のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

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街場の教育論

2009年03月17日(火)

街場の教育論内田 樹著
ミシマ社
2008年11月28日発行
1600円

 教育の現場からの指摘は多方面に相通じるものがある。医療界も「どうやって利益を上げるか」ではなく、「皆のために何をすべきか」である。しかし、経営が多難だったり、営利目的の企業が参入することにより、効率能率が判断基準の上位にランクされる危険性が出てきた
 また、本を参考に、スタッフの「働くモチベーション」を鼓吹し、グレーゾーンのミスをカバーできる「共同的に生きる能力」を育てていきたい。そして、「符丁が通じない相手」に理解できるインフォームドコンセントを努力し、これからますます分野を超えた人々と交流を深めていきたい。 続きを読む

マスコミ記者と意見交換

2019年07月18日(木)

P7180087 18日(木)石川県庁3階 県政記者室にて、「学校歯科健診後調査」に関して記者発表。マスコミ記者と概要内容について質疑応答後、今後の活動についても議論した。歯科健診で要受診とされたにもかかわらず歯科受診に至らない、さらには口腔崩壊にまでになる事例を踏まえて、全ての学校で周知・調査することを希望する。また、なぜそうなってしまうのかの原因を究明し、あらゆる対策を各分野の方々と連携・協力していきたい。すべての児童・生徒の口腔内ひいては全身や心の健康を願う。う蝕により噛めなくなると栄養バランスの偏り(食品多様性の欠如)がみられるようになる。特に、炭水化物(糖質)が過剰になり、タンパク質が低下する。将来、認知症や糖尿病も危惧される。
 「よい歯のコンクール」だけではなく、こうした問題にも目を向け、今後も活動していきたい。 続きを読む

スタンフォードの自分を変える教室

2015年12月29日(火)

スタンフォードの自分を変える教室「意志力の科学」という講座
Kelly McGonigal著
神崎朗子訳
大和書房
1600円
2012年10月31日発行
 この本は、「最も優れた科学的な見解」と、これまでに受講した何百人の「実践的なエクササイズ」の叡智とを融合したものになっている。理論がいくら優れていようと事実「データ」に勝るものはない。2章まで読んでのまとめ。10章まで続く。内容が濃くてコメント泣かせ。実に面白い。
 多くの人が、意志力(注意力や感情や欲望をコントロールする能力)が、健康や経済的安定や人間関係、そして仕事の成功までも左右すること、意志力を磨けば人生が変わることを実感している。 続きを読む

41歳からの哲学

2009年05月08日(金)

41歳からの哲学池田晶子 著
新潮社
2004年7月15日発行
1200円
 タイトルに「哲学」が付いた本は、難しいという思いが強く避けたくなるが、この本の考えてみようと思わせるわかりやすさが、そのイメージを一新させた。
ヒトが他の動物と異なるところは、死についても考えることである。
観念を観念と見抜き、現実と向き合えるまで考えてみたい。
考えることに手遅れはない。
たまには考えてみよう。
 2007年2月23日、46才の若さでこの世を去った池田晶子さん。ご冥福を祈る。 続きを読む

能登ワイン

2021年09月12日(日)

 12日(日)晴れ。朝8時から姉夫婦とドライブ。のと里山海道の別所岳サービスエリアにて休憩をはさみ輪島へ。朝市を散策。再び、「手作りの店 すずき」を訪れ、今度は自分たちのヨーグルト用のスプーンを購入。名前も入れてもらう。お昼は、寿司処 伸福にて地物握り。底引きのハタハタとあぶりのカマスが美味い。太刀魚、生鯖、鰺、甘エビ、河豚、梅貝、カワハギ、かに足。岩のりの味噌汁も。
 車を走らせ穴水にある能登ワインへ。丘陵地に広がるぶどう畑。心地よい風が気持ちいい。ヨーロッパを旅しているようだ。20分ほど工場見学。東京ドーム6個分もあるという。ここのぶどうからすべてのワインは作られている。いいぶどうを作ることが美味しいワインを作る。 続きを読む

今こそ知りたい!エネルギー・温暖化政策

2023年10月15日(日)

講師 明日香壽川氏(東北大学教授)
 未来世代法は、2015年からイギリスのウェールズではじめて施行された法律。
 国や行政機関が何を決めるときも、「その選択は、未来世代を幸福にするものかどうか?」チェックするよう求める法律。
 立憲民主党がの措置法を議員立法予定。市民が活発に動いている。
 詳しくは
 未来世代法
futuregenerations.jp/futuregenerations/ 続きを読む

畑2020

2021年01月02日(土)

2.7.1.漬け物 年明け早々の8日に南米への旅に出かけた。マチュピチュ遺跡やナスカの地上絵に出会う夢が叶った。イグアスの滝やウユニ塩湖の雄大な大自然にも触れることができた。帰国後翌日、中国はWHOに新型コロナウイルスがヒトからヒトへ感染すると報告し、23日に武漢をロックダウンした。それから世界は悪夢の中にいる。それでも、植物たちは季節通りに成長し、畑仕事もそれに合わせねばならない。しかし、それがコロナ禍の気晴らしにはなった。
 昨年に引き続き、エシャロットは好評だった。コリンキーとタマネギの葉が美味しかった。長雨や猛暑の気候変動は作物によって影響が異り、ズッキーニ、里芋、蕪がよく採れた。 続きを読む

定年、引退、退職後

2023年03月18日(土)

 人生80年
第1時代 育てられた25年
第2時代 働き、社会貢献した40年
第3時代 自分を大切にする15年 
 定年、引退、退職後には、4つの選択肢がある。仕事、趣味、ボランテイア、そして「何もしない」。
 しばらくゆっくりしたい、色んなことを自由に楽しみたいと思う。それでも、何か定まった時間、月日や曜日、季節があり、それと一つにこだわらず、いくつかあった方が良い。 続きを読む

合田桃子もっきりや鮮烈デビュー

2010年09月20日(月)

合田桃子 今まで体験したことがない最高のライブだった。感動、楽しさ、コラボ、アドリブ、どれをとってもすばらしかった。いきなりパワー全開の「ザ・チキン」で始まった。個性がぶつかり合い、アドリブが次を生み、衝撃が走った。
 パワフルでリズミカルな合田桃子のバイオリンは身体中を浮き浮きさせ、ラテンジャズ、タンゴの世界へと引き込んだ。作編曲も心地よかった。さすが音大だと思わせる声量も披露した。昨日大阪で買った、鼻緒の綺麗な下駄がとても似合っていた。 続きを読む

桑原あい 2

2018年09月15日(土)

031 15日(土)金沢ジャズストリート2018。今一番大好きなピアニスト、アスリート桑原あい。出会ってまだ1年半、飛躍的なステップ、ジャンプ。魂を揺さぶる、創造を超える進化系宇宙を心技体で表現。尾山神社境内は昨年と異なりテントがあり、時折のかなりの雨をしのげた。テント内は超満員、傘を差しての立ち席も熱気があふれかえっている。衝撃的な圧倒感に放心状態。腹ごしらえをして、いしかわ四高記念公園のステージに追っかけ。小雨にも負けずウインドブレーカーやカッパで頑張る。アンコールは適当にブルース、これまた凄い。一つのインスピレーションから浮かぶ旋律、形にとらわれない、独自の世界。ラストはスタンディングオベーション。次はどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみ。 続きを読む