小島歯科医院 名誉院長ブログ

保団連北信越ブロック歯科厚労省交渉2023年に向けた担当役員・事務局会議

2022年11月05日(土)


 約1年年後に迫った医療・介護の同時改定に向けて厚労省への要望項目に対する保団連北信越ブロックとしての意見統一を図るために5県で協議した。
日 時:2022 年11月4日(金) 19:30〜21:20
形 態:Web 会議(Zoom ミーティング)
 参考に
 保団連北信越ブロックとしての厚労省交渉 2021
kojima-dental-office.net/20210611-5852
 出席者
新潟:浦田副会長、小林事務局員
富山:堀理事、米森理事、土井野事務局長、杉田事務局員
福井:
長野:池上副会長、原、田村各事務局員
石川:⼩島副会長、濱田理事、山口歯科部員、工藤事務局長、小野、太田各事務局員
保団連:事務局 岩根 正和
進行役:原事務局員(長野)
<議題>
北信越ブロック歯科厚労省交渉に向けた要望項目の検討
 ・当日のディスカッションの時間を長く確保するため、事前に主要要望項目の回答を書面で求める。
・次期 2024 年改定は医療・介護のW改定となるので、介護分野についても要請・懇談の機会を要望し、保険局と老健局の担当者が揃っての出席を要請する。
 ①主要要望4項目
  ・歯科初診料・歯科再診料を医科の初再診料と同等の評価とすること
  ・全ての医療機関が感染防止のコスト補填ができるような点数設定を構築すること
  ・かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の算定項目と関連性の無い施設基準は撤廃すること
  ・診療情報連携共有料について、医科から歯科への診療情報の提供依頼に対しても評価すること
 ②その他の要望項目(抜粋)
  ・フッ化物洗口指導加算の加算を外し、独立させ歯管と同日でなくても算定できるようにすること
  ・訪問歯科衛生指導料は日常的口腔清掃のみでも算定を認めること
  ・加圧根管充填処置の Ni-Ti ロータリーファイル加算について、歯科用3次元エックス線断層撮影装置、手術用顕微鏡と分離させ、独立した加算とすること
  ・歯周炎の歯周ポケットとは病態が違うセメント質の剥離に対して行う手術に歯肉剥離掻爬手術を準用して算定を認めること
  ・歯科用貴金属価格改定ルールについて、抜本的な制度改善を求めたい。ロシアへの経済制裁により、供給が滞ることによる価格高騰であるならば、負担増を患者に求めるのではなく国が負担するべきである。
 ③介護保険
  ・医療保険の訪問歯科衛生指導料と介護保険の歯科衛生士居宅療養管理指導費を同等の評価とすること
  ・施設が算定してきた口腔衛生管理体制加算が2021年4月からを廃止され、基本サービス費に包括された。施設入所者の口腔衛生管理の強化が求められている今、この評価を廃止ではなく復活させ、むしろ引き上げるべき。
 口腔衛生管理体制加算の評価を廃止
kojima-dental-office.net/blog/20210518-14642#more-14642
 ④上記要望項目以外の内容について
  ・医療機関へのオンライン資格確認2023年4月から義務化の撤回
 マイナンバーの利用範囲拡大を阻止 2015年10月07日
kojima-dental-office.net/blog/20151007-3453

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