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手足口病

1988年08月04日(木)


S63.7.23.A S63.7.23.A (2)

患者 5歳女児
初診 昭和63年7月23日
主訴 口の中にできものができた
現症 口腔内歯肉頬移行部にアフターが2カ所
   わずかに触ると痛い
   手のひらなどにも発疹あり
診断 手足口病によるアフター性口内炎
経過
 7/23 食べ物は刺激の少ないもの、脱水に注意
      手洗いなどの感染対策を指示
 8/4  よくなる
 厚労省
www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
 SARAYA
family.saraya.com/kansen/teashikuchibyo/index.html
 手足口病は、ウイルスの感染によって起こる感染症。子どもを中心に、主に夏に流行する。報告数の約90%が5歳以下の乳幼児。コクサッキーウイルスA6、A10、A16、エンテロウイルス71(EV71)などが主な原因。
 感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹。発熱は約3分の1にみられるが、高熱が続くことはない。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る。しかし、まれに、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがある。
 感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入る)。乳幼児では原因となるウイルスに感染した経験のない者の割合が高いため、感染した子どもの多くが発病する。
 手足口病には有効なワクチンや予防薬もない。特効薬や特別な治療方法もない。これまでほとんどの人が子どもの間にかかって、免疫をつけてきた感染症。
 一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理すること。特に、保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員とこども達が、しっかりと手洗いをすることが大切。特におむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、手洗いをしっかりと。

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