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歯周治療について

糖尿病と歯肉を考える

2012年06月15日(金)

%e7%9f%b3%e6%ad%af%e5%ad%a6%e5%a0%b1%e4%ba%8c%e5%8f%b7石歯学報二号に執筆する。
はじめに
 開業して30数年を迎える。開業当初、患者に追われる日々が続いた。そんな中でも、カルテはナンバ-リングし、ファイリングして、口腔内写真、模型、レントゲンフィルムなどの記録を残し、整理保存し、いつでも取り出せるようにしていた。そして、それらの資料を基に、毎日自分なりに反省し、よりよい処置を目指していた。この基本的姿勢は故玉井先生の許で学んだ一年間で身に付いたように思う。
 歯周病のアプロ-チには記録作りが大切である。多くの患者さんを観察する中で、糖尿病患者さんに特徴的な歯肉が多く見られることに気づいたので、健康な人や腎疾患の患者さんと比較して報告する。 続きを読む

喫煙と口の中の変化

2008年09月27日(土)

  たばこを吸っていると、口の中に次の変化が見られる
      1.歯牙の着色  
      2.頬側歯肉のメラニン沈着    
      3.口蓋や頬粘膜の白斑  
      4.重度の歯周炎 歯肉の線維化、炎症反応低下     
      5.舌の影響  白板症 舌苔量の増加と黄色味 続きを読む

咬合面に歯石

2011年09月15日(木)

咬合面に歯石 歯石は、耳下腺開口部付近の上顎臼歯の頬側部と顎下腺や舌下腺開口部の対面にある下顎切歯の舌側に多く見られる。しかし、臼歯部咬合面に見られることはほとんどない。たまに、対合歯がない場合や寝たきりで口から食べていない方に、歯を覆い尽くし咬合面にまで及ぶことはある。今回、右側上下臼歯部咬合面裂溝に歯石が見られたので、成因を考えてみたい。 続きを読む

親子の歯周炎

2009年10月15日(木)

親子の歯周炎1 両親が重度の歯周炎のときは、子どもたちに感染している可能性が高いと考え、15,6才までに歯周検査と赤染めを勧めている。軽度なうちに発見し、早期にリスクを自覚し、悪くならないようにプラークコントロールなどを習慣化する。時期が少し遅れると進行した歯周病となることもある。子息の歯周炎も参考に。歯間部歯肉を自然な形に    kojima-dental-office.net/20090513-301 続きを読む

夫婦の歯周炎

2010年11月07日(日)

 夫婦の歯周炎001 夫婦の歯肉の状態を見てみると、病的な歯肉形態がよく似ていたり、意欲によって改善状態が変化したりすることが分かる。妻は早期に歯周炎に罹患していたが、食生活の改善やプラークコントロールの定着、定期健診の継続により15年後も口腔機能に支障なくすべての歯牙が働いている。しかし、夫は初診当初軽度の歯周炎だったが、徐々に進行している。 続きを読む

妊娠性エプーリス

2000年12月04日(月)

61.9.1.F 歯肉にみられる良性の限局性腫瘤。主因は口腔内の清掃不良であるが、卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどの内分泌異常も影響している。出産後に自然消滅するケースが多い。

患者 33才女性
初診 昭和61年9月1日
主訴 歯肉が腫れてきた、出血が恐い
現症 左上4・5の歯間部口蓋側歯肉に有茎性腫瘤
   口蓋側に縁下歯石が多い
   妊娠中 続きを読む

思春期の歯肉炎

2010年01月28日(木)

思春期の歯肉炎1 思春期の歯肉炎の特徴は、歯間乳頭が球状に肥大することである。主因は口腔内の清掃不良であるが、エストロゲンとプロゲステロンの性ホルモンも影響している。Prevotella intermedia( Bacteroides intermediaと呼ばれていた)はエストロゲンやエストラジオールによって発育が促進される。女性ホルモン分泌の活発な思春期や妊娠時には歯肉浸出液にも混入し、この菌が歯周局所に爆発的に増えてくるために、プラーク量に比べて腫脹が顕著になるように思える。
 また、スポーツ飲料や軟性食品摂取、夜食などの食生活と部活や受験などの生活環境にも踏み込んだカウンセリングも必要である。 続きを読む

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