親子の歯周炎
2009年10月15日(木)
両親が重度の歯周炎のときは、子どもたちに感染している可能性が高いと考え、15,6才までに歯周検査と赤染めを勧めている。軽度なうちに発見し、早期にリスクを自覚し、悪くならないようにプラークコントロールなどを習慣化する。時期が少し遅れると進行した歯周病となることもある。子息の歯周炎も参考に。歯間部歯肉を自然な形に kojima-dental-office.net/20090513-301
患者 39才女性
初診 平成4年12月22日
主訴 左下1番が痛い
現症 歯石が多量に沈着
口臭あり
歯間が離開し低位咬合
歯の動揺
歯槽骨の吸収が著しい
プロービングデプスが5~8mm
現病歴 歯が動揺すると抜歯していた
家族歴 子息も重度歯周炎
経過 12/22 歯周病についてお話しする
12/30 赤染めによるブラッシング指導
平成5年1/21 歯肉が引き締まりきれいになり、出血も少なくなる
3ヶ月かけてプラークコントロールの定着と
全顎の歯石をきれいにする
5/6 歯間離開に対する床矯正を開始し、
7月に抜歯、根分割やFOPを行い
8月にブリッジを装着する
平成12年5/27 7年6ヶ月後の定期健診
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