のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

  • 箱根
  • 蔦沼
  • スライド1

医者が教える疲れない人の脳

2022年01月09日(日)

「慢性疲労」を消す技術
著者 有田秀穂 セロトニン研究の第一人者
発行所 三笠書房
1400円
発行 2020年9月20日
 朝はセロトニンの活性化、黄昏時にオキシトシンの活性化、夜はメラトニンの活性化すれば、脳を「最高の状態」にして、元気になる。
 オキシトシンは、癒しや安心感をもたらす脳内物質。メラトニンは、心地よい休息や眠りをもたらす脳内物質。この2つを増やすには、セロトニン神経を活性化させることが鍵となる。 続きを読む

奈良の旅

1974年11月03日(日)

奈良大仏殿         1974年11月2~3日
 清々しい秋に古都奈良を訪ねる。奈良駅の趣に感動し旅が始まる。先ず、東大寺大仏殿へ。改築中。奈良の大仏はさすがに大きい。大仏殿には大きい大仏が2つ。一般に大仏といわれるものは、向かって右側にある。そして、左の大仏は左の手を挙げ、その手つきは、左右の大仏で逆になっている。 続きを読む

山陽の旅

1975年04月11日(金)

山陽の旅 1975年3月27~4月1日
 3月27日 久しぶりの旅、少々風邪気味ではあるが、出発することにした。予定されていたストも中止となった。明日出発の予定だったが、今日鯖江に寄ることにした。ほんの思いつきである。鯖江の彼とはもう2年ほど会っていない。東北の旅の折、知り合った気の合う仲間である。どんな風に変わっただろうか。列車の中は暑く、ジャンパーを脱いでいる。風邪気味だからちょうど良いかもしれない。又、音楽が流れている。旅人のカセットである。かなりボリュームを上げている。          続きを読む

木曽路の旅

1975年11月24日(月)

保古の湖1 5年生の6月頃身体の調子が悪く、外科にて盲腸だと分かったが、授業もあるので薬を飲んで散らしていた。夏休みに入るとすぐに帰省し、斉藤病院へ入院し、手術を受けた。そのため夏は旅に出なかった。秋になっても、前期試験、登院のための口頭試問など絞りに絞られ、それどころではなかった。それで晩秋に、木曽路へ旅に出てリフレッシュすることにした。 続きを読む

高山の旅

1976年05月16日(日)

高山陣屋11976年5月15,16日
 1月4日から登院し、患者さんを診ることになった。緊張した毎日が続き、学生気分の春休みもなかった。ゴールデンウィークが過ぎ、ようやく一息つき、旅に出ることにした。
 高山は分かりやすい町、静かな町、川の綺麗な町である。旅人も多く、朝市もにぎやかだった。陣屋、屋台会館、民俗村もよかった。天照寺ユースに泊まった仲間たちも面白い人が多かった。 続きを読む

内部被曝の真実

2011年10月19日(水)

児玉龍彦著
幻冬舎新書
720円
2011年9月10日発行

 7月27日に行われた衆議院 厚生労働委員会に於いて参考人として、国が「測定と除染」に今すぐ全力を挙げなければ、子どもたちと妊婦を守れないことを熱く語った。そして、それは大きな反響を呼んだ。そのスピーチを完全収録したこの本をぜひ読んでいただきたい。「世の中を変える研究というのは純粋な心から生まれるものである」は、心に残る。 続きを読む

口福よこ山

2010年04月11日(日)

%e8%8a%b1%e8%a6%8b%e3%81%ae%e5%b1%8b%e5%bd%a2%e8%88%b9kofukuyokoyama.hp.gogo.jp/pc/
 13日土曜日の夜、明日雨の予報を受けて花見の人で街は賑わっていた。満車の駐車場や渋滞も目立った。ビールで喉を潤し、暫く示野先生を待っていた。久しぶりに先生とよこ山で吟味された様々な趣向を頂く。素材へのこだわりと丁寧な仕事ぶり、表現される夢心地に感心する。ミンクくじらの歯ごたえと稚鮎のほろ苦さは絶品だった。さより、こしあぶら、ふきのとう、筍で春を満喫した。器の屋形船で花見の夜風を感じ、斜めに流れてくる短冊をあしらう風情も贅沢だ。 続きを読む

高崎屋 4

2012年11月03日(土)

山形産香箱がに 3日土曜日、明日の講師大田 洋二郎先生と高崎屋にて会食しました。周術期の口腔機能管理が保険に導入された経緯と、その後の土日を全国各地での講演会に飛び回っている忙しさを伺いました。また、今後の展開や厚労省との交渉について意見交換しました。
 金沢らしい旬の食材を頂きました。ただ香箱蟹は山形産でした。7日の解禁日が待ち遠しいです。 続きを読む

「先送り」は生物学的に正しい

2015年03月13日(金)

「先送り」は生物学的に正しい究極の生き残る技術
進化生物学者 宮竹貴久著
2014年3月19日発行
講談社新書
840円

 一般的に「先送り」は、悪いことだというイメージがある。仕事も、勉強も、家事も、先送りにしたツケはたいてい後で自分に返ってくるとされる。しかし、先送りこそ、多くの生き物が進化の過程で身につけてきた賢い生き残り戦術なのだ続きを読む

ドクターハラスメント

2009年06月14日(日)

ドクターハラスメント許せない! 患者を傷つける医者のひと言
キャンサーフリートピア代表 土屋繁裕著
扶桑社
2002年9月30日発行
1400円

 ドクターハラスメントとは、医者という権威を傘にきた「言葉の暴力」、患者さんの弱みにつけ込んだ、実に残忍かつ、卑怯な言葉、そう脅迫である。日常生活であれば対人関係を切ってしまうが、医者と患者の間では、患者さんは、一方的に心の深いところで傷つき、治った後でも時々思い出しては腹を立てている。また、患者さんは、病気や治療に対する不安や恐怖を常に抱いている。そのため刺激に敏感で、感情のセンシティヴィティが高くなり、非常に傷つきやすい状態になっている。我々医者が、何気ない言葉でも患者さんが傷つくことがあることを自覚していなければならない。医者本人がドクハラであることに気づいていないことが多いのが問題である。そして、医療スタッフも一言一言よく考えながら話すように注意しなければならないと感じた。 続きを読む