余裕は無駄ではない
2020年06月22日(月)
国は無駄を省いて医療費を削減し、経済効率・採算を考えた、現状に適合した最適な医療システムを構築しようとしてきた。例えば、全国の病院のベッド数を2025年までに最大で15%減らす目標を2015年に立てた。重症患者を集中治療する高度急性期の病床を13万床、通常の救急医療を担う急性期の病床を40万床、それぞれ3割ほど減らす方針。これに沿って、毎年病院は統廃合されて、病床は減ってきた。しかし、今回の新型コロナウイルスの大流行によって、このシステムが危機管理に対して極めて脆弱であったことが明らかになった。 続きを読む
渡辺貞夫カルテット
2010年08月06日(金)
7月11日にもっきりやからメールが届いた。すぐさま予約を入れた。20番だった。
7時少し前には30人くらいが外で待っていた。7時、1番から入場開始。店内のテーブルは全て外に出されていた。前2列は丸椅子だった。4列目センターに陣取った。ピアノの後ろの丸椅子に4人、ドラムの横の丸椅子に2人、カウンターの後ろにも立ち見が10人以上とぎっしり満員になった。 続きを読む
MISIA星空のライブX
2019年03月09日(土)
misiasp.com/20th/live_hoshi10/
www.misia.jp/index_main.php
www.youtube.com/watch?v=8kdsFJZUJ38&start_radio=1&list=RD8kdsFJZUJ38#t=20
8日(金)本多の森ホールで星空のライブX。超満員、最後列は立ち見。パワフルなMISIAと一糸乱れぬファンのパフォーマンス。高音も声量もパーフェクト。20年前に買ったCDの懐かしい曲も聴けてよかった。今風にアレンジされていた。ステージを走り回る若さ、クルクル回るダンスの元気。バックのミュージシャンも強者揃い。感動をありがとう。 続きを読む
蕎麦 喬屋
2009年11月15日(日)
tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17005523/
木枯らし吹き荒れる日曜の昼、11時半頃に予約を入れて喬屋へ。山環から太陽が丘を通り越し俵町へ。少し迷い店へ場所の確認をする。今日は奥さんがお休みのため一人で切り盛りしていた。限定10食ほどなので、次に来られた方は断られていた。20年ほど前の民家を改装した店内は風情がある。柱や調度品のすばらしさに見とれてしまう。ざるそばとおろしそば、それぞれの御膳をお願いした。少し堅めの腰のあるそばは、角がしっかりしていて絶品である。とろろかけ麦飯も堪らない。 続きを読む
情熱でたどるスペイン史
2019年02月17日(日)
なぜ、ヨーロッパの「異郷」なのか?
池上俊一著
岩波ジュニア新書
2019年1月22日発行
960円
スペイン、ポルトガルの旅
kojima-dental-office.net/blog/20190227-11172#more-11172
スペインの気候風土による「アフリカ性」と「情熱」
フランスの作家アレクサンドル・デュマの言葉として(ナポレオンの発言とする説もある)「アフリカはピレネーから始まる」がある。言い換えれば、スペインはヨーロッパではない、アフリカの一部。中世以前には、北方ヨーロッパよりもアフリカとの通交が容易だった。ジブラルタル海峡を越えて、つぎつぎ諸民族がやってきて、国を建て住み着いては、また引き上げた。異民族のるつぼとして、民族共存と文化交流の場になり得たのは、スペインの「アフリカ性」がもたらしている。
荒涼たるむき出しの原野、そして乾燥、暑熱と酷寒の厳しい自然が支配する生活は、極端から極端へと移る心性を醸し出している。厳しい自然環境は、スペイン人特有の「情熱」の源泉になったように思われる。情熱が燃え上がるには、様々な歴史的できごとの刺激が必要だった。 続きを読む
なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?
2009年04月24日(金)
吉田典生著
日本実業出版社
2005年12月10日発行
1400円
新人スタッフや移動に伴う新しいメンバーがようやく仕事になれてくる頃、上に立つ人は彼らが気になり出す頃です。頭の良さを示すIQより、自分を律して人と良い関係を築く人間力を示すEQを大切にしましょう。そして、部下に不満を感じたり、部下が暇そうに見えたら、また、自分でやったほうが速い、自分が一番仕事をしていると思ったら、ぜひ読んでみてください。様々なヒントが隠されています。 続きを読む
杉原千畝
2016年01月05日(火)
eiga.com/movie/81288/
www.sugihara-chiune.jp/
5日(火)映画「杉原千畝」を観る。外交官特権の凄さに震え、別世界にたまげる。また、個人に左右される権力の怖さと権力を委ねる個人の大切さを痛感。
第2次世界大戦時、ナチスに迫害されたユダヤ難民にビザを発給して救いの手を差し伸べ、「日本のシンドラー」とも呼ばれた外交官・杉原千畝の半生を描く。1939年、リトアニアの日本領事館に赴任。日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給し、6000人の命を救った。
金澤玉寿司
2017年05月20日(土)
www.kanazawa-tamazushi.com/
20日(土)夜、片町の食べ処は相変わらず混み合っていた。ぶらり金澤玉寿司総本店へ。カウンターに通された。能の板絵が目に留まる。烏帽子の板さんが手際よく、いい仕事をしている。会話も楽しい。幸せな空間。白海老、カワハギ、赤イカには隣の北海道から来た観光客もうなっていた。 続きを読む
ファクトフルネス
2022年03月19日(土)
10の思いこみを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
ハンス・ロスリング著
オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
上杉周作、関美和 訳
日経BP社
1800円
2019年1月15日発行
心配すべき5つのグローバルなリスク。感染症の世界的流行、金融危機、世界大戦、地球温暖化、そして極度の貧困。6番目の見えないリスクもある。予想外の何かが起きる可能性もある。
感染症の世界的流行
第一次世界大戦中に広がったスペイン風邪で、5000万人が命を落とした。世界の平均寿命は33歳から23歳へと10年も縮まった。
第三次世界大戦
プライドの高い国家が、市場での支配力が弱まった時に他国を攻撃する可能性はある。
『ファクトフルネス』チンパンジークイズ
factquiz.chibicode.com/
先ずは、世界の事実に関するクイズ12問に挑戦してみよう。どの質問もA・B・Cの3択です。チンパンジーなら、だいたい4問正解する。 続きを読む
99.9%は仮説
2008年08月24日(日)
思いこみで判断しないための考え方
著者 竹内薫
光文社新書
700円
2006年2月発行
「最近どうも頭が固くなってきたなぁ」と思う人や思いこみ、常識、先入観、固定概念に縛られて身動きとれなくなっている人、「なんでこんな話が通じないんだ」とイライラしている人は、この本を読んでみてください。きっと、ものの考え方から世界の見え方まで、全てがガラリと音を立てて変わるはずです。仮説思考は、あなたの人生を豊かにするでしょう。最後まで気になる「残り0.1%はなに?」の秘密はどこに隠されているのでしょうか。 続きを読む