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筋膜リリース

2017年10月05日(木)


001講師 みひらRクリニック 院長 三平 伸一氏
       同院 理学療法士 吉田 和彦氏
 今話題の「筋膜リリース」。エコー観察下の「痛みの見える化」と、合理的な局所注射が、痛み治療のパラダイムシフトをもたらすとさえ言われています。今回は、みひらRクリニック院長・三平 伸一先生に臨床現場での実践と、同院理学療法士によるリハビリテーションでの筋膜リリースについてお話しいただきます。

第45回 よろず勉強会
とき 2017年10月5日(木)午後7時15分~午後8時45分
ところ 近江町交流プラザ4階「第1研修室」※駐車場は近江町駐車場へ(無料)
対象  保険医協会会員(参加は無料、定員は先着30人とさせていただきます)
申込み 10月2日までFAXでお申し込みください
          (講師の先生への質問がある場合は、9月28日まで)
主催 石川県保険医協会/学術・保険部
電 話;076(222)5373 / FAX;076(231)5156

講演会メモ
 超満員、40人以上、後部は机を外し椅子席に。
A.筋膜リリースについて ーその概念と実際  三平 伸一氏
 1.疼痛原因器官への注射→トリガーポイントへの注射
   ①疼痛原因器官への注射
    ・椎間間接ブロック、仙骨硬膜外ブロック、椎間板内注射、神経根ブロック
      痛みは取れるが、施術中の痛みとリスクが大きい
   ②対症療法と思っていたが、転機は「THE整形内科」という本と筋膜リリース
www.nanzando.com/books/20501.php
   ③トリガーポイントとは
    ・鍼灸で使われるツボ
    ・索状硬結として触れ圧痛あり
    ・圧迫にて関連痛あり 主訴となるところが痛くなる
    ・圧迫にて症状が再現する
   ④トリガーポイントの誤解
     筋硬結という考え→過敏化した侵害受容器
 2.神経症状を伴わない急性腰痛のほとんどが筋膜性疼痛
   ①痛みとして感じるのは筋肉ではなく筋膜
   ②腰痛部位 
    ・腰筋膜の腸骨稜付近部
        ・多裂筋の内外膜
        ・中殿筋
      ③発症部位の見分け方
    問診
    ・立位と座位の痛みの強さ
      立位→中殿筋  座位→起立筋
    ・深部と表面の痛み
      深部→重い感じ  表面→突っ張る感じ
    理学的検査
    ・前屈、後屈、回旋での痛みの強弱
    ・触診 一番強い圧痛点で判断
    ・エコー 圧痛点深部の筋膜肥厚を確認 
 3.エコー下筋膜リリースの実際
    ・筋膜が肥厚している部位に注射にて生食10cc注入
            →直後に痛みがなくなる
      *針先を見ることが重要→エコー技術が大切
    ・筋膜と筋肉の間を拡げる

B.筋膜リリース    理学療法士 吉田 和彦氏
  注射が恐い人などに
 日本疼痛リハビリテーション協会
理学療法士リハビリ研修会.com/
 1.筋膜
   ①筋膜はネットワークを形成して全身を覆う
         ②筋収縮の際に滑走を助ける
 2.筋膜の機能異常
        ①筋膜滑走阻害
        ②筋膜変性の原因  形態記憶性
    ・外傷、廃用、循環不全による運動不足
          ・反復運動
          ・長時間にわたる不良姿勢
   ③トリガーポイント
    ・筋膜の短縮が連結する部位に拡張を引き起こし新たな機能障害を誘発する
      (つながっているので、どこかが短くなればどこかが引き延ばされる)
 3.筋膜リリースの目的
    ・筋膜同士の滑走性を取り戻す
          ・筋膜の伸縮性と弾力性を取り戻す
 4.疼痛治療(デモ)
   ①筋膜のつながり→前屈、後屈、回旋での痛みの強弱
    ・下肢のラテラルライン
      仙腸関節 大殿筋 腸脛靱帯・外転筋(中殿筋) 腓骨筋
                           大腿筋膜張筋
    ・何カ所かの痛みのある筋膜がわかる
   ②原因菌の評価→その中から原因筋を探す
          ・疼痛誘発動作
      痛みのある筋膜を押圧して痛い動作を行い、痛みのでない部位を探す
   ③治療
    ・原因筋がリラックスできる姿勢
    ・原因筋を緩める  筋膜のつながりを意識して緩む方向に
      闇雲にあらゆる方向から揉むわけではない

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