エッセイ
エッセイ
2000年07月15日(土)
簡素化、同一性を望む
久しぶりに生活保護者の治療を始めた。診療依頼書を持参して来院してから、1ヶ月経過しても医療券が送られてこない。石川県石川中央保健福祉センターへ電話で問い合わせる。患者の担当の方が「私が眼鏡をかけた先生に医療券を直接手渡しして、説明しました。」と答えた。しかし、そんな記憶はない。もう一度確認すると、「日誌によると手渡しして、手続きの変更について説明したと書いてある。そして医療券は発行済みのチェックがしてある。」と答えられた。「本当にこちらに来られたのですか。いつ頃ですか。郵送ではないのですね。私は眼鏡はかけていません。」ともう一度念を押す。「こちらの間違いかもしれない。5,6月分をもう一度郵送します。明日説明にお伺いします。」と答えられた。日誌に書いてある医療券はどこへ行ったのだろうか。翌日、生活保護法医療券と生活保護法給付券送付書が郵送されてきた。結局説明には来られなかった。 続きを読む