TOKYOオリンピック物語
2011年08月04日(木)
野地秩嘉著
小学館
2011年2月12日発行
1800円
著者が1995年から取材を始め、完成までに15年間も要した力作である。
オリンピックを支えた者たちは、真正面からオリンピックに向かい合い、何年もの間、オリンピックだけのことを考えて人生を送った。オリンピックの主役である選手たちより、彼らはオリンピックの本質を理解していた。
彼らが大きな仕事を遂行するため、試行錯誤の上にたどりついたのがマニュアルとシステムを作ることだった。自分たちの体験を仲間に伝え、ミスが起こらないようにしたのがマニュアル化だ。自分の恥だと思って、抱えてきた失敗を他人に進んで公開することで、同じようなミスが起こるのを防いだのである。システムとは自分が知らせたくないことを他人に伝えることから設計が始まる。
今の日本人に足りない、がむしゃらな情熱と変化を恐れない腹のくくり方をこの本から学びたい。 続きを読む
宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術
2023年01月05日(木)
「究極のテレワーク」と困難を突破するコミュニケーション力
著者 野口聡一
世界文化社
2021年12月15日 発行
1400円
2019年末に現れた新型コロナウイルスの脅威は、世界中に広がり、人々の動きを止めた。大切な人が亡くなり、人々の心は分断された。否応なしに、私たちの生活を変えてしまい、長期にわたる在宅活動を強いてきた。ここ数年は耐え忍ぶ時代。
ポスト・コロナという時代を切り開いていくためには、「物理的に離れていても、心理的に孤立しないこと」を意識し、ダイバーシティー(多様性)、インクルージョン(受容性)、そしてレジリエンス(強じん性)が重要。
この本を、故・立花隆先生に捧ぐ 続きを読む
白兀山 2
2023年05月03日(水)
3日(水・祝)晴天。14年ぶりに医王山 白兀山(しらはげやま)へ。狭い曲がりくねった山道をカーブミラーを見ながら車をゆっくり走らせる。対向車よ来ないでくれ。すれ違いは譲り合う。ようやく西尾平の駐車場に到着したが、満車。道路の端に駐めてある車や引き返す車もある。ちょうど運良く1台の車が帰り、駐めることができた。
10時20分登山開始。花をデジカメで撮りながら、鳥のさえずりや熊除けの鈴を聞きながら登っていく。イワウチワ、エンレインソウ、サンカヨウ、キクザキイチリンソウ、ショウジョウバカマ、チゴユリ、スミレサイシンなどなど。 続きを読む
グリエジョー
2015年02月14日(土)
grillerjoe.com/
14日(土)夕方、エコ切符で片町へ。グリエジョーにてディナー。燻すチップや焼きの香りに包まれる空間。それぞれに楽しめる前菜。覚えきれない品数。燻製自慢に納得。オマール海老の香ばしさ、牛タンの深い風味を堪能する幸せ。2008年のシャトー・ボー・シットも美味しい。食欲全開。ホットチョコで一休みしてバス・電車で帰宅。 続きを読む
イタリアの旅
2018年02月16日(金)
2018年2月7日~15日
ミラノ、フィレンツェ、ベネチア、ローマの異なる文化と、民族や権力の征服・没落による塗り替えを体験。絵画、彫刻、教会、建築の素晴らしさ、スケールの大きさに感動。縄文時代の物が残っているだけでなく使われていることに驚く。2000年以上前の歴史的建造物を修復し、使い続ける理念が胸を打つ。便利さを追求し、壊して新しく建て変えない。地下に眠る遺跡を掘り起こすよりも、石畳の上をガタガタ走らせる大渋滞と縦列駐車を選択。路面電車でエコも図りつつ。歩きタバコやポイ捨てが多かった。若い女の子も。
JTBのツアーには、添乗員の他にそれぞれに詳しい現地ガイドが付いていた。ガイドさんはスリにご用心を連発。教会や観光施設には、厳重な手荷物検査と身体検査。リュックを持ち込めない所も。街の要所要所に自動小銃を持った2人一組が警備。 続きを読む
食はイスタンブルにあり
2023年10月20日(金)
君府名物考
著者 鈴木薫
講談社文庫
2020年9月9日発行
1000円
長らく品切れになっていた初版(1995年NTT出版から刊行された本書の原本)を学術文庫として刊行。本書は、イスタンブルの食の世界の文化史というべきもの。副題の「君府」はイスタンブルの漢名。「名物考」は、中国文学史の青木正児先生の名著「中華名物考」をならったもの。
イスタンブル食文化史、食文化論は、本書の初版刊行から四半世紀が経った現在もトルコ本国でも欧米でも見る機会がない。本書のめざすところは、1453年以来、「君府」を帝都としたオスマン帝国の歴史的発展の過程を踏まえながら、帝都イスタンブルの食の世界の展開を垣間見ることにある。トルコの食品の豊かさとトルコ料理の名物珍味の数々を紹介していく。
トルコ大周遊15日間
kojima-dental-office.net/blog/20231207-17636 続きを読む
はづ貴
2023年10月17日(火)
haduki.club/
17日(火)内灘の隠れ家「はづ貴」でランチ。ヒレカツ・コロッケカレー&手作りおはぎ。美味い、のんびり。 続きを読む
称名滝
2018年11月04日(日)
www.info-toyama.com/s/spot/31003/
4日(日)予報は裏切られ、前日の快晴とは打って変わって朝から曇りがち。それでも予定通りにドライブ、途中、フロントガラスに小雨。ナビ通りに富山インターを降りて、右に左に曲がりくねって、車を走らせ1時間半、富山県立山町称名滝へ。ほぼ満車のため、一番下の駐車場に。連休とあって大勢の人々。滝まで30分ほどハイキング。落差350mの迫力と水しぶきのマイナスイオンが登り切ったご褒美。写真ではとらえられない、目に映る黄葉・紅葉の美しさは脳が錯覚させているのか。 続きを読む
小泉純一郎氏講演会
2019年09月28日(土)
「日本の歩むべき道」
28日(土)金沢医療技術専門学校講堂にて開催される。千名を超える参加者。田中健二理事長が、小泉氏との縁を話す。看護学校開設時と定員増申請時に所管大臣だったことを明かす。馳浩衆議院議員が、原発0の話を自民党として拝聴すると挨拶。
ICRP・原発事故後の放射線被曝防護基準見直しに対するパブコメが掲載される
kojima-dental-office.net/blog/20190911-12746#more-12746 続きを読む
励もう会in奈良
2023年09月25日(月)
2023.9.21.~24.
大学時代の友人が集う年1回の夫婦同伴旅行会が今年は奈良。幹事河野君の緻密な下調べと素晴らしい計画。法隆寺をボランティアガイドによる解説付きで見て回った、阿部文字院では僧侶の解説付きで文殊菩薩をお参りし、祈祷してもらう、長谷寺でも国宝本堂の中を特別拝観し、十一面観世音菩薩さまのお御足に直接触れてお参り、そして「奈良ホテル時間」を過ごした。何よりみんな元気で会うことができた。
ちょっとその前に、京都に立ち寄る。
奈良と飛鳥の旅 2014年10月11~13日
kojima-dental-office.net/blog/20141013-5384#more-5384
大学時代の奈良の旅 1974年11月03日(日)
kojima-dental-office.net/blog/19741103-3008#more-3008
大学時代の京都の旅 1971年10月31日(日)
kojima-dental-office.net/blog/19711031-2862#more-2862 続きを読む