親と子の食物アレルギー
2017年11月04日(土)
伊藤節子著
researchmap.jp/read0068981/
講談社現代新書
760円
2012年8月20日発行
略歴
1975年京都大学医学部卒業、武田総合病院小児科部長を経て、
2000年同志社女子大学生活科学部食物栄養科学教授科
「食べること」を目指した食事療法の研究をしている
食物アレルギーはアレルギー体質があることを示す最初の重要なサイン。乳児期発症の食物アレルギーの関与するアトピー性皮膚炎を正しく診断して治療することが大切。治療のゴールは、症状をおこさずに「食べること」と、気管支喘息を発症しないこと。 続きを読む
ANAが大切にしている習慣
2016年03月11日(金)
ANAビジネスソリューション講師 田口昭彦著
扶桑社
2015年9月1日発行
760円
「人的リソース」とは、人が持っている経験や知識、意見や情報、気づきのこと。この人的リソースを共有するために必要なのが「雑談」であり、その場が「雑談の場」である。雑談は「暗黙知」の宝庫。そして人と人との「関係の質」を高める「場」でもある。多種多様な職種の人間が一体感を持って、チームの目的を達成していくためには、雑談が必要。今は必要のない情報でも、いつかは必要になることが多々ある。
この本は、チーム作りや人財育成、そしてヒューマンエラーによるトラブル減少の役に立つと思う。 続きを読む
心の休ませ方
2008年09月21日(日)
「つらい時」をやり過ごす心理学
加藤諦三著
PHP研究所
2003年10月17日発行
「生きることに疲れた」人の気持ちがわかる一冊。この本を読むと、いろんな人がいることが理解できる。誰にでもプラスの発想を押しつけていたことを反省したい。 続きを読む
ソーシャル ジャスティス
2023年08月28日(月)
小児精神科医、社会を診る
SNSの炎上、社会の分断への処方箋
著者 内田 舞 ハーバード大学准教授、脳科学者、3児の母
文春新書
2023年4月20日発行
1020円
A.子どもから学ぶアメリカ社会
1.親と子どもは独立した個人
アメリカでは、日常生活のあらゆる場面で、親と子どもが独立した個人であるという認識がある。子どもが親と違う意見を持った時にも、子どもの意見は子どもの意見として一旦受け止め、もし結果的に子どもの選択がよくない方向に向かっても、失敗に自身で対応することも子どもの人生の一部だと考える親も多い。また、最終的に親の意見を子どもに聞き入れてもらう場合であっても、どうしてそのような意見を持つのか親子の間で話し合う姿勢が中心にある。 続きを読む
八ヶ岳
2016年05月26日(木)
2016.5.24.~26.
40年ぶりに八ヶ岳。かっての清里ブームは去っていたが、飯盛山からの絶景は変わらなかった。これほどまでに360度見渡せる所は他にはない。90分で登れたところが、120分もかかるようになった年齢も現実。新しい息吹もある。星野リゾート、キースへリング美術館、サントリー白州蒸溜所など。
清里への旅 1977年10月7~9日
kojima-dental-office.net/blog/19771009-3219#more-3219
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植物という不思議な生き方
2008年08月14日(木)
蓮実香佑 著
PHP研究所
1300円
2005年11月9日発行
植物とは不思議な生き物である。人間とは姿も形もまったく違う。もっと根本的に考えも及ばない何かがあるのだと思う。手足も、目や耳も、脳もない。しかし、戦略家である。
また、余計なことを考えない植物のまっすぐな生き方に、私たちは「生きる」ことの意味を問い正されるかもしれない。
植物の不思議な世界へようこそ。 続きを読む
金沢城と香林坊
2010年10月31日(日)
10月31日(日)21世紀美術館へ北陸中日美術展を観に行った。久しぶりに金沢城まで足を伸ばした。中央公園脇の街路樹は、陽当たりか、風通りの影響なのか数本だけ紅葉していた。いもり坂口から登っていく。広々とした中に五十間長屋や河北門が甦る。まだまだ整備が続く。しかし、学生の頃はこの辺りに金沢大学の学舎や図書館、運動場があったと思いを馳せる。
当時を振り返り、香林坊へ。大神宮前の広場で行われていた大道芸やその賑わいを思い出す。再開発前の「北国書林」の裏手にあった「よこ山食堂」は、109ビルに入っていたが、姿を消していた。アルバイト時代によく食べていたから残念だ。てんぷら音羽屋も店主の張り紙があり、昭和の香りがまた一つ消えた。カツ丼の「ぶんぷく」は健在だ。それでも、今日は8番ラーメンを食べたくなった。金沢駅地下の金龍で、座って食べている人の後ろで汗かいて待ってまで食べたラーメンも懐かしい。
現代と少し前を訪ねた五千歩の散策だった。 続きを読む
はらたいらのジタバタ男の更年期
2008年09月13日(土)
はらたいら著
小学館文庫
476円
2003年4月1日発行
悩める中年男性に大きな福音をもたらす告白書である。「トンネルには必ず出口がある」が心に残った。そして、「その時」がやって来たときにも、快適に乗り切るヒントがつかめると思う。不定愁訴を中心とした臨床症状に悩む男性がかなりの数に見られることが次第に明らかになってきている。つい最近までは、一般の人ばかりでなく、医学界でも”男性に更年期障害などあり得ない”という声が強かった。また、女性には「47歳の私に起こったこと」を読んでいただきたい。 続きを読む
台風18号
2016年10月05日(水)
www.asahi.com/articles/ASJB63S91JB6PJLB00B.html
5日(水)台風18号のため歯科部会は中止になった。夕方6時頃より風が吹き始め9時頃がピークだった。翌朝目が覚めると、裏の公園の大きな木が倒れていた。もう一本の同じ木は倒れなかった。風の流れの影響か。また、他の木に寄りかかり、教会は守られた。反対に倒れていたら、大惨事になるところだった。我が家は庭も畑も問題なかった。9時過ぎには伐採作業が始まり、夕方にはきれいに片づいていた。 続きを読む
軽井沢の旅
2010年08月15日(日)
8月15日(日)朝7時半に自宅を出る。北陸、上信越高速を1車線区間で僅かな渋滞はあったが順調に利用し、佐久インターで降り軽井沢に11時半頃到着する。先ず、村民食堂へ、30分ほどの待ち時間。清々しい森の中のたたずまい。ひたし豆(馬の背に鞍を掛けたような“くらかけ豆”)、馬刺し、ぶっかけ蕎麦を頂く。大自然の中でそれぞれの美味しさを満喫する。霜降り、さくさくのかき揚げは美味しかった。
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