炭素はすごい
2021年03月18日(木)
なぜ炭素は「元素の王様」といわれるのか
齋藤勝裕著
2019年2月25日発行
サイエンス・アイ新書
1000円
炭素原子は水素原子の核融合によって恒星で誕生した。地球だけではなく、全宇宙に広く存在している。構成元素を調べると、炭素は宇宙全体では4位だが、地球全体では15位にも入らずランキング圏外。地殻では15位に姿を現す。地球上で炭素が多いのは地表。野山を覆う緑、そこで暮らす動物、舞い飛ぶ昆虫など、ありとあらゆる生物を作る主要元素として君臨している。 続きを読む
めざましクラシックスin金沢2010
2010年03月13日(土)
昨年2月ドクターストップで代役を立てざるを得なかった高嶋ちさ子がリベンジ。金沢に再び軽部真一と共にやってきた。めざクラの金沢公演は7回目となるが、そのうち5回も足を運んでいる。音楽堂のゆったりとした空間と心地よい体感が、午前中の講演の緊張を心穏やかにしてくれた。 続きを読む
英国一家、日本を食べる 下
2021年02月23日(火)
マイケル・ブース著
寺西のぶ子訳
角川文庫
800円
2018年2月25日発行
英国一家、日本を食べる 上
kojima-dental-office.net/blog/20210122-14558#more-14558
日本料理の本質と伝統を探ろうとして軽い気持ちで始めた冒険は、人生の大部分を占めるようになってしまった。今も僕は、日本料理はもちろんのこと、日本という国、日本の人々に、わくわくして夢中になって魅了される。 続きを読む
なんで家族を続けるの?
2022年05月03日(火)
内田也哉子 中野信子 著
文春文庫
2021年3月20日発行
850円
内田也哉子と中野信子の5回にわたる対談。
「也哉子」名付け方
母、樹木希林が、父を大変敬っていて、内田裕也の「也」という字が最初にくることにこだわって名付けた。
中野は、「也哉子」の名付け方のセンスが素敵だなと思い、哲学的なことを感じた。「也」は「~だ」と断定する止めの意。そして「哉」は「始める」の意。止めを表す「也」を最初にして、始まりを表す「哉」を続ける。これは輪廻、終わりが始まりみたいなことを意味している。 続きを読む
露の身ながら
2008年12月25日(木)
往復書簡
いのちへの対話
多田富雄 免疫学者
2001年 5月、脳梗塞で倒れ声を失い右半身不随となる
抑制T細胞を発見
柳澤桂子 遺伝学者
T遺伝子の研究
1969年原因不明の難病
集英社
2004年4月発行
四六判 269頁
1,470円(税込み)
障害者一年目と、病床三〇年の往復書簡である。不自由な体でワープロを打ちながら書かれた一字一句に感動を覚える。気持ちの整理が付いて、次第に自分のことから、違った立場から生命科学を学んだもの同士でお互いに意見を述べあうようになり、生物学の解説を超えて、現代の科学、人間の生死や文明についての深い哲学的洞察が見られるようになる。このエネルギーはどこから来るのだろうか。 続きを読む
一億三千万人のための『論語』教室
2020年08月21日(金)
高橋源一郎著
kojima-dental-office.net/blog/20160227-3400#more-3400
河出新書
2019年10月30日発行
1200円
『論語』は孔子先生が主宰している私塾での2500年前の講義録を中心に、話したことばを採録したもの。一筋縄ではいかない。元の漢字の読み方にも、いろんな解釈があり、それを翻訳する人によって違う。高橋氏による厳密な翻訳、ほんの少しだけ現代風にアレンジ。ことばを理解しなければ、人間を理解することはできない。
「礼」と「仁」 儒教の考え方
kojima-dental-office.net/blog/20191209-13481#more-13481
儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇
kojima-dental-office.net/blog/20170817-7739#more-7739 続きを読む
リニア中央新幹線をめぐって
2021年11月14日(日)
原発事故とコロナ・パンデミックから見直す
山本義隆著
みすず書房
2011年4月9日発行
1800円
私がJR東海によるリニア中央新幹線計画の「問題性」に注目したのは、福島の原発事故直後に国土交通省が、原発事故に対するなんの反省もなくリニア計画にお墨付きを与えたことを知った時から。以前の「科学技術ジャーナリズムの役割」は「啓蒙」だったが、現在は「批判」でなければならなくなった。
2020年、水問題をめぐるJR東海と静岡県の対立が報道された時、「10・8山崎博昭プロジェクト」のホームページにリニア計画について思うところを表明した。それを大幅に加筆・改稿して書籍化した。 続きを読む
生物と無生物のあいだ
2020年09月14日(月)
福岡伸一著
センス・オブ・ワンダーを捜して
kojima-dental-office.net/blog/20111208-1185
講談社現代新書
880円
2007年5月20日発行
ウイルス その生態と進化(1973年6月28日発行)
kojima-dental-office.net/blog/20201009-14315 続きを読む
ウソのない医療
2009年01月20日(火)
がん患者と「カルテ開示」
協立総合病院 患者会連合会 編
風媒社
1998年9月20日発行
1500円
人間の尊厳を深く考えさせられるテーマである。それでも、これからも、患者のために医師が、家族が、患者らしく生きることを考え抜き、悩んでいくだろう。
日常診療のインフォームド・コンセントの大切さをつくづく感じるとともに、歯科治療においても、パターナリズムにならずに、患者が自分で決められるだけの正確な情報を伝え、納得して治療を受けられることを心がけたい。 続きを読む
儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇
2017年08月17日(木)
ケント・ギルバート著
講談社新書
2017年2月20日発行
840円
中国と韓国、そして北朝鮮の言動や行動に違和感を感じていたが、この本を読むと何となく腑に落ちるところも出てくる。ケント・ギルバート氏が指摘する考え方や捉え方の違いとその原因を理解し、儒教国家に対応する「作法」も学ばなければならない。
「儒教の呪い」に支配された国々からの言われなき誹謗中傷に臆することない。日本は世界に誇るべき歴史を持ち、そして、日本人は誰からも尊敬され、愛される国民性を持った民族である。 続きを読む