励もう会 in山中温泉&金沢
2022年09月22日(木)
2022.9.17.~19
感染状況が落ち着いていた5月に、コロナ禍で中止になっていた励もう会を3年ぶりに復活できないかを模索した。連絡を取り合い日程を調整し、計画を熟考した。9月連休の宿泊施設は予約が混み合っていたが、何とか確保できた。しばらくすると想像を絶する第7波が押し寄せ、やきもきした。キャンセルを考え始めた8月終わり頃に、ようやく感染状況が落ち着いてきた。
励もう会
kojima-dental-office.net/blog/category/travel/hagemoukai 続きを読む
岡崎城と八丁味噌
2012年11月18日(日)
大学同級同窓会(十一喜会)の翌18日に、名鉄で名古屋から東岡崎へ。昨日の豪雨から一転、青空に恵まれた。風が心地よく、岡崎城まで10分ほど気持ちよく歩いた。紅葉もきれい。復元された天守閣と家康館を見学。1873年の廃城令の際に全て壊されたことが残念だ。 続きを読む
歯科医師、仕事に就いて35年
2010年08月28日(土)
自分におごることなく、自分の仕事に自信を持つ。卑屈になることなく、謙虚であり続けたい。異種の情報源に積極的に接するようにして感性を磨き、常に学ぶ心を持つ。「皆のために何が」を考え、自分ができることを探す。声が掛かる間は、無理せずマイペースに、自分の信ずる仕事を一生懸命に成し遂げたい。 続きを読む
歯科診療所もプラズマ滅菌へ
2024年07月16日(火)
医療器材の滅菌は大きく高温滅菌と低温滅菌に分類される。医療器材を滅菌するのにも最も安全かつ一般的な方法は高圧蒸気滅菌である。高温に耐えられない器材は低温滅菌(ガス滅菌)となる。
これまでプラスチック製品やゴム製品など熱に弱いものは、エチレンオキサイドガス滅菌、ホルマリンガス殺菌(滅菌では無い)を行っていたが、共に毒性が強く歯科医院での使用に際し不安があった。
低温過酸化水素ガスプラズマ滅菌は、将来のスタンダードになる。滅菌後に排出されるものが水と酸素であり、患者さんや働くスタッフにも優しい安全性の高い滅菌システムである。 続きを読む
アフターコロナのお楽しみ
2021年12月03日(金)
コロナの前であれば、今思えば何も考えずに楽しんでいた。気兼ねなく友と集まって、美味しいものを食べながら、わいわい楽しく他愛もない話をしたり、映画館や美術館へ自由に足を運んだり、ライブで感動したりしてした。わくわくスケージュールを立て、胸躍らせて旅に出かけていた。未知なる文明・文化、異民族や他宗教との関わり、自然や動物との共存、便利さではなくエコや歴史を重んじる理念にも触れてきた。そして何より、その土地ならではの食文化にも親しんだ。 続きを読む
キャッシュレス化が医療機関を苦しめる
2020年06月12日(金)
カード会社などの手数料(約3%)を考えると、現状では保険診療の窓口負担をキャッシュレス化することは困難である。また、ポイント付与に関する療養担当規則の問題もある。現金決済を維持しようとすると、どうしても必要となる釣り銭を準備しなければならない。今まで無料であった小銭への両替が有料になり、新たな負担が生じてきた。医療機関の窓口負担をキャッシュレスにするのであれば、カード会社への手数料をもっと下げる働きかけをすべき。同時に、窓口収入から目減りする手数料分を補填する仕組みを導入すべき。保険医協会として、保団連として何か対策の議論や運動をしなければならないと思う。 続きを読む
技工士の待遇改善を
2009年06月18日(木)
歯科技工士数は近年減少傾向にあり、特に若年者では著しい。技工士の高齢化(平均年齢47歳 日技平成15年実態調査報告)が進み、平成18年の年齢構成をみると、40歳以上が60%以上を占めている。また、歯科技工士学校・養成所は、平成18 年現在、全国で60 校であるが、ここ4,5年の間に12 校・科が廃止されている。さらに、数箇所の廃止が予定、予想されている。そして、平成16年保健・衛生行政業務報告によると、平成16年の25歳以下の就業歯科技工士は2493名であり、この間の歯科技工士学校卒業生10565名と比較すると75%以上が離職しているという実態がある。石川県歯科技工士専門学校の平成20年2月の調査では、卒業7年後も技工士を続けている人は28.1%であった。 続きを読む
STロックが発売中止
2021年03月25日(木)
www.dentsplysirona.com/ja-jp/news-article.html/content/newsroom/ja/corporate-news/2020/news-discon-ort-lab-rst-products-20-1001.html
噛み合わせが逆(反対咬合)の場合に使用されてきたリンガルアーチ(舌側弧線)に欠かせないSTロックが発売中止となった。上顎前歯を前方拡大する臨床に大きな影響を及ぼすことになる。歯学部や技工士の教育現場でも対応が迫られている。教育要綱にリンガルアーチは入っている。
STロックは三金工業で販売していたが、吸収合併したデンツプライシロナに引き継がれていた。しかし、慣れ親しんだ素晴らしい製品とともに販売中止となった。効率だけが価値判断基準となり、医療に携わる者としての誇りを忘れているのではないか。「利潤と道徳を調和させる」経営哲学に立ち返ってもらいたい。 続きを読む
毎年5日間の有給取得が義務化
2018年11月08日(木)
我が国の年次有給休暇の取得率は、欧米諸国ではほぼ完全取得されている状況と比較して、近年5割を下回る水準で低迷している。働き方改革関連法が順次施行されるのに伴い、今年4月1日、年次有給休暇の取得義務化が始まる。現行法では労働者の申し出による取得のみだったが、5日分については本人の希望を踏まえ、事前に時季を指定して与えられる。違反した企業は30万円以下の罰金の対象になる。義務化で大幅改善が期待される一方、人手不足に悩む医療業界や介護業界は対応に追われそうだ。どちらも、ぎりぎりの人員でやりくりしている。スタッフにも職場への配慮やためらいなどがある。 続きを読む
認知症 専門医が教える最新事情
2018年01月02日(火)
伊東大介著
慶應義塾大学医学部 神経内科・メモリークリニック専任講師
講談社
2011年11月20日発行
定価 840円+税
参考に
認知症と歯科疾患
kojima-dental-office.net/20171211-4060
1.認知症
認知症は年齢とともに増加する。わが国では、75~79歳では10人にひとり、80~84歳では4人にひとり、85歳以上ともなると半分以上が認知症。記憶力や判断力などの知的能力が何らかの原因で低下し、次第に悪化して仕事や社会生活に支障をきたした状態。認知症の中で最も多いのがアルツハイマー病で、ほぼ6割。次に多いが脳血管性認知症、2割を占める。3番目がレビー小体型認知症で、この3種類で8割半ば近くになり、これらを3大認知症と呼んでいる。
認知症の診断は、ある程度の期間、観察してからでないと診断できないものがある。 続きを読む