歯周炎による歯間離開を改善
2008年12月23日(火)
参考に
歯周炎による上顎前歯の唇側傾斜
kojima-dental-office.net/19890603-3380#more-3380
患者 50歳 女性
初診 1992年3月28日
主訴 右側上顎1番の唇側転位
現症 右側上顎1番と2番に歯間離開
上顎前歯口蓋側歯肉が発赤腫脹(唇側は綺麗)
上顎前歯口蓋側歯根露出、歯石
上顎の歯列弓が小さく交叉咬合
左顎関節が小さい
診断 成人性歯周炎
治療計画
プラークコントロールの定着
上顎のフラップ手術
床矯正
定期検診
経過
平成4年
3/28 口腔内の現状、原因、今後についてお話しする
適応検査 上顎前歯口蓋側プロービング値が深い
パノラマX線所見 上顎前歯と両側7番に骨吸収
3/31 染め出しによるブラッシング指導
プラークチャート 44%
ブラッシング指導とスケーリング
12/3 歯間離開かなり良くなる
平成5年
2/25 右上1番抜髄
4/6 1年後
右上1番補綴
定期検診
平成12年
9/21 8年後
患者 43歳 女性
初診 1985年5月13日
主訴 上顎両側1番の動揺
現症 上顎前歯の唇側傾斜と歯間離開
歯肉腫脹と排膿
診断 成人性歯周炎
経過 歯周検査、歯ブラシなどの練習、スケーリングを行い、
2ヶ月後より床矯正を始め、3ヶ月後に左上1番を抜歯する。
5ヶ月後に上顎前歯にブリッジを装着する。
その後5年間ブラッシング指導とクリーリングを続ける。
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