日帰り入院
2012年10月31日(水)
昨年8月から口腔ケアを続けている、特別養護老人ホームに入居されている91才の女性が、2、3か月毎に左頬部から頸部までの腫脹と熱発を繰り返していました。その度に抗生剤の投与していました。通院していた平成20年に撮影したパノラマX線写真にて左下8番の水平埋伏を確認し、原因歯と診断しました。認知症が進んでいるため、家族や施設の方、県立中央病院口腔外科とも相談し、入院前に1度外来を受診しました。 10月30日午前中に入院手続きをとり、外来にて抜歯を行いました。夕方、全身状態や止血を確認し退院となりました(いわゆる日帰り入院)。翌朝、施設から異常ないと連絡が入り、家族の方も結果報告書を持参し、手術が無事にできてよかったですと、また、術後の昼も夕食も完食し、非常に元気ですと報告に来られました。昼頃に訪問しますと、熱発や疼痛、腫脹もなく、口腔内の創部もきれいでした。食欲も旺盛でした。中央病院へ経過報告とお礼の電話を入れました。