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進め方が早すぎるために逆に発達が遅れます

2007年05月22日(火)


 生後7~8ヶ月、おすわりができる頃になりますと、舌の上下運動で上顎と舌でつぶして「もぐもぐ」食べるようになります。そして、9~11ヶ月、歯固め遊びをし始める頃になりますと、舌の左右運動ができるようになり、上下の歯ぐきで「かみかみ」つぶして食べるようになります。
 しかし、離乳中期(舌食べ)に、顎が左右対称にもぐもぐと動く様子を「噛んでいる」と勘違いして、舌で潰せない硬すぎる食物を与えますと、比較的食欲のある子は「丸飲み」に、ない子は「飲み込まぬ」になりやすいようです。そして、年長児(3歳以降)になっても、「あまり噛まない」「食べ物を流し込む」などを訴えたり、6歳頃の永久歯に生え替わる頃に、歯並びに問題が生じたりします。
 離乳食のかたさの進め方が早くなっていることが、咀嚼発達、特に「歯ぐき食べ」の遅れの原因と考えられます。最も重要な「歯ぐき食べ」の判別は、舌が初めて左右に動くようになりますので、それにつれて口角が片側に偏ったり、上下によじれるようになって左右非対称になることです。

 

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