Facebook 名誉院長ブログ

鶴ヶ丘小学校就学時健診時の歯科指導2017

2017年10月10日(火)


015 10月10日(火)13時30分から30人の就学時歯科健診を行いました。永久歯の交換スペースが確保できていない、舌側から永久歯が萌出しているお子さんが多く見られました。大きな虫歯が何本もあるお子さんも数人いました。その後、保護者説明会において学校歯科医として、最近の子どもたちの口とその周りの形態変化や働き低下の現状と原因を解説し、しっかり噛めるように口の中を改善し、食環境を整えることをお話ししました。今年で7回目となる歯科指導「噛む力を育てよう」を毎年続けることによって、地域の子供たちに口やその周囲の形態と働きが正しく育っていくことを願います。全員参加のこのような機会を大切にしていきたいと思います。

 昨年の就学時健診時の歯科指導
kojima-dental-office.net/20161006-2753#more-2753
 第74回全国小学生歯みがき大会
kojima-dental-office.net/20170602-3747#more-3747

内容  「噛む力を育てよう」をテーマとした歯科指導
講師   小島歯科医院 名誉院長 小島登
日時  平成29年10月10日(火)14:00から14:20
会場  鶴ヶ丘小学校 3階会議室
対象者 平成30年度就学予定者の保護者 30人
主催  鶴ヶ丘小学校 
cms1.ishikawa-c.ed.jp/~tsurue/NC2/htdocs/

本日の歯科指導の内容について
 大変参考になった 21人 
 参考になった    7人 
 難しかった     0人

本日の歯科指導をお聞きになりまして、ご質問ご感想などございましたらお書きください。
・日常の食事が今日は中心でしたが、歯みがきの重要性はあまりないのでしょうか
・大人の歯が生えるまで歯並びは分からないと思います
・食事の際かかとをつけて食べた方がよいとおっしゃっていましたが、
  椅子の上で正座させて食べるのは良くないでしょうか
・普段時間に追われて、つい「楽に食べられる物を」としてしまいます。
    少し意識していこうと思いました
・硬い物を食べることを嫌がり避けていましたが、食べさせるようにしたいと思いました。
・3歳の健診の時に話を聞けたらもっと気をつけられたかなと思いました。
  それくらい有効な、とても参考になる講義でした。有意義でした。
  家でも実行したいと思います。
・しつかり虫歯を治したいと思いました。
・普段ご飯の時に一緒にお茶をあげていたのですが、やめようと思います。
・これから大人の歯が生えてきて歯並びが気になるので、
  今日学んだ対策をしっかりして歯医者にも相談しようと思いました。
・知らなかったことがたくさんあって驚きました。
  もっと子どもが小さい時に聞きたいな、とも。
・夜寝る前歯みがき忘れた時にハミケアを3回ほどしますが、
    これで歯みがきしたことになりますか。
    とても参考になりました。

レジュメ
1.歯列不正や舌などの形態異常が増えている
    ①V字歯列、スペース不足→歯並びの問題
  ②舌の大きさと形
  ③ポカン口
    富士山型のルーズな上唇、唇に締まりがない
    就寝時に口が開いている、リラックス時に口が開いて白い歯が見える
 参考に 安静時でも口で呼吸している習慣性口呼吸が増えている
     本来、鼻で呼吸する。激しい運動をした時に補助的に口呼吸を始める
2.口腔機能の低下も目立ち始めている
   ”ぶくぶく”や”ごろごろ”うがいができない
      スイカの種や魚の骨を識別して口の外に出せない
     風船や風船ガムが膨らまない
   口笛、指笛、手笛 
   舌打ちができない
   舌を丸める
      『パンダノタカラモノ』の発語が明瞭でない
   細かくしたものを好んで食べる
   食事の時に水分をとることが多い
   食事の時にクチャクチャ音がする
   口蓋にくっついた海苔をはがせない
   唾液が少ない
   イカのリングやパンの耳が食べられない
3.対策
  ①むし歯をしっかり治す
  ②食事時の姿勢
    踵をしっかり床につけて食べる
    お茶碗を持って食べる
  ③噛む工夫
    飲み物を飲まないで食べる
    大きい物を食べる
    いろんな素材を食べる

口の働きを育てる | 学校の最新記事