Facebook 名誉院長ブログ

義歯の人工歯がすり減ると体調が悪くなることもある

1995年12月25日(月)


患者  61才女性
初診  平成元年7月11日
主訴  新しい義歯を作って欲しい
   付き添われて来院
       胸が締め付けられ不安
       目がいつもしょぼしょぼする
       両側の肩こり
   硬いものを食べると顎がだるくなり、肩こりがひどくなるような気がする
   舌を上下入れ歯の間に挟むと、咬筋部が楽になるように思う
現病歴 20年前に上下総義歯になった
    12年前に胸が締め付けられるようになり、3ヶ月高松内科へ入院
            (急性肝炎?自律神経失調症?)
    その後、家に引きこもり、外出できなくなった
現症
 顎関節
      雑音、痛みなし
 局所所見
  最大開口量 34mmであり、開口時左へ偏位する
    筋電図所見
   咬合時よりもコットンロールを噛ませた方が咬筋と側頭筋のバランスがよい。
      安静空隙が広い(3.8mm)
   マイオモニターをかけると筋の安静が得られる
    口腔内 義歯はかなり咬耗している
H1.7.11.E H1.7.11.A H1.7.11.D

診断   顎関節症
治療方針
  使用中の義歯に即時重合レジンを添加して咬合高径を挙げて経過観察する
  経過が良くなれば新しい義歯を作る
経過
1989年
7/11  問診
7/12  検査
      マイオモニターをかけると、肩こりが非常に楽になった
              左、右、後の順に強く感じる
7/13  マイオモニターをかけると、目の周りがスッキリした
                                      噛みやすくなった
       左、右、後が同じ強さに感じる
7/14  使用中の義歯に即時重合レジンを添加して咬合高径を挙げる
H1.7.14.E H1.7.17.A H1.7.14.D

7/17  一人で歩いて来院
            肩こりが楽になった
            目がしょぼしょぼしなくなった
7/19  目がしょぼしょぼする
              (昨日久し振りに畑仕事をする)
      マイオモニターをかけると良くなった
7/21  肩が楽になり、湿布薬(パテックス)が要らなくなった
7/22  義歯印象
7/31  上下総義歯装着
H1.8.3.D H1.8.3.A H1.8.3.E

8/3   調子がよい
8/19  目がしょぼしょぼしなくなる
      肩こりがなくなり楽になる
1995年
12/25 下顎義歯破折

顎関節症・咬合治療の最新記事