カロリー制限が生活習慣病や老化を防ぐ
2015年03月28日(土)
メタボリックヘルスの達成に今出来ること!!
~カロリー制限とSIRT1を中心に~
講師 古家 大祐 教授
金沢医科大学 糖尿病・内分泌内科学
日時 平成27年3月28日(土)午後6時30分から
場所 ホテル日航金沢
主催 河北歯科医師会
メモ
カロリー制限がSIRT1を働かせ、ミトコンドリアを元気にし、生活習慣病や老化を防ぐ。
jbpress.ismedia.jp/articles/-/42420?page=2
1.健康寿命
自立して健康に生きられる期間
つまりメタボリックヘルスを維持できていること
生活習慣病や老化を防ぐと健康寿命が延びる
2.メタボリックヘルス維持法
カロリー制限(栄養不良のない)→サーチュイン遺伝子 Sirt1
適度な運動習慣
3.カロリー制限には寿命の延長効果があり、加齢関連疾患が発症しにくくなる
アカゲザルへのカロリー制限(30%の制限)を20年間行った研究
2009年にアメリカ国立老化研究所(NIA)とウィスコンシン大学(WNPRC)
4.SIRT1がカロリー制限による寿命の延長効果に必要
2000年にガランテ博士が酵母で実証
5.SIRT1の効果
元気なミトコンドリアを増やす
異常なタンパク質や古いミトコンドリアを除去する
6.SIRT1をオンにするカロリー制限
75%に制限(20~64歳の働く現役世代)
男性 2400kcal → 1800kcal
女性 2000kcal → 1500kcal
7.カロリー制限をうまく続けるために
空腹感の時(特に夜)にSIRT1が働く
夕飯をなるべく早めに→朝食までの絶食時間が長くなる
長寿遺伝子Sirt1 について
www.jpn-geriat-soc.or.jp/publications/other/pdf/perspective_geriatrics_47_1_11.pdf#search='sirt1‘
- カテゴリー: 歯科に必要な一般医学