品多様性の欠如)がみられるようになる。特に、炭水化物(糖質)が過剰になり、タンパク質が低下する。将来、認知症や糖尿病も危惧される。
「よい歯のコンクール」だけではなく、こうした問題にも目を向け、今後も活動していきたい。 続きを読む