2010年03月13日(土)
昨年2月ドクターストップで代役を立てざるを得なかった高嶋ちさ子がリベンジ。金沢に再び軽部真一と共にやってきた。めざクラの金沢公演は7回目となるが、そのうち5回も足を運んでいる。音楽堂のゆったりとした空間と心地よい体感が、午前中の講演の緊張を心穏やかにしてくれた。 続きを読む
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2010年03月13日(土)
昨年2月ドクターストップで代役を立てざるを得なかった高嶋ちさ子がリベンジ。金沢に再び軽部真一と共にやってきた。めざクラの金沢公演は7回目となるが、そのうち5回も足を運んでいる。音楽堂のゆったりとした空間と心地よい体感が、午前中の講演の緊張を心穏やかにしてくれた。 続きを読む
2021年02月23日(火)
マイケル・ブース著
寺西のぶ子訳
角川文庫
800円
2018年2月25日発行
英国一家、日本を食べる 上
kojima-dental-office.net/blog/20210122-14558#more-14558
日本料理の本質と伝統を探ろうとして軽い気持ちで始めた冒険は、人生の大部分を占めるようになってしまった。今も僕は、日本料理はもちろんのこと、日本という国、日本の人々に、わくわくして夢中になって魅了される。 続きを読む
2022年05月03日(火)
内田也哉子 中野信子 著
文春文庫
2021年3月20日発行
850円
内田也哉子と中野信子の5回にわたる対談。
「也哉子」名付け方
母、樹木希林が、父を大変敬っていて、内田裕也の「也」という字が最初にくることにこだわって名付けた。
中野は、「也哉子」の名付け方のセンスが素敵だなと思い、哲学的なことを感じた。「也」は「~だ」と断定する止めの意。そして「哉」は「始める」の意。止めを表す「也」を最初にして、始まりを表す「哉」を続ける。これは輪廻、終わりが始まりみたいなことを意味している。 続きを読む
2018年01月08日(月)
イヌは?ネコは?小鳥は?
支倉槇人著
2010年4月5日発行
技術評論社
1580円
1.人間と動物の関係の始まり
古くは、人間と動物は対立するか無関係かのどちらかの関係でしかなかった。こうした関係に大きな変化をもたらしたのがイヌだった。イヌが数万年前から人間と暮らしていたのに対し、ネコと人間の歴史はわずか数千年。東アジアのオオカミを祖先とするイヌは、最初に家畜化された動物。ネコ(イエネコ)は、全てアフリカのリビアヤマネコを祖先としている。 続きを読む
2020年08月21日(金)
高橋源一郎著
kojima-dental-office.net/blog/20160227-3400#more-3400
河出新書
2019年10月30日発行
1200円
『論語』は孔子先生が主宰している私塾での2500年前の講義録を中心に、話したことばを採録したもの。一筋縄ではいかない。元の漢字の読み方にも、いろんな解釈があり、それを翻訳する人によって違う。高橋氏による厳密な翻訳、ほんの少しだけ現代風にアレンジ。ことばを理解しなければ、人間を理解することはできない。
「礼」と「仁」 儒教の考え方
kojima-dental-office.net/blog/20191209-13481#more-13481
儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇
kojima-dental-office.net/blog/20170817-7739#more-7739 続きを読む
2023年09月07日(木)
荻原博子著
文春新書
2023年8月20日発行
850円
7年前にスタートした「マイナンバーカード」は、「どうすればみんなの生活が便利になるか」という視点よりも、「普及ありき」で突き進み医療関係者や介護関係者が悲鳴をあげているにもかかわらず、立ち止まって検証するという「現場応変」さがない。岸田内閣は、国民の命や健康よりDXを進める方が重要だと考えている。政府の「健康保険証廃止」という暴挙を止めるための一助となることを心から願う。
健康保険証の廃止 2023年09月08日
kojima-dental-office.net/blog/20230908-17381#more-17381
健康保険証廃止の中止等を求める意見書
kojima-dental-office.net/20230804-7144
保険証廃止法案の成立に抗議し、保険証で安心して受診できる国民皆保険の存続を強く求める
kojima-dental-office.net/20230704-7041 続きを読む
2020年09月14日(月)
福岡伸一著
センス・オブ・ワンダーを捜して
kojima-dental-office.net/blog/20111208-1185
講談社現代新書
880円
2007年5月20日発行
ウイルス その生態と進化(1973年6月28日発行)
kojima-dental-office.net/blog/20201009-14315 続きを読む
2009年01月20日(火)
がん患者と「カルテ開示」
協立総合病院 患者会連合会 編
風媒社
1998年9月20日発行
1500円
人間の尊厳を深く考えさせられるテーマである。それでも、これからも、患者のために医師が、家族が、患者らしく生きることを考え抜き、悩んでいくだろう。
日常診療のインフォームド・コンセントの大切さをつくづく感じるとともに、歯科治療においても、パターナリズムにならずに、患者が自分で決められるだけの正確な情報を伝え、納得して治療を受けられることを心がけたい。 続きを読む
2017年08月17日(木)
ケント・ギルバート著
講談社新書
2017年2月20日発行
840円
中国と韓国、そして北朝鮮の言動や行動に違和感を感じていたが、この本を読むと何となく腑に落ちるところも出てくる。ケント・ギルバート氏が指摘する考え方や捉え方の違いとその原因を理解し、儒教国家に対応する「作法」も学ばなければならない。
「儒教の呪い」に支配された国々からの言われなき誹謗中傷に臆することない。日本は世界に誇るべき歴史を持ち、そして、日本人は誰からも尊敬され、愛される国民性を持った民族である。 続きを読む
2020年10月09日(金)
福見秀雄著
ダイヤモンド社
850円
1973年6月28日発行
40年近く前の本である。ウイルスの生活をウイルスの側に立って眺め、ウイルスの生存を中心に考える。ウイルスが生き、そして存続していくためには、感染する生物との間で感染環が形成されなければならない。ウイルス生態学は感染環の構造を分析し、それが成立する条件を研究することである。
ウイルスを生物と呼ぶべきかどうかについて議論もあった。しかしそれをどう呼ぼうと、ウイルスを中心としたその現象が生物現象があることは間違いない。 続きを読む