歯科保険診療便覧 2022年度点数改定版
2022年09月03日(土)
2009年から2年に一度の保険改正の度に発行してきた画期的な「歯科保険診療便覧」が完成域に達した。保険の説明会時に使う、通称白本と社会保険研究所が発行する「歯科点数表の解釈」、通称青本と後から次々に出される疑義解釈をすべて1冊にまとめ、あちこちページをひっくり返さなくてもいいように順序よく再編。文字の色・文字の大きさ・網掛け・バックの色などを駆使し、一目で分かるようにしてある。石川県保険医協会のオリジナル。基準の全国統一化の取り組みとして始まった「支払基金・国保連が公表している審査情報提供事例」も点数項目ごとに整理して掲載。
例えば、歯周外科手術 歯肉歯槽粘膜形成手術 赤本146ページ、紫本96ページ
【通知】(11)「歯周疾患の治療において」が削除になり、P病名なくても算定できるようになり、歯周病検査が不要であることが明確になったが、病名が明確でなかった。 本書244ページには以下のように掲載。
支払基金が公表している審査情報提供事例 J063
P病名なし。病名「歯根露出」「象牙質知覚過敏症(Hys)」
定価13,000円、会員価格8,000円(税・送料込み)
※各都道府県の保険医協会・医会の会員も会員価格でご購入いただけます。
2022年9月2日発行 A4判/458ページ オールカラー
2021年に発刊した『歯科介護報酬便覧-居宅療養管理指導と指定基準(2021年度 介護報酬改定版)』とのセット購入の場合、『歯科介護報酬便覧』(定価3,000円、会員価格2,000円)を会員特別価格1,500円にてご購入いただけます。ぜひ合わせてお買い求めください。注文書
『歯科保険診療便覧』 説明会 2009年
kojima-dental-office.net/20090723-6543#more-6543
『 歯科介護報酬便覧 』発刊
kojima-dental-office.net/20210825-5904
赤本勉強会2022
kojima-dental-office.net/20220903-6444
2022年歯科新点数検討会
kojima-dental-office.net/20220408-6199
<<本書の特徴>>
①点数表告示・通知に加えて、点数表解釈にあたって必要となる多数の厚労省告示・通知等(「別に厚生労働大臣が定める」施設基準や材料価格基準等の点数表関連告示・通知、厚労省から出されたQ&A、レセプトの記載要領を網羅)を、囲み罫や色分けを駆使して、各点数項目ごとにまとめて掲載し利便性を高める
②告示・通知ごとにオリジナルの見出しを掲載
③必要に応じて医科準用点数告示・通知を掲載
④点数表本文中に別の法令についての言及がある場合、必要に応じてその法令を「参照条文」として掲載し、参照ページを随時示すなどの工夫
⑤点数表以外にも、療養担当規則とその関連告示・通知、介護保険との給付調整等を網羅
⑥2022年診療報酬改定で変更された部分に解説とアンダーラインを付して、どこが改定されたか一目でわかる
⑦2022年診療報酬改定後の規定をすべて盛り込んでいる。また、改定に関わる訂正通知、疑義解釈資料は、2022年8月4日発出分まで網羅
⑧本改定版より、社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険中央会が公表している「審査情報提供事例」についても、点数項目ごとに整理して掲載。算定に係る参考資料としてご活用いただきたい。
⑨レセプト記載要領の変更により、2020年10月診療分から適用となるレセプト電算処理システム用コードについて、点数項目ごとに整理
⑩歯科用貴金属随時改定等については、随時「追補版」を発行するなど、発行後のアフターフォローも充実
⑪前版まで掲載していた「介護報酬単位数表と介護報酬に関連する規定」については、2021年度介護報酬改定から独立した『歯科介護報酬便覧』として発行している。最新版『歯科介護報酬便覧-2021年度介護報酬改定版』(2021.8.25発行)のご購入については、本書とセット購入で特別割引あり(詳細は「注文書」欄参照)
<目次>
凡例
発刊にあたって
序 診療報酬関連法規等の体系と本書の構成
本書の編集上の工夫
診療報酬関連法規の体系
第1編 歯科診療報酬点数表
点数表全体に係る通則
第1章 基本診療料(初・再診料)
第2章 特掲診療料(医学管理等、在宅医療、検査、画像診断、投薬、リハビリテーション、処置、手術、麻酔、歯冠修復及び欠損補綴)
第2編 診療報酬に関連する規定
第1部 基本診療料、特掲診療料の施設基準(通則)
第2部 医療保険と介護保険の給付調整
第3部 診療報酬請求書、診療録等の記載要領等
第4部 保険医療機関及び保険医療養担当規則
第5部 診療に関する基本的な考え方等
索引
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