のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

ジャンケン文明論

2009年09月02日(水)

李 御寧(イー・オリョン)著
新潮新書
2005年4月20日発行
720円
 民主党が大勝した。4年前は自民党が大勝した。小選挙区制では、僅差でも裏表がはっきりし、振り子の振り幅が著しく現れる。そして、政権交代が起きた。それぞれに、ぬるま湯から目を覚ますいい機会になった。初体験に不安や戸惑いはあるが、実体験が今後に役立つであろう。
 しかし、日本に果たしてこの激変を起こす制度が定着していくだろうか。今一度考えるためこの本を読んで頂きたい。また、イデオロギーや宗教の争いやテロの解決の糸口になるかもしれない。 続きを読む

金城大学ダンス部第13回定期公演

2015年12月27日(日)

ありがとぉさん① 27日(日)小雪ちらつく日。白山市松任文化会館にて金城大学ダンス部第13回定期公演を鑑賞。ビートに乗った生き生きしたダンスが若さと元気をくれた。もう8年も来ている。ダンスのキレと調和、選曲と構成、ライティングは、今までで最高のできだった。ミュージカル「喉黒46」にも楽しさがあふれていた。社会の風刺、流行語、ユーモアも織り込まれていた。大満足の一日だった。 続きを読む

口福よこ山4

2013年09月28日(土)

 %e8%8f%8a%e3%81%8b%e3%81%bc%e3%81%99%e5%9b%9b%e7%a8%ae 28日(土)東京歯科大学名誉教授の下野 正基氏を囲む会が口福よこ山にて開かれた。さりげなく綿をかぶせた菊を掛け花で飾り、料理に花びらを散らし、長寿を祈る重陽の節句の粋な演出。旬とこだわりの美味しさに触れる。半年かけた自家製のマグロのからすみは絶品。〆鯖も最高。杉板の香り、かぼすの細工などのおもてなしを楽しむ。たたみいわしが懐かしく、会話が弾む。登山、浸透圧、栄養、保険制度等々。

治癒の病理-ぺリオ・エンド治療のために
kojima-dental-office.net/20130929-2631
 重陽の節句
iroha-japan.net/iroha/A03_goseku/05_choyo.html 続きを読む

父の一周忌と母の一三回忌

2015年10月04日(日)

%e7%88%b6%e3%81%ae%e4%b8%80%e5%91%a8%e5%bf%8c%e3%81%a8%e6%af%8d%e3%81%ae%e4%b8%80%e4%b8%89%e5%9b%9e%e5%bf%8c 4日(日)11時から自宅にて親戚揃って父の一周忌と母の一三回忌を行う。その後、ベルナールにて会食。子持ち鮎の食感と焼いた香りのするガレット、ホタテと絶妙な煮こごりは不思議な美味しさがあった。魚やお肉の工夫もビックリ。デザートもすごい。チョコチューブを砕くとシャーベットとの相性抜群。洋ナシのほのかな酸味でスッキリ。 続きを読む

東京の文化を楽しむ 14

2019年04月11日(木)

0284/9(火)
 朝早くの新幹線で東京へ。上野で下車、国立科学博物館へ、大混雑。哺乳類が生き残るために獲得した進化の過程を音声ガイドを聞きながら体験。先ず、立ち方。ヒトは踵行性、バランスがとりやすい。踵の位置がどんどん上がると、着地面積が小さくなり、推進力が増す。哺乳類で一番多いは齧歯目、ネズミ科、コウモリの仲間の翼手目が続く。有袋目(カンガルーの仲間)の種の数も意外と多い。鯨偶蹄目を見ると、カバと鯨が近いとか、枝分かれしている角の持ち主が鹿の仲間で、枝分かれなしが牛の仲間。次に食べるための生き残り作戦、歯もいろいろ。ゾウの歯は大判型。前歯と奥歯がかなり離れているものが多い。咬耗が著しい臼歯も。牙は食べる時に邪魔にならないのかな、どんな動きかな。イッカクの雄に見られる牙は左側の切歯が長く伸びたもの。そして、老舗、翁庵へ、満員。ねぎせいろ、つけ汁にシャキシャキのネギとイカ天。 続きを読む

鈴木大拙館とホテルトラスティ金沢香林坊

2013年09月22日(日)

%e9%88%b4%e6%9c%a8%e5%a4%a7%e6%8b%99%e9%a4%a8%ef%bc%91www.kanazawa-museum.jp/daisetz/
 9月22日(日)映画「風立ちぬ」鑑賞。山野草や雑草の忠実な描写にも感心する。その後、本多町の「鈴木大拙館」にて思索。また、その隣の「松風閣庭園」にて安らぎ。そして、今年6月にオープンしたホテルトラスティ金沢香林坊にて、非日常の昼食。鉄板の上を踊るニンニクの香りが脳を刺激する。ガーリックライスのお焦げ煎餅も美味しかった。 続きを読む

すみだ北斎美術館

2017年03月04日(土)

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 4日(土)東京出張、両国のすみだ北斎美術館へ。ピーター・モースと楢崎宗重のコレクションも大公開。世界を魅了する作品の数々。精密な描写、動きの連続ワンカットに圧倒される。北斎漫画の実物に感動。富嶽三十六景など見聞きしていた優品に出会う。幼少期から90歳まで描き続けた生涯。お土産に一筆箋
 俺たちの国芳 わたしの国貞
kojima-dental-office.net/blog/20161204-6213 続きを読む

高崎屋&バー花紋

2022年10月02日(日)

 1日(土)夕方、高崎屋へ。美味しさ満開な至福の時。刺身、鰆の袖の美味さにびっくり。脂の乗った、トロッとした舌触りが絶品だった。これまで鰆といえば白身で、あまり脂の乗らないイメージだった。金沢ではサワラって呼んでいるだけでカジキマグロの腹側の薄い部分。器も楽しい。八寸を盛り付けた山中塗がおしゃれ。蓮蒸しに蓮根の器。寿司も仕事が粋だね。鯛に素揚げのうろこ、ボタン海老にミソ、赤西貝にウニ、鮑に肝。
 サワラ三角揚げ
kojima-dental-office.net/blog/20211212-15035#more-15035 続きを読む

東京の文化を楽しむ 18

2019年12月03日(火)

無題11/30(土) 晴れ
 共済制度運営委員会出席のため東京出張。途中下車して上野の森美術館のゴッホ展へ。影響を受けたハーグ派と印象派の画家たちの作品とともに、イヤホンガイドを聞きながら10年間の足跡をたどる。命を引き替え生み出された独自の色彩と画風を楽しむ。「ひまわり」ではなく、「イトスギ」だった。そして、国立西洋美術館のハプスブルク展へ。600年にもわたる帝国が収集したコレクションの数々。一族に受け継がれる芸術に注ぎ込む情熱とベラスケスを見出したような目利きを堪能する。お昼は、銀座木屋にて肉うどん。麺にコシがあり、汁も黒くなく美味かった。運動がてらに築地を散策、すれ違いできないくらいの大賑わい。憧れの卵焼きを一口、120円、甘くて美味い。 続きを読む