ドーピングと歯科治療
2005年10月20日(木)
国体に出場するのですが、歯の治療は差し支えないですか?
歯科治療で使用される抗生剤、消炎鎮痛剤は、使用可能と思われます。念のために、その他の治療薬も含めてアンチドーピング 使用可能薬リストで確認してください。そして、競技種目や、新しい薬など詳しいことは、スポーツドクターや薬剤師に相談してください。問い合わせる時は、薬品名を正確に伝えてください。また、市販の複合薬には、十分注意してください。
症例
患者 27才男性
初診 2005年10月20日
主訴 右下6番頬側歯肉の腫れ
特記事項 23日からの国体に出場します
ドーピング検査があります
経過 10/20
右下6番のインレーを除去し、感染根管処置
鈴木先生に確認し、
ペニシリン系抗生剤アセオシリン、消炎酵素剤レフトーゼ、
鎮痛剤フローベンを投薬
鈴木 円
kojima-dental-office.net/20020512-2613#more-2613
参考として
ドーピングに関する薬の知識 日本体育協会
www.japan-sports.or.jp/medicine/doping/tabid/540/Default.aspx
ドーピング禁止薬問い合わせの対応手順
www.doyaku.or.jp/sportspharmacist/pdf2.pdf#search='ドーピング禁止薬‘