のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

本の世界

考え方

決断力

2008年11月02日(日)

羽生善治
角川書店
2005年7月10日発行
686円
 最先端プロ棋士のきびしい世界から“自分の頭で考える”ことの大切さを改めて学んだ。好きなこと、興味を持てること、打ち込めるものを見つけられることが、いつまでも第一線で生きていくコツではないかと思う。どの世界においても、進歩している。今はこれがいいという勉強法でも、時間とともに通じなくなる。変えていかなければならない。
  これからは、「忘れれば、脳のその部分に空いたスペースができる。そこから新しい発想が生まれるのではないか、むしろ忘れることはいい傾向ではないか」と考えていきたい。 続きを読む

AIに心は宿るのか

2018年03月10日(土)

img005松原仁 著
集英社
2018年2月12日発行
700円
 AIは、すべてが個別の“既知”の状況に対応する知能。
 人間が持つ知能の本質は、未知の状況に直面した際に、生き延びるために身につけてきた適応能力。「何となく」による意思決定が、人間とAIの知能を分かつ、ひとつの大きな特徴。人間はある程度のミスをすることを容認し、この世界の莫大な情報を部分的に取り込んで処理し、大部分の場合に“なんとなくうまくいく”解を出すことができる。ミスを犯し得るという代償を支払って、知能の柔軟性を獲得している。 続きを読む

見通す力

2010年05月12日(水)

池上彰著
NHK出版 生活人新書
2009年10月10日発行
740円
 予期せぬことが目まぐるしく起きる現代において、少しでも先が読めるようになるために、どうすればよいのでしょうか。日頃から何を心がけ、何に気をつければよいかをジャーナリストの視点で書かれています。どんな環境であれ非常に参考になる考え方です。自分の世界にアレンジして、見通す力を発揮していただきたいです。 続きを読む

適応力 新時代を生き抜く術

2021年06月27日(日)

www.youtube.com/watch?v=KfBDnOCa1tA
出口治明著
2021年3月31日発行
主婦の友社
1400円
 各界の権威が英知のすべてを注ぐ特別授業「最後の講義」(NHK)。今回は、知的最前線に立つスペシャリストが人生最後の覚悟で珠玉のメッセージを贈る。リアルとオンラインのハイブリッド、完全版。
 「人・本・旅」から学ぶ。人から学ぼうと思ったら好き嫌いは捨てて、まず「イエス」という気持ちで会ってみる。高坂正堯先生の教え。「古典を読んで分からなければ、自分がアホやと思いなさい。現代の本を読んで分からなければ、書いた人がアホやと思いなさい。そんなものは読むだけ時間の無駄。」古典では「花」といえば、平安時代以降は桜を指すが、奈良時代には梅や萩。 続きを読む

月刊朝礼が本気で考えた朝礼ネタ

2020年02月09日(日)

月刊朝礼が本気で考えた朝礼ネタ「月刊朝礼」編集部
サンマーク出版
2019年10月10日発行
1200円
 1分スピーチで職場が活性化。渾身の105選。ふーんと感心する、なるほど思うネタ勢揃い。毎日の朝礼だけで「スピーチ力、コミュニケーション力、教養」が身につく。言いたいことをまとめ、印象に残るように話すことこそがスピーチ力。朝礼は各自の考え方・価値観を共有する時間。そこから会話が増え、コミュニケーション力まで向上する。興味のある話をメモし、後から詳しく調べることで、自分の知識となる。 続きを読む

人口減少危機論のウソ

2018年12月13日(木)

img116未来年表
著者  高橋洋一
 大蔵省(現・財務省)にて「ふるさと納税」や「ねんきん定期便」を提案
扶桑社
2018年11月1日発行
800円
 都市に住む官僚やマクロ経済から見れば、人口が減少しても何も問題はない。しかし、過疎に悩む地域やミクロ経済には深刻な問題。4万年前、子供の少ないネアンデルタール人が絶滅し、たくさん子供を産めたホモ・サピエンスは生き残った。
 絶滅の人類史
kojima-dental-office.net/blog/20181110-10692#more-10692 続きを読む

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