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治療のあれこれ

指しゃぶりによる開咬

2017年02月09日(木)

27.6.20.A 指しゃぶりは、保育園・幼稚園の入園などをきっかけにやめていくが、5歳過ぎても続いていれば歯科医へ相談してください。特に、歯列や顎骨に異常があれば、治療が必要になる。習癖を克服し、姿勢や食べ方の改善による舌や口唇など口腔周囲の筋肉を正しく使えるようにしていく。今回はT4Kを一助とした。 続きを読む

入れ歯を入れると骨の出っ張り部が痛い

2010年02月13日(土)

骨隆起1 舌側隆起は外骨症の一種であり、局所の骨質の発育異常によって生じると考えられ、病理組織学的には骨腫ではなく、層板骨の増殖からなっている。しかし、それは、入れ歯をつくる時に、大きさや疼痛の緩和策などの設計に大きな影響を与える。今回は外科的にそれを除去することにより、入れ歯を小さく片側だけにすることができた。また、将来的にも入れ歯の安定に役立つと思う。 続きを読む

乳歯咬合崩壊

1996年05月18日(土)

62.7.29.B 62.7.29.C

 虫歯が多いと、食べやすい炭水化物(糖質)が多くなり、食べにくいタンパク質が不足する。偏食にもつながる。しっかり噛めなくなると、必要な栄養の吸収も悪くなり、成長・発育に多大な影響を与える。咬むという動作は、脳の発達にも役立つと言われている。
 また、口腔環境や生活習慣が改善されなければ、永久歯の虫歯や歯周炎を引き起こす原因になる。早期に乳歯を失うと、後から生えてくる永久歯が影響を受け、歯並びも悪くなる。顎の成長異常により顔の変形をもたらすこともある。 続きを読む

5歳児の反対咬合

2011年03月04日(金)

5歳児の反対咬合②1 当院では幼児から小学生の食べる機能を支援している。食事の姿勢や食べ方、食形態、口唇閉鎖等々である。その中で、反対咬合ではムーシールド、歯の萌出スペース不足ではT4Kも一つの選択肢として考えている。一番の変化は舌の可動範囲増ではないかと思う。舌が口腔底によどんでいるような反対咬合の幼児に、ムーシールドを2,3ヶ月夜間に装着していると、舌尖が口蓋乳頭部にしっかり当てることができるようになり、舌打ちがうまくできるようになり、前歯部の被蓋が改善してくるようである。飲み物がなくても奥歯でしっかり噛んで食事ができるようになり、唾液の分泌量も増えていく。食事時間も短くなり、発音が明瞭になったり、口呼吸から鼻呼吸の変化もある。 続きを読む

上顎1番の逆被蓋がムーシールドにて改善

2016年01月13日(水)

2015-10-21-%ef%bd%81 このような逆被蓋の症例では、リンガルアーチと補助断線にて対応していました。しかし、今回の児童は接触型スポーツを楽しんでいたので、日中における口腔内固定装置の使用を避けることにしました。口腔機能もしっかりしていたので、夜間のムーシールドによる治療法を選択しました。そして、ご家族の協力を得て、食事時の姿勢や食べ方の改善も熱心に取り組みましたので、2ヶ月ほどで被蓋が改善しました。苦痛なく、思い切り活動ができことを非常に喜んでいました。今後も経過観察を行い、見守っていきたいと思います。 続きを読む

歯の移植

2009年07月29日(水)

 自家歯牙移植には、歯根吸収という問題があったが、歯根膜の未分化間葉細胞を意識することにより予知性が高くなり、臨床的手段の一つとして提案できるようになった。可撤式義歯、遊離端ブリッジ、矯正的歯牙移動、インプラントなどと比較して、利点欠点をよく考えて適応症を選択する。そして、セメント質や歯根膜の保護に加えて、ある程度の咬合力や咀嚼力と術前術後の良好な口腔清掃状態が必要であり、移植歯の据わりのいい位置になるまで待ってから補綴することも大切である。 続きを読む

抜歯後回転させて再植

2006年02月07日(火)

6-8-20-a 上顎前歯が斜めに破折し、唇側歯質が歯槽骨縁より下になってしまった場合は、一度抜歯し回転させて元の抜歯窩に戻し上に来るようにする方法もある。唇側に歯質があることによって、咬合時の下顎前歯から受ける力にかなり抵抗できるようになる。残存歯質の状態や歯冠歯根比率、歯周炎の状態、プラークコントロールの状況などを総合的に判断して実施する。 続きを読む

乳歯亜脱臼

2008年08月11日(月)

20.8.9.A 8月8日オリンピック開会式が始まって暫くして一本の電話。「3歳の子どもが転倒して前歯が奥にへこんでいる。金沢医科大の救急では歯科の先生に連絡が付かない。」20分ほどで来院した。全身や顔面など他に異常はなかった。口の中を見ると左のAのみが舌側にあり反対咬合になっていた。 続きを読む

口腔がんの自己チェック法

2008年08月28日(木)

お口の中にも「がん」ができることをご存じですか?口腔がん(口の中にできるがん)は、日本ではすべてのがんの約2~4%を占めており、年間約6000人がこの病気にかかり、進行した状態で発見されるために約3000人が亡くなっています。しかし、早期がんの治療成績は90%です。自分で口の中のがんや「前がん病変」を見つけましょう。 続きを読む

抜歯予定の隣接歯が位置異常

2009年05月16日(土)

 抜歯予定の隣接歯に位置異常がある場合には、治療計画と最終のイメージやその過程などの長所、短所をよく相談し、その理解を確認した上で治療を始めなければならない。また、抜歯後の暫間補綴も工夫しなければならない。 続きを読む

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