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29.6.25.

2017年06月11日(日)


【1】 歯科保健医療ビジョン 厚労省歯科医療資質向上検討会
【2】 次期診療報酬改定に向けて歯科医療の議論を開始
【3】歯科診療行為のタイムスタディー調査2016年版【完成版】
【4】 8020達成者は2人に1人以上で過去最高
【5】<医療事故>「リピーター」医師は27人 13~16年度
【6】 厚労相 建物内で原則禁煙の法案 基準緩和に慎重な考え
【7】本当は怖い歯の治療…銀歯を入れるのは日本人だけ? 
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【1】 歯科保健医療ビジョン 厚労省歯科医療資質向上検討会
www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000165550.html
 厚生労働省は5月22日、同省内で第4回「歯科医師資質向上等に関する検討会」を開催した。
 関連資料 歯科保険医療を取り巻く状況について
www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000165542.pdf
 歯科医療の提供は、歯科診療所が中心であり、多くは小規模事業所で勤務する歯科医師が多いこと等、医科とは必ずしも状況は一致しないものの、「働き方ビジョン検討会」報告書に基づき議論が必要な内容が含まれること、また、高齢化の進展や歯科保健医療を取り巻く環境の変化に伴って、既に歯科保健医療の需要に変化が生じており、提供体制については、外来中心であった提供体制が、在宅歯科医療や医科入院患者に対する歯科医療の提供等が必要とされていることなど、歯科保健医療の提供体制については更に議論を掘り下げていく必要がある。
 こうした視点を踏まえ、本検討会では、これまでの議論に加え、下記の検討課題を中心に、今後の歯科保健医療の需要を踏まえたあるべき歯科保健医療の提供体制(いわゆる「歯科保健医療ビジョン」)を示すこととする。
<主な検討課題>
・今後の歯科保健医療の需要について
 各ライフステージ(小児、成人、高齢者)における需要
 各医療提供施設(歯科診療所、病院、居宅等)における需要
・あるべき歯科保健医療の提供体制について
 地域包括ケアシステムにおける歯科医療機関(歯科診療所、病院歯科)の役割
 かかりつけ歯科医の役割・機能
 具体的な医科歯科連携方策や歯科疾患予防策
【2】 次期診療報酬改定に向けて歯科医療の議論を開始
 (5月31日の中医協総会)
  厚労省は5月31日、「中医協総会」を開催し、平成30年度診療報酬改定に係る歯科医療その1について議論した。
 歯科医療(その1)
www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000166451.pdf
 歯科医療を取り巻く現状を踏まえて、地域包括ケアシステムの構築の推進、口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応を確認した。70歳以上の高齢者の口腔機能について、約4割が何らかの問題を感じているとのデータを示した。
 平成28年度に新設した「かかりつけ歯科医機能強化型診療所」については、在宅医療・介護を担う施設と連携を行っている歯科診療所が多いことが示された。支払側委員からは、「一般の患者にとって、かかりつけ歯科医機能強化型診療所のメリットがよくわからない」「28年度改定できちんと議論されないまま新設された。意義をもう一度再考すべき」など、「かかりつけ歯科医機能強化型診療所」の普及の必要性を疑問視する意見が出た。
 「かかりつけ歯科医機能強化型診療所」の届出数は7301施設(29年4月1日現在、28年5月1日時点では2636)で全体の1割。他の診療所よりも地域の在宅医療や介護を担う施設などとの連携を行っている割合が高い。また、歯科医師が連携する栄養サポートチームを加算している病院が約3割あることが示された。
【3】歯科診療行為のタイムスタディー調査2016年版【完成版】
  (日本歯科医学会より)
www.jads.jp/time_study/index.html
・表 4 領域別診療項目の所要時間
・表 5 診療項目の所要時間と保険診療報酬等
・表 6 1 分あたり保険診療報酬の評価分類による領域別診療項目数
・表 7 各調査項目の初再診料 2010 年度版・2016 年度版比較
・参考 代表的な一連の歯科医療行為の総所要時間と保険診療報酬評価(人件費を加味した評価)
【4】 8020達成者は2人に1人以上で過去最高
www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-28.html
 厚生労働省は、平成28年10月~11月に実施した「歯科疾患実態調査」の結果(概要版)を公表。80歳になっても自分の歯が20本以上ある8020を達成した人の割合が、前回調査の40.2%から51.2%に増加。8020運動やプロフェッショナルケアなどにより口腔の健康の重要性が国民に浸透した結果。
 平成28年歯科疾患実態調査結果の概要
www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf
【5】<医療事故>「リピーター」医師は27人 13~16年度
 (毎日新聞より)
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-00000003-mai-soci
 ◇日本医師会が再発防止を指導・勧告
 日本医師会(日医)が、医療ミスや不適切な医療行為を繰り返していたとして、2013~16年度の4年間で医師27人に再発防止を指導・勧告していたことが、25日分かった。日医会員が医療事故に備えて加入する保険の支払い請求が多いケースについて、治療経過などを調べて判定した。民事裁判などでも被害者が異なるミスの繰り返しが表面化することは少なく、実態の一端が初めて浮かんだ。【熊谷豪】
 参考に
 医療訴訟について 「食べる行為での医療訴訟をどう回避するか」
kojima-dental-office.net/20170625-3694
【6】厚労相 建物内で原則禁煙の法案 基準緩和に慎重な考え
 (NHKオンラインより)
www.youtube.com/watch?v=rezZt30sFcU
〈記者の目〉
 そもそもこれが、激しい議論になったきっかけは2020年東京オリンピック、パラリンピックの開催決定です。IOCとWHOは2010年に「たばこの無い五輪」を推進することで合意しています。もちろん受動喫煙の防止の為です。既に世界では49か国が屋内全面禁煙を法律で義務づけて、禁煙化が進んでいます。具体的な法規制さえ無い日本の対策は、WHOから世界でも最低レベルと酷評されています。
 飲食店業界から客足の減少を心配する声が上がっているそうですが、実際には先のゴールデンウィークでも新幹線の指定席は禁煙席から埋まっていくそうで、禁煙分煙を打ち出したほうが客足は伸びそうですが。
【7】本当は怖い歯の治療…銀歯を入れるのは日本人だけ?  
 (All aboutより)
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170519-00004071-nallabout-hlth
〈記者の目〉
CAD/CAM冠やファイバーポストの保険導入により、脱金属に向けて進んでいるとはいえ、確かにまだまだ遅れていると言えるでしょうか。「奥歯だから銀歯でいいや」という患者さんが多い中、審美的な要因ではない脱金属の説明を続けていきたいところです。

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