萌出障害・過剰歯・先天性欠如
2017年01月17日(火)
出るだけ早い時期に異常に気づき、原因を探します。できるだけ侵襲が少なく、短期間で済む処置を考え、またその時でないと回復できないことや、後からでもできることをお話しして、一番良い時期を選択します。 続きを読む
2011年10月16日(日)
講 師: 野田 忠 氏 新潟大学名誉教授 新潟リハビリテーション大学学長
と き: 2011年10月16日(日)午前10:00~12:00
ところ: 金沢都ホテル 7階 鳳凰の間
対 象: 会員、会員医療機関のスタッフ(定員50人)
主 催: 石川県保険医協会歯科部 続きを読む
2008年10月26日(日)
症例1
患者 8才女性
初診 昭和56年8月4日
主訴 上の前歯が内側に出てきました 続きを読む
2019年02月21日(木)
下顎頬側に球形の骨膨隆が認められた。そして、X線写真にて埋伏歯が存在していた。境界明瞭な透過像は確認できなかったが、薄ぼんやりした球形の陰影が認められた。それで、県立中央病院口腔外科へ紹介する。濾胞性歯嚢胞(Follicular Cyst)と診断され、明らかに萌出障害の原因だった嚢胞の開窓術を施行してもらう。当院にて繰り返しガーゼ交換を行い、埋伏歯を正常な位置へと咬合誘導していく。
含歯性歯嚢胞とは、従来、濾胞性歯嚢胞と呼ばれているもののうち、埋伏歯が存在するもの。エナメル上皮腫との鑑別が大切。 続きを読む
2010年12月15日(水)
学校歯科検診に行くと、小学2,3年生でも上顎6番が萌出していない児童を時々見かける。歯科医院で精査すると、乳歯Eの遠心に食い込んで萌出できない時と7番歯胚形成がない場合がある。前者の場合は、歯肉弁切除と6番遠心移動の工夫をすれば萌出が促される。 続きを読む
2023年06月27日(火)
局所的な現症だけにとらわれずに、広い視野を持って診察し、しっかりと診断をする。先天性欠如や乳歯残存がもたらす影響について、患者さんに正確に事実を伝え、必要な処置を提案し、同意を得て適切な時期に実施する。併せて、食生活の改善指導と口腔機能向上の訓練も行う。
萌出障害の咬合誘導
kojima-dental-office.net/20111016-2447#more-2447 続きを読む
2008年10月29日(水)
患者 13歳女性
初診 1990年6月15日
主訴 変なところから歯が出てきました 続きを読む
2019年02月22日(金)
好発部位は上顎前歯部。当院では口蓋正中部付近に多く、上顎臼歯部頬側にも見られた。形はほとんど円錐形。歯列不正の原因歯となっている場合には、早期に抜歯する。
X線撮影時に偶然、埋伏過剰歯が見つかることもある。無症状で順生(歯が口の中に出てくる方向を向いている)の場合は経過観察。逆生(口から反対の方向を向いて逆さに生えている)のうち徐々に鼻側に歯が移動し処置が困難になりそうな症例では早期に抜歯を検討する。 続きを読む
2010年03月02日(火)
生え替わる時期(明らかな左右差や萌出順番相違も参考に)に乳歯が抜けても永久歯が萌出してこない時には、レントゲン撮影による確認が必要です。生まれながら歯の数が足りない「先天性欠如」と歯はあるけれども歯が生えてこない「埋伏歯」があります。 続きを読む