小島歯科医院 名誉院長ブログ

29.7.7.

2017年07月07日(金)


【1】「税の再分配」革命がニッポンを救う! 最注目の経済学者、井手英策・慶大教授
【2】感冒への抗菌薬投与は行わないこと—厚労省が「抗微生物薬適正使用の手引き」公表
【3】歯を削る医療機器、半数が使い回し…院内感染恐れ
【4】電池寿命に不安。電気自動車の中古価格が暴落中!
【5】各地でヒアリ見つかる 
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【1】「税の再分配」革命がニッポンを救う! 最注目の経済学者、井手英策・慶大教授
 (毎日新聞より)
mainichi.jp/sunday/articles/20170626/org/00m/070/004000d
 税とは強制的に徴収され無駄遣いされるものではなくて、何歳まで生きても、いつ失業しても、誰もが安心して生きられる社会の共通の貯蓄であり、結果的に所得や納税者数を増やし、財政を健全化するものである、という考えだ。
 前提には、「日本も世界も縮減の世紀に入り、従来型の経済成長は困難」との時代認識がある。成長への過度な依存から脱却、分配政策を革命的に転換することによって、日本の社会経済構造を「自己責任」から「分かち合い」へ、「お金の保障」から「尊厳の保障」へ、「人間を消費する経済」から「人間が乗りこなす経済」へ、「袋叩(ふくろだた)きの政治」から「温(ぬく)もりを育む政治」へとシフトさせていこうという野心的財政理論だ。
【2】感冒への抗菌薬投与は行わないこと—厚労省が「抗微生物薬適正使用の手引き」公表
 (メディ・ウォッチより)
www.medwatch.jp/?p=14101
 薬剤耐性対策として抗微生物薬(抗菌薬など)の適正使用が必要であり、外来において急性気道感染症や急性下痢症の患者に不必要・不適切な抗菌薬投与は控える必要がある。例えば、感冒に対しては抗菌薬を投与しないことが推奨され、急性下痢症には基本的に対象療法のみを行うことが推奨される—。
 ここがポイント!
1 抗菌薬の不必要・不適切使用による「薬剤耐性菌による感染症」が国際的な課題
2 急性副鼻腔炎でも軽症の場合には「抗菌薬投与を行わない」ことを推奨
3 急性下痢症では、水分摂取を励行した上で、基本は対象療法のみを推奨
yomiuri0701【3】歯を削る医療機器、半数が使い回し…院内感染恐れ
 (ヨミドクターより)
yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170703-OYTET50012/
 全国の歯科医療機関の半数近くが、歯を削る医療機器を患者ごとに交換せずに使い回している可能性があることが、2017年の厚生労働省研究班(代表=江草宏・東北大学歯学部教授)の調査でわかった。
 参考に
 歯科医院・医療器具半数が交換せず 07/04 09:00  TBSテレビ 【ビビット】
jcc.jp/news/12404091/
【4】電池寿命に不安。電気自動車の中古価格が暴落中!
 (YAHOOニュースより)
news.yahoo.co.jp/byline/kunisawamitsuhiro/20170707-00073002/
 電気自動車、日産リーフの中古車価格が激しく下落している。2011年や2012年の初期モデルについていえば、30万円~40万円という超バーゲンセール。新車時に325万円した2016年モデルの自動ブレーキ付きモデルすら110万円台で購入可能という状況。日本の量販自動車で最も激しい価格下落を記録中である。
 リーフに乗っていると、確実に性能劣化を感じるだけでなく、遠からず自動車としての役割を果たせなくなり「ゴミ」になってしまう気分を味わうことになる。最大にして唯一の解決策は「安価なバッテリー交換プログラムを作る」ことながら、日産自動車のDNAなのか、ユーザーのフォローをしない。
 徹底的なユーザー目線を貫くトヨタと好対照と言って良かろう。ちなみにトヨタはバッテリー寿命に問題を抱えていた初期型のプリウスに対し、バッテリーの生涯補償を打ち出した。生涯補償の対象にならない初期型以外のモデルはクルマの寿命くらい長持ちするようになった上、交換用バッテリー価格を低く抑え、15万円以下で新品に交換できる。
 同じ時期にハイブリッドを発売したホンダも当然ながらバッテリーは交換しなければならないが、生涯補償どころか、初期型インサイトを買った人の大半が、驚くほど高額のバッテリー交換費用を迫られることになったほど。むしろ日産やホンダが普通でトヨタだけダントツに顧客のことを考えているのかもしれない。
【5】各地でヒアリ見つかる 
matome.naver.jp/odai/2139270388191360401
 ヒアリに刺されるとやけどのような痛みに襲われ、アナフィラキシーショックを起こして死に至ることもあるとされることから、素手で捕まえたり触ったりしないよう、呼びかけています。
 強い毒を持つ南米原産のヒアリは、ことし5月に中国から神戸港に陸揚げされ兵庫県尼崎市に運ばれたコンテナの中で見つかって以降、各地で相次いで見つかり、これまでにヒアリが確認されたのは、神戸港、名古屋港、大阪港、東京の大井ふ頭などで、愛知県春日井市ではコンテナの荷物を運んだ倉庫から見つかるなど、港以外の内陸部でも見つかっています。さらに、大阪港と尼崎市では女王アリも確認されていて、環境省は見つかった場所で繁殖していた可能性もあると見ています。こうした事態を受けて、環境省は国土交通省と連携して主要な港でヒアリが周辺に広がっていないか専門家や職員による調査を行っています。
 東京都環境局 ヒアリ
gairaisyu.tokyo/species/danger_15.html

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