のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

  • 箱根
  • 蔦沼
  • スライド1

生物はなぜ死ぬのか

2022年02月27日(日)

小林武彦著
講談社現代新書
900円
2021年4月20日発行
 遺伝子の変化(変異)が多様性を生み出し、その多様性があるからこそ、死や絶滅(選択)によって生物は進化してこられた。その過程で人類を含む様々な生き物は、様々な死に方を獲得してきた。現在も「細胞や個体の死」が存在し続けるということは、死ぬ個体が選択されてきたということ。「生き物が死ぬこと」も進化が作った。
 老化というヒトに特有の現象は、どういう意味があるのか。ヒトの体内にわざわざ細胞を死なせるプログラムを遺伝子レベルでなぜ組み込んだのか。 続きを読む

能登ワイン

2021年09月12日(日)

 12日(日)晴れ。朝8時から姉夫婦とドライブ。のと里山海道の別所岳サービスエリアにて休憩をはさみ輪島へ。朝市を散策。再び、「手作りの店 すずき」を訪れ、今度は自分たちのヨーグルト用のスプーンを購入。名前も入れてもらう。お昼は、寿司処 伸福にて地物握り。底引きのハタハタとあぶりのカマスが美味い。太刀魚、生鯖、鰺、甘エビ、河豚、梅貝、カワハギ、かに足。岩のりの味噌汁も。
 車を走らせ穴水にある能登ワインへ。丘陵地に広がるぶどう畑。心地よい風が気持ちいい。ヨーロッパを旅しているようだ。20分ほど工場見学。東京ドーム6個分もあるという。ここのぶどうからすべてのワインは作られている。いいぶどうを作ることが美味しいワインを作る。 続きを読む

スウェーデンはなぜ強いのか

2012年08月08日(水)

国家と企業の戦略を探る
北岡孝義著
PHP新書
2010年8月3日発行
700円
 スウェーデンは不思議な国だ。税金の高い国だと言われているのに、国民からの反発の声は少ない。それどころか、国民の幸福感は日本よりもはるかに高い。福祉が行き届けば、国民はやる気を起こしにくいはずなのに、スウェーデンの国民は勤勉であり、労働生産性は日本よりはるかに高い。 続きを読む

歯科医院とインボイス

2023年07月26日(水)

 国が今年10月から始める「適格請求書保存方式(インボイス制度)」では、免税事業者が発行する請求書は消費税の仕入税額控除の要件を満たさなくなる。但し、2026年9月までの3年間は免税事業者からの仕入れにつき仕入税額相当額の80%を控除可能、2029年9月までの3年間は50%控除可能とする経過措置があり、2029年10月からは控除不可となる。
 歯科医院で問題となるのは歯科技工所との関係だろう。他にも金属回収業者等がある。保険治療中心の「免税事業者」又は自費診療等が5千万円以下の「簡易課税事業者」の歯科医院は適格請求書=インボイスの収集は不要で、歯科技工所が免税事業者でも問題はない。多くの歯科医院はこれに該当する。 続きを読む

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

2022年02月11日(金)

堀内都喜子 著
ポプラ新書
2020年1月8日発行
860円
 フィンランドは福祉国家で最低限の生活が保障されていることと、性別や年齢にこだわらず、機会が平等、公平に能力を評価する国。たとえ失業中でも住むところがあり、教育の機会が平等にあることで、生まれ育った環境にかかわらず、貧困から抜け出すことも可能だし、自分の実力で勝負することができ、研究者や政治家、医師など望む職業に就くことができる。 続きを読む

神様の女房

2011年11月01日(火)

神様の女房もう一人の創業者・松下むめの物語
高橋誠之助著
ダイヤモンド社
2011年9月8日発行

 20年以上にわたり執事として松下家に関する一切の仕事を担った高橋氏が、松下むめのさんの生涯を描いた一冊。経営のあり方、スタッフとの関係に於いて非常に参考になる。 むめのは、小さい頃から、わからないことはわからないと言い、理解が早く、事の本質をすぐつかんだ。また、相手に尽くす生き方を母こまつに教わった。そして、何事も先ずはきっちりとしたけじめが大切だと考え、松下電器を人間として筋の通る会社へと育てた。 続きを読む

街場の教育論

2009年03月17日(火)

街場の教育論内田 樹著
ミシマ社
2008年11月28日発行
1600円

 教育の現場からの指摘は多方面に相通じるものがある。医療界も「どうやって利益を上げるか」ではなく、「皆のために何をすべきか」である。しかし、経営が多難だったり、営利目的の企業が参入することにより、効率能率が判断基準の上位にランクされる危険性が出てきた
 また、本を参考に、スタッフの「働くモチベーション」を鼓吹し、グレーゾーンのミスをカバーできる「共同的に生きる能力」を育てていきたい。そして、「符丁が通じない相手」に理解できるインフォームドコンセントを努力し、これからますます分野を超えた人々と交流を深めていきたい。 続きを読む

衆議院議員会館

2017年11月16日(木)

衆議院議員会館1 16日(木)朝早く新幹線で東京へ。セキュリティチェック・手荷物検査後、衆議院第一議員会館へ入館。保団連より緑ひもの通行証を受け取り、大会議室へ。「診療報酬・介護報酬の引き上げを求める」11.16 国会内集会に参加。「11.16国会内集会」チラシ    開会前、「保険で良い歯科医療」の請願署名を手渡す。西田昭二議員が駆けつけ挨拶。開会後、国会議員16人が次々に挨拶、様々な視点で話されていた。診療報酬の引き下げが人件費抑制に繋がり、人手不足を加速している。技術向上による時間短縮が帝王切開の保険点数を下げた。医療基本法、、労働環境、消費税、TPP等もテーマとなっていた。川田龍平参議院議員は最後まで参加していた。 続きを読む

ジジイの台所

2023年01月29日(日)

沢野ひとし著
集英社
2022年11月30日発行
1600円
 この本は、料理本ではなく、あくまで台所が主役。
 一般的に60歳前後、定年後をジジイと言う。定年後には、4つの選択肢がある。仕事、趣味、ボランテイア、そして「何もしない」。蕎麦は孤独に慣れているが、焼きそばは寂しがり屋。一人で焼きそばを食べている人は、訳ありの人が多い。
 ジジイにとって、台所は唯一の足が地に着いた生活の場であり、心のよりどころになる。上昇志向の場であり、瞑想にふける茶室でもある。時には息抜きの場所、ひとり居酒屋やワインバーであっても良い。夢見られる台所は生きる糧でもある。台所を友達に、職場や書斎と思って生きていこう。家の中で、これほど創造の中枢を担う場があるだろうか。人は台所によって頭を、そして心を育てる。だからジジイは台所に魅せられる。 続きを読む