のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

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見通す力

2010年05月12日(水)

池上彰著
NHK出版 生活人新書
2009年10月10日発行
740円
 予期せぬことが目まぐるしく起きる現代において、少しでも先が読めるようになるために、どうすればよいのでしょうか。日頃から何を心がけ、何に気をつければよいかをジャーナリストの視点で書かれています。どんな環境であれ非常に参考になる考え方です。自分の世界にアレンジして、見通す力を発揮していただきたいです。 続きを読む

四国の旅

1973年02月24日(土)

四国の旅1973年2月18~24日
 教養課程が終わり、4月から専門課程に。また一人旅。今回は四国へ。

2月18日 朝金沢駅を発ち、昼過ぎに高松に着く。まず、高松城(玉藻公園)へ。天気が悪く、霞んでる。次に栗林公園へ。公園内で迷子、出口が分からない、ここ前に通ったぞ。栗林ユースに泊まる。 続きを読む

山陰の旅

1974年03月10日(日)

山陰の旅1974年3月2~10日
 大学3年、専門課程最初の難関。再試の嵐もかいくぐり、山陰の旅に出かけた。途中同級生の世話になる
 40年後の山陰
kojima-dental-office.net/blog/20151016-5662

3月2日 金沢9:20分発の急行大社に乗る。朝、雨が降っていたが、だんだん天気がよくなり、若狭湾が見える頃には車外の雪は消えていた。
 天橋立14:20発の船で一の宮14:37着(85円)
笠松展望台までの山道を歩く。行き12分、帰り7分であった。ケーブルだと4分だそうだ。非常に疲れる山道で、2,3人にしか出会わなかった。途中にまだ雪があった。股覗きを試みるが、頭に血が上るばかりであり、雲がある空を海に見ることは難しかった。天橋立ユースに泊まる。 続きを読む

東北南部の旅

1974年07月26日(金)

東北南部の旅1974年7月19日~26日
7月19日 旅立ちは小雨に始まり、気分的にもすっきりしない。電車の中で1時間ほど寝たが、まだまだ先は長い。雨のせいか、旅姿の若者は少なく、電車の中もがらんとしている。糸魚川まで来ると、雨が上がってきた。空はどんよりとし、蒸し暑く、ただ扇風機が規則正しく吹いてくる。やっと新津。新潟は長い県だ。一人旅はいいが、この長い車中が難であろう。寝ているのも疲れ、頭もぼうっとしている。坂町、空が明るくなり、だんだん北上するにつれ、夏を思わせる陽が差し込み、気持ちの良い旅になってきた。 続きを読む

悪魔の傾聴

2023年01月08日(日)

会話も人間関係も思いのままに操る
飛鳥新社
中村敦彦 著
2022年9月28日発行
1400円
 悪魔の傾聴とは、相手に最大限の自己開示をさせ、本音を引き出しまくる聞き方術。これを一番使って欲しいのは、現役のライターや編集者、その道を志している人たち。
 日本人は年代を問わず、本音をオブラートに包みがち。ずっと昔から建前や忖度は常識なので、人の本音を引き出してしまう悪魔の傾聴は、ネガティブな副作用も起こりうる。 続きを読む

なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか

2020年07月28日(火)

なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか韓国人による日韓比較論
シンシアリー著
 生粋の韓国人。歯科医院を休業し、2017年春より日本へ移住
扶養社
2020年3月1日発行
880円

 韓国が国際法を守るのではなく、日本が韓国の正義を守れ。日本人には理解できない韓国人の「思考の原点」がわかる。韓国には、国家間の約束である国際法よりもっと重要な「正義」がある。 続きを読む

宇宙飛行士選抜試験

2010年07月29日(木)

ドキュメント
大鐘良一・小原健右著
光文社文庫
800円
2010年6月20日発行
 優れた宇宙飛行士に求められる資質は、世界で戦うビジネスマンに求められる資質と同じ。グローバル化が急速に進む中で今、日本人は、どのような資質が求められているのか。
 数々の課題を候補者たちが乗り越えていくプロセスを見ていくと、必ず“就活”の大学生にとっても、ビジネスマンにとつても、活路を見出すヒントが隠されているはずである。
 想像を超える危機を乗り越える上で、最も大切なものは“折れない心”と、「失敗したことに関してはリーダーの責任で、逆に成功したことに関しては部下の手柄だ。」と決断する心だと思う。 続きを読む

ビジネスのサムライ

2009年03月31日(火)

小野三郎
日経BP社
2004年10月25日発行
1400円
 元新日鉄マンの平成サラリーマンに宛てた渾身の「遺書」。荒廃した日本には、「子が親に孝行を尽くそうという気持ち以上に、親は子の幸せを祈っている」がすべてではないか。自分の行いに照らし合わせて、読んでいただたい一冊である。 続きを読む

適応力 新時代を生き抜く術

2021年06月27日(日)

www.youtube.com/watch?v=KfBDnOCa1tA
出口治明著
2021年3月31日発行
主婦の友社
1400円
 各界の権威が英知のすべてを注ぐ特別授業「最後の講義」(NHK)。今回は、知的最前線に立つスペシャリストが人生最後の覚悟で珠玉のメッセージを贈る。リアルとオンラインのハイブリッド、完全版。
 「人・本・旅」から学ぶ。人から学ぼうと思ったら好き嫌いは捨てて、まず「イエス」という気持ちで会ってみる。高坂正堯先生の教え。「古典を読んで分からなければ、自分がアホやと思いなさい。現代の本を読んで分からなければ、書いた人がアホやと思いなさい。そんなものは読むだけ時間の無駄。」古典では「花」といえば、平安時代以降は桜を指すが、奈良時代には梅や萩。 続きを読む

It`s now or never

2010年03月03日(水)

福田衣里子8薬害C型肝炎と向き合って
福田衣里子・古賀克重・有富朋礼著
書肆侃侃房
2008年11月13日発行
1500円
 20歳の時、「C型肝炎ウイルスに感染して、20年経過している」と知らされた筆者が生い立ちからを振り返った1冊である。いつも、何か行き詰まったり、悩んだ時、手帳の片隅に書いている「It`s now or never(今しかない)」が勇気を与える。
 避けることが可能だったのに、リスクを知りながらも使われ続けた薬による被害者とその周りの人たちの葛藤が心に伝わる。夢、希望、可能性、選択肢を今とこれからも持ち続けて欲しい。
 後半の弁護士 古賀克重の「薬害肝炎訴訟~その闘いの経緯~」と医師 有富朋礼の「C型肝炎について知っておきたいこと」も一読を。 続きを読む