生活保護法の制度変更をご存じですか
2000年07月15日(土)
簡素化、同一性を望む
久しぶりに生活保護者の治療を始めた。診療依頼書を持参して来院してから、1ヶ月経過しても医療券が送られてこない。石川県石川中央保健福祉センターへ電話で問い合わせる。患者の担当の方が「私が眼鏡をかけた先生に医療券を直接手渡しして、説明しました。」と答えた。しかし、そんな記憶はない。もう一度確認すると、「日誌によると手渡しして、手続きの変更について説明したと書いてある。そして医療券は発行済みのチェックがしてある。」と答えられた。「本当にこちらに来られたのですか。いつ頃ですか。郵送ではないのですね。私は眼鏡はかけていません。」ともう一度念を押す。「こちらの間違いかもしれない。5,6月分をもう一度郵送します。明日説明にお伺いします。」と答えられた。日誌に書いてある医療券はどこへ行ったのだろうか。翌日、生活保護法医療券と生活保護法給付券送付書が郵送されてきた。結局説明には来られなかった。 続きを読む
華麗なる英国美術の殿堂
2014年08月03日(日)
www.ishibi.pref.ishikawa.jp/about/old/siryo/14exhibi/08/royal%20academy.html
3日(日)石川県立美術館で「華麗なる英国美術の殿堂」を鑑賞。光の感性の素晴らしさに心奪われる。ロイヤル・アカデミー、創設当初から20世紀初頭までの150年の歴史をたどる。時代と共に移り行く作品の変化が面白い。骨や筋肉の解剖と色彩の科学など基礎を若い研修生にたたきこんでいる。 続きを読む
世の中意外に科学的
2009年01月13日(火)
櫻井よしこ著
集英社
2005年3月9日発行
1470円
「読み書きそろばん」が日本の教育を世界最高水準に押し上げてきた要素だった。ゆとり教育がこれからの日本に何をもたらすのか。アメのみあふれている現代教育へのひとつの警鐘になる1冊である。科学のおもしろさ、楽しさ、科学への興味をしっかりと子どもたちに伝えてほしい。巻末のノーベル物理学者小柴昌俊氏との対談も見逃せない。
以下は「真実を見る目をもつって、すばらしい」の要約である。 続きを読む
私の中のあなた
2009年11月03日(火)
My Sister’s Keeper 21.11.3.
intro.ne.jp/contents/2009/11/15_1417.html
白血病の少女を取り巻く家族の絆とそれぞれに思いやる心や葛藤が始めから終わりまであふれる素晴らしい映画である。生と死にどう向き合い、自分と家族はどう受け入れるのかを考える。また、涙を堪えぬいたはずなのに映画を見終わった後に笑顔と清々しさが心に残る。映画音楽も心が温まる。
最強のふたり
2012年10月21日(日)
www.youtube.com/watch?v=IfHOM7dPzZA
事故で全身麻痺となり車いす生活を送る富豪フィリップと、介護士面接に「不採用のサインをくれ」と切りだす場違いな黒人青年ドリスとの友情の実話。堪えきれずに思わず声を出して笑ってしまう。帰りに、コメダ珈琲でたっぷりホットコーヒーとシロノワールに挑戦。ソフトクリームだった。 続きを読む
これぞ暁斎!
2017年08月15日(火)
matome.naver.jp/odai/2148794596983508301
15日(火)石川県立美術館へ。昨日満車で入られなかったので、開館少し前に到着。イスラエル・ゴールドマン氏が所蔵する河鍋暁斎。『象とたぬき』『蛙の学校』など楽しい作品がズラリ。人のしぐさを茶目っ気たっぷりに描く動物画は必見。ユニークな発想、想像力は基礎となる画力、観察眼、解剖学に裏打ちされている。雨を透かして浮かぶカラスに釘付けになる。 続きを読む
高宮マキ
2012年03月25日(日)
新点数検討会の雑事が一区切り付き、久しぶりにもっきりやへ。
高宮の心地よく、おしゃれなオリジナル曲が始まった。声質の豊富さと高音域がすばらしかった。魅惑的に、エネルギッシュに、また切なくまで多彩に歌い上げていた。感情が入りすぎて、涙が流れ声が詰まる場面もあった。そして、沢田研二のピアニスト泰輝が、ロンドン在住ベーシストのクマ原田が、クリエイティブなドラムスの沼直也がしっかりと支えていた。自然に身体がリズムに乗り、清々しく、楽しいライブだった。 続きを読む
『キエレスマテ』ツアー2012
2012年09月13日(木)
バンド名『キエレスマテ』は「マテ茶はいかが?」という意味だそうだ。異なったスタイルのギターデュオと心清らかになるフルート。岡本の不動の体勢と宮野の躍動的な動きが対照的。親指のピックからも繰り出されるファンキーなメロディと流れるような指先からの繊細な美しい音色とのベストマッチが印象的。また、宮野のどこからともなく現れる小さなピックも不思議だった。赤木の様々なジャンル、テンポへの挑戦もすばらしかった。 続きを読む
夏のおわりにバンジョーひとり旅/北村謙
2008年08月31日(日)
www.officeken.net/
8月最後の日曜日ぶらりと夫婦二人で「もっきりや」へ。バンジョーを初めて間近に見る。弾くところには5弦あるのにチューニングヘッドには4弦しか見あたらない。もう1本の弦はどうなっているのか不思議だった。よく見るとヘッドから5フレット目ぐらいの竿の部分に出っ張りがあり、そこまで弦が張られていた。しかし、2時間ほどその弦を押さえることはなかった。右の親指ではじくことはあった。後で尋ねると、常に同じ音を出しているそうだ。エレキギターにも、太棹の三味線にもなる不思議な楽器だ。 続きを読む
ハモンドオルガン
2012年06月16日(土)
www.youtube.com/watch?v=P5EC-d1Z32s&feature=related
最近忙しさが続き、身体に疲労感が残っている。非日常を求めてもっきりやへ。満員。ハモンドオルガンの音色に誘われて雲の上をフワフワ散歩。ジワッと染み込む余韻が何とも心地よい。耳に残るメロディはこの音色だ。メガホンみたいなものがクルクル回るレスリー・スピーカーも気になる。そして、吉田美奈子のパワフルな歌声に元気づけられる。 続きを読む