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一生自分の歯で食事をしたいと思っています。コツなどありますか?

2010年05月20日(木)


 歯が痛い時だけ歯科医院に通う人は、40、50才では平均0.4本/年、60才を超えると毎年1本の歯を失いますが、歯科医院で定期的に健診とクリーニングを受けている人は、事故などの外傷時を含めても、各年代を通して平均約0.1本/年と非常に少なくなります(新庄文明:「老年歯科医学」第3巻1号より)。できるだけリスクに応じた間隔で定期健診と歯科衛生士によるカウンセリングやブラッシング指導、クリーニングを受けることをお勧めします。
 大切なことは、口や身体の健康観を持ち続け、自分には虫歯や歯周病に対するどんなリスク(ミュータンス菌が多い、唾液が少ないなどや、歯周ポケットが深い、歯肉から出血するなど)があるのかを理解することです。そして、歯を削ったり、入れ歯を作ったりする結果に対する後始末に歯科医院に通うより、原因を見つけて自分自身で生活改善を目指す予防を優先しましょう。
 唾液がよく出るように、飲み物を飲まないで、できるだけ大きいものをよく噛んで食べるようにしましょう。例えば、リンゴでも、丸ごとかぶりついて食べる方が、4分の1にカットしたり、すりつぶしたり、ジュースにするよりも、同じ栄養でも口の働きはかなり違います。使うところは発達し、使わないところは退化しますので、よく働いた口は元気に健康になっていきます。
 また、口の中を綺麗に手入れする技術を覚え、習慣になるようにします。不充分なところは歯科医院で定期的にクリーニングしてもらいましょう。

 参考として
歯の定期健診と定期清掃を
kojima-dental-office.net/news/2009/03/07/1748
歯牙年齢
kojima-dental-office.net/news/2009/02/18/1745
しっかり噛む工夫
kojima-dental-office.net/20090924-212
経口摂取相談会
kojima-dental-office.net/category/renkei/nst

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