マイナ保険証の罠
2023年09月07日(木)
荻原博子著
文春新書
2023年8月20日発行
850円
7年前にスタートした「マイナンバーカード」は、「どうすればみんなの生活が便利になるか」という視点よりも、「普及ありき」で突き進み医療関係者や介護関係者が悲鳴をあげているにもかかわらず、立ち止まって検証するという「現場応変」さがない。岸田内閣は、国民の命や健康よりDXを進める方が重要だと考えている。政府の「健康保険証廃止」という暴挙を止めるための一助となることを心から願う。
健康保険証の廃止 2023年09月08日
kojima-dental-office.net/blog/20230908-17381#more-17381
健康保険証廃止の中止等を求める意見書
kojima-dental-office.net/20230804-7144
保険証廃止法案の成立に抗議し、保険証で安心して受診できる国民皆保険の存続を強く求める
kojima-dental-office.net/20230704-7041 続きを読む
「男女格差後進国」の衝撃
2022年06月11日(土)
無意識のジェンダー・バイアスを克服する
治部れんげ 著
小学館新書
2020年10月6日発行
800円
他人の過ちを指摘するのは簡単だが、自分自身が持っているジェンダーに基づく決めつけ、思いこみに気づき、直していくことは難しい。年を取るにつれて「それは違う」とストレートに指摘してくれる人は減っていく。家族、親戚、友人から「間違いを指摘してもらえる状態」を作ることが、バイアスを除く一番良い方法だと思う。
ジェンダーについて「知る」ことから初めて、周囲の人と話をして考えを深める。世界に広がる「ジェンダー」に基づく「らしさの決めつけ」や格差を解消するための試みを知ると、日本の当たり前を見直し、個人が望む社会を作る参考にもなる。 続きを読む
トラットリア インフィニート
2013年12月10日(火)
tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17006709/
10日(火)診療後、トラットリア インフィニートにてスタッフとの食事会。数々の手の込んだイタリアンに舌鼓。「これは何だろう」「これ美味しい」などなど、会話が弾む。また、日頃のたわいないことを楽しく、和やかに語り合う。幸せな、豊かな時を過ごす。 続きを読む
定年、引退、退職後
2023年03月18日(土)
人生80年
第1時代 育てられた25年
第2時代 働き、社会貢献した40年
第3時代 自分を大切にする15年
定年、引退、退職後には、4つの選択肢がある。仕事、趣味、ボランテイア、そして「何もしない」。
しばらくゆっくりしたい、色んなことを自由に楽しみたいと思う。それでも、何か定まった時間、月日や曜日、季節があり、それと一つにこだわらず、いくつかあった方が良い。 続きを読む
スマホ脳
2022年02月01日(火)
www.shinchosha.co.jp/book/610882/
著者 アンデシュ・ハンセン
訳 久山葉子
新潮新書
2020年11月20日発行
980円
人間の脳はデジタル社会に適応していない。現在、大人は1日4時間をスマホに費やしている。10代の若者なら4~5時間。この10年に起きた行動様式の変化は、人類史上最速。脳にしてみれば未知の世界。
ここ数十年で、よい暮らしができるようになったのにむしろ不健康になっている。この矛盾を理解しようとする過程で「スマホ脳」が生まれた。人間の基本設定を理解し、デジタル社会から受ける影響を認識しなくてはならない。心の健康に、睡眠や集中力に、子どもや若者に、学校教育にどんな影響があるのか突きとめるために、科学の力に頼ろうと決めた。 続きを読む
休業保障募集前研修会
2020年03月28日(土)
27日(金)ポルテ金沢にある大樹生命金沢支社にて石川県保険医協会による営業職向けの休業保障募集前研修会。募集にあたる現場の人たちに「休業保障共済保険は、医師・歯科医師にとって安心感そのもの、素晴らしい制度」を実感してもらい、また、日頃の協力に感謝を伝える。詳細は事務局が説明。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、各営業所はWebでの参加となる。機器の接続や連携など、初体験のことばかりで戸惑いも多かった。 続きを読む
未来院請求後の一部負担金
2016年11月15日(火)
歯冠修復物及び欠損補綴物を製作後、患者さんが理由なく来院しなくなった場合や患者さんの意思により治療を中止した場合に、装着予定日から起算して1月以上経過した時点で、歯科医院は保険者にその製作物の費用を未来院請求することができる。この製作物の保管期間は製作日から1年間となっている。 続きを読む
畑2019
2020年02月22日(土)
冬に大根と葱が畑にあるといいもんだ。毎朝大根下ろしと納豆に刻んだ葱。2月、3月に旅行に出かけていたので、畑の始動は3月半ばから。今年一番はエシャロット。4月から1ヶ月ほど毎朝収穫して、食卓へ。シャキシャキとした食感とさっぱり感がたまらなかった。そしてコリンキー。カボチャの種類だけど生で食べられ、漬け物がさらに美味しい。、夏野菜は順調だった。生産者の強みは、新鮮な食材を欲しいなと思った時に、あっ足りないなと思いついた時、必要なだけ採りに行ける、調理もできること。 続きを読む
マンガで悟る 日本の仏教&開祖たち
2006年01月23日(月)
多田一夫+拓人社
双葉社
2005年12月20日発行
1300円
徳川幕府は、仏教界と庶民を管理するために、すべての人をいずれかのお寺の檀家として登録させる寺請制度(檀家制度)を定めました。これにより仏教界は厳しい修行や布教の必要がなくなりました。医療界も規則や制度に振り回されることなく、人の心を見失わないように、七大宗派開祖の教えに触れてみてください。 続きを読む
国際法
2021年04月03日(土)
大沼保昭著
2018年12月10日発行
ちくま新書
1100円
国際法の大家が、病床で書き上げた渾身の遺稿
幕末以来日本にとって重要な出来事にほぼ例外なく国際法が関わっている。先人たちは条約改正、日清・日露戦争、サンフランシスコ条約による講話と独立の回復など、こうした重大事に直面して必死に国際法を学び活用してそうした重大事を乗り切ってきた。これに反して国際法を軽視し、その活用を怠った第2次世界大戦では日本は、約7000万の人口のうち300万以上の犠牲者を出し、国家滅亡の危機に瀕した。 続きを読む