家族と歯肉
2010年01月22日(金)
兄 妹 続きを読む
2009年10月15日(木)
両親が重度の歯周炎のときは、子どもたちに感染している可能性が高いと考え、15,6才までに歯周検査と赤染めを勧めている。軽度なうちに発見し、早期にリスクを自覚し、悪くならないようにプラークコントロールなどを習慣化する。時期が少し遅れると進行した歯周病となることもある。子息の歯周炎も参考に。歯間部歯肉を自然な形に kojima-dental-office.net/20090513-301 続きを読む
2010年11月07日(日)
夫婦の歯肉の状態を見てみると、病的な歯肉形態がよく似ていたり、意欲によって改善状態が変化したりすることが分かる。妻は早期に歯周炎に罹患していたが、食生活の改善やプラークコントロールの定着、定期健診の継続により15年後も口腔機能に支障なくすべての歯牙が働いている。しかし、夫は初診当初軽度の歯周炎だったが、徐々に進行している。 続きを読む
2000年12月04日(月)
歯肉にみられる良性の限局性腫瘤。主因は口腔内の清掃不良であるが、卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどの内分泌異常も影響している。出産後に自然消滅するケースが多い。
患者 33才女性
初診 昭和61年9月1日
主訴 歯肉が腫れてきた、出血が恐い
現症 左上4・5の歯間部口蓋側歯肉に有茎性腫瘤
口蓋側に縁下歯石が多い
妊娠中 続きを読む
2010年01月28日(木)
思春期の歯肉炎の特徴は、歯間乳頭が球状に肥大することである。主因は口腔内の清掃不良であるが、エストロゲンとプロゲステロンの性ホルモンも影響している。Prevotella intermedia( Bacteroides intermediaと呼ばれていた)はエストロゲンやエストラジオールによって発育が促進される。女性ホルモン分泌の活発な思春期や妊娠時には歯肉浸出液にも混入し、この菌が歯周局所に爆発的に増えてくるために、プラーク量に比べて腫脹が顕著になるように思える。
また、スポーツ飲料や軟性食品摂取、夜食などの食生活と部活や受験などの生活環境にも踏み込んだカウンセリングも必要である。 続きを読む