治療のあれこれ
2003年07月30日(水)
昭和28年生まれの女性患者です。平成5年に胃カメラの検査を受けたときに、耳の後ろがかゆくなり、その直後から全身に蕁麻疹がでて、お腹が痛くなり、吐き気が3回ほどあり、悪寒戦慄があり、胃腸科でいろいろ処置後、中央病院で様子を見て軽快しました。原因は分かりませんでした。次の朝には蕁麻疹は治っていました。 続きを読む
2009年04月09日(木)
最近小児用バファリンなどの抗凝固剤を中止せずに抜歯することが増えてきている。歯肉のダメージをできるだけ少なくなるように抜歯したり、縫合をしっかりするなど注意をしている。しかし、薬剤の違いや投与量、抜歯難易度、抜歯対象歯周囲歯肉の状態などについて今後検討すべきと思う。
抜歯のときに休薬する医師、歯科医師もいるが、INR2.5未満であれば内服を継続したまま抜歯は可能である。また出血しても目に見える場所なので、とにかく圧迫していれば必ず止まる。 続きを読む
1977年11月25日(金)
19歳男性
昭和52年11月25日
合成ペニシリンによる薬疹 続きを読む
1988年01月08日(金)
患者 30歳男性
初診 1988年1月8日
主訴 血が止まらない
既往歴 高血圧
現症 右下8番部から異常出血
経過
1/8 ボスミンガーゼで圧迫止血しながら県立中央病院へ
血友病の疑いで血液内科へ紹介
第VIII因子が40%(正常値60~150) 続きを読む
2008年08月16日(土)
1.止血のためのガーゼ
ガーゼをしっかり咬んで帰ってもらいますが、20分ほどで血が止まりますから捨てて下さい。傷口が大きい場合や出血が予想される場合には、しっかりと傷口を縫合してあります。 続きを読む
2008年08月02日(土)
急に口が開かなくなったら、できるだけ早くに歯科医院へ行こう。遅くなるほど治りにくく、治療期間も長く、治る可能性も低くなる。口の開く量も制限されたり、痛みなどの後遺症も残りやすい。
先ず原因が何かを調べる。顎関節、咀嚼筋、歯およびそれらの支配神経のどこに原因があるのか。できるだけ侵襲が少なく、リスクの少ない治療方法から順に選択する。
原因が分かり可能であれば、その日の内に徒手にて開けられるようにする(徒手的顎関節受動術は保険未収載だったが、2020年4月1日より保険適応となる)。そして顎関節の安静を保つためのスプリントを装着する。
顎関節症の最新の考え方と治療法
kojima-dental-office.net/20190929-4664 続きを読む
2019年10月04日(金)
顎関節症 Ⅲ型a
症例
患者 46才女性
初診 2019年7月26日
主訴 口が開きづらい
現病歴 3年ほど前より口が開きづらくなり、近くの歯科医院で診察を受け、スプリント(ハードタイプ)を作ってもらう。夜に装着していたが、あまり変化なく中断する。口を開けると痛みがあり、カクッと音がしないと大きく開けられなくなる。このまま口が開かなくなるのではないかと不安になり来院する。
*円板がずれているよりも、動かないことの方が問題 続きを読む
2017年01月17日(火)
出るだけ早い時期に異常に気づき、原因を探します。できるだけ侵襲が少なく、短期間で済む処置を考え、またその時でないと回復できないことや、後からでもできることをお話しして、一番良い時期を選択します。 続きを読む
2011年10月16日(日)
講 師: 野田 忠 氏 新潟大学名誉教授 新潟リハビリテーション大学学長
と き: 2011年10月16日(日)午前10:00~12:00
ところ: 金沢都ホテル 7階 鳳凰の間
対 象: 会員、会員医療機関のスタッフ(定員50人)
主 催: 石川県保険医協会歯科部 続きを読む
2008年10月26日(日)
症例1
患者 8才女性
初診 昭和56年8月4日
主訴 上の前歯が内側に出てきました 続きを読む