七尾食祭市場
2024年10月27日(日)
www.shokusai.co.jp/ 27日(日)選挙を済ませ、金沢マラソンなので混雑を避けて、地震以来久しぶりに七尾へ。のと里山海道の徳田大津から能越自動車道に入ると、道路は修復されているが明らかにまだ波打っていた。道路脇の歩道は崩れて応急措置のみで修復は手つかずのままだった。食祭市場も震災の爪痕がかなり残り、仮復旧の状態で本格的な復興はまだまだの感じだった。七尾湾隆起の影響を受けなかったのか遊覧船は通常通り運航していた。飲食店は数店閉店していた。土日祝日のみ営業の特設浜焼きテントが盛況だった。カニ足・ホタテ・赤エビ・ サザエ・ハマグリ・イカ・ホッケの一夜干し、カニ汁や市場内のアジや鰤のにぎりも美味い。夕飯にブリ鎌とボタン海老。 続きを読む
脳の学習力
2008年08月11日(月)
子育てと教育へのアドバイス S.J.ブレイクモア、U.フリス 著 乾 敏郎、山下博志、吉田千里 訳 岩波書店 2800円 2006年10月17日発行
ここ数年、脳に関する本の出版が相次いでいる。しかし、現時点でわかっていないことや実証されていないことをここまではっきり書いている本は少ないと思う。教育者と脳科学者との交流がはじまり、最近の技術革新により脳の機能が明らかになり、脳と学習に関する研究がここまで進んでいる。医療、教育を始め、さまざまな分野の人々に読んでいただきたい1冊である。 続きを読む
ICRP・原発事故後の放射線被曝防護基準見直しに対するパブコメが掲載される
2019年09月11日(水)
www.icrp.org/consultation.asp?id=D57C344D-A250-49AE-957A-AA7EFB6BA164 Viewをクリック It is doubtful to take the case of emergency or recovery period after Nuclear accident as a reference-level,that far beyond the normal level. During that period,special standard which is quite higher than the normal one (1 mSv per year) is taken. It must be unacceptable for majority citizen to take that high level in nomal case, especially for ordinary people include children and pregnant women. 続きを読む
センス・オブ・ワンダーを捜して
2011年12月08日(木)
生命のささやきに耳を澄ます福岡伸一 阿川佐和子著 大和書房 2011年11月1日発行 1400円 人間にとって子ども時代とは、生きるとは何なのかを深く考えさせられる1冊である。そして、機械論的にこだわらず動的平衡 も視野に入れて患者さんと向き合いたいと思う。 また、2人の対談からインタビューの秘訣も学んだ。質問をひとつだけ用意する 。その答えをじっくり聞き、答えの中に次の質問を見つける。 生物と無生物のあいだkojima-dental-office.net/blog/20200914-14306#more-14306 動的平衡kojima-dental-office.net/blog/20180814-10323#more-10323 続きを読む
クール・ジャパン!?
2024年07月23日(火)
外国人が見たニッポン 著者 鴻上尚史 講談社現代新書 2015年4月20日発行 900円 番組では毎回テーマを決めて8人の外国人と一緒に話し合う。タレントではなく、学生や仕事で日本に来たり、夫と共に赴任した人たち。 相手を知り、自分の国のことを具体的に知ることは、やがて、自分自身を知ることにつながる。世界にはこんな見方があり、こんな考えがある。多様であることを楽しむことは、きっと自分自身の人生も豊かにし、深くすることになる。 続きを読む
スマホ脳
2022年02月01日(火)
www.shinchosha.co.jp/book/610882/ 著者 アンデシュ・ハンセン 訳 久山葉子 新潮新書 2020年11月20日発行 980円 人間の脳はデジタル社会に適応していない。現在、大人は1日4時間をスマホに費やしている。10代の若者なら4~5時間。この10年に起きた行動様式の変化は、人類史上最速。脳にしてみれば未知の世界。 ここ数十年で、よい暮らしができるようになったのにむしろ不健康になっている。 この矛盾を理解しようとする過程で「スマホ脳」が生まれた。人間の基本設定を理解し、デジタル社会から受ける影響を認識しなくてはならない。心の健康に、睡眠や集中力に、子どもや若者に、学校教育にどんな影響があるのか突きとめるために、科学の力に頼ろう と決めた。 続きを読む
なぜ、サボる人ほど成果があがるのか?
2023年11月15日(水)
「仕事が速い人」になる時間術101 著者 理央 周 日本実業出版社 2023年3月10日 1400円 不機嫌な人はコミュニケーションコストが高く、ご機嫌な人は低い コミュニケーションコストとは、情報の伝達・意思疎通にかかる時間や手間のことを指す。同時に、報告・連絡・相談など、ルーティンで必要な情報共有にかかる手間を指す。 不機嫌な人は、周囲の人が話しかけるのをためらうので、報告やアドバイスなどの情報がタイムリーに集まりづらくなってしまう。反対に、ご機嫌な人は、人から話しかけてもらいやすく、情報も集まってきやすくなり、いい提案も生まれやすくなる。 順位や年齢が上がるほど、気を遣われるようになるため、コミュニケーションコストは高くなる傾向がある。 続きを読む
地頭力を鍛える
2009年01月01日(木)
問題解決に活かす「フェルミ推定」 細谷 功著 東洋経済新報社 2007年12月20日発行 1600円 「日本全国に電柱は何本あるか?」 コピペ族が氾濫し、考える能力がますます退化していく現代において、人材確保のために利用している企業の面接問題である。考える手がかりもほとんど無い状況下で、3分以内に答えを出す。結果の正確さではなく、思考のプロセスを試す問題 である。 また、「フェルミ推定」を使って地頭力を鍛えよう。自分なりに答えを出してページをめくり、答えを読むWhy型の好奇心を持ってこの本にチャレンジしていただきたい。 続きを読む
吉祥やまなか
2022年01月05日(水)
kissho-yamanaka.com/ 4日(火)午後から車で山中温泉へ。今夜のお宿は「吉祥やまなか」。到着後にアフタヌーンティー の贅沢なひととき。湯けむりと屋根や木々に積もる雪を見ながら、シェフが鉄板で焼き上げる、ふわふわのパンケーキ。加賀棒茶とプレーンの2種類に、小豆、バター、生クリーム、黒蜜、蜂蜜。 温泉でゆったり身体をほぐし後に、粋なビールのおもてなし。そして、のんびり読書。 夕食は、シェフの優しさとパフォーマンスに触れながら豪華な鉄板焼き 。ズワイの鉄板焼きは初めて、炭火とは違う甘みと生感。香箱蟹バターライスが美味かった。 続きを読む
すごい左利き
2022年05月27日(金)
1万人の脳を見た名医が教える -「選ばれた才能」を120%活かす方法 著者 加藤俊徳 発行所 ダイヤモンド社 1430円 2021年9月28日 発行 左利きはアイデア出しや、ブレインストーミングなどは得意だが、思いついたことを具現化するのが得意な右利きの助けが必要となる。 左利きと右利きは、役割分担をすることで、左利きの持つアイデアを実施する確率がぐんと高まり、一方で右利きも、自分たちだけでは思いもよらない斬新なアイデアを取り入れることができる。 続きを読む