ペルーとその周辺国への旅
2020年01月23日(木)
2020年1月8日~21日
遠い遠い地球の裏側へ。ロサンゼルスで休憩する超ゆったりな、高山病対策のため徐々に高度を上げるツアーを選ぶ。ベーリング海を渡っていった蒙古民族でありながら、未知なる不思議な文明・文化を持つ国を訪ねる。マチュピチュ遺跡やナスカの地上絵に出会う夢が叶った。イグアスの滝やウユニ塩湖の雄大な大自然にも触れることができた。高山病を体験できたこともいい思い出になった。標高3500メートルを超えたところに滞在すると、体がだるく、頭もぼーっとして、食欲もなくなった。平地に戻るとケロッと治った。気温差にも悩まされた。しかし、雨期にもかかわらず要所要所で天候に恵まれ、素晴らしい旅となった。料理は美味しく日本人に合う味。果物も、食材も豊富で、トマト、ジャガイモ、トウモロコシ、トウガラシは、ペルー(アンデス)原産の野菜で種類が多かった。 続きを読む
金澤 平山 5
2023年06月08日(木)
8日(木)電車とバスを乗り継ぎ、21世紀美術館へ。第75回記念二紀展の個性溢れる様々な作品をを鑑賞。夫婦二人で小雨の中ゆっくり歩いて金澤 平山へ。いい仕事している。レベルの高さに舌鼓。素材を活かしたセンスが抜群。カワハギをワラビのたたいた物にその肝と卵をよく混ぜていただく、感動もの。紫玉葱のシャキシャキ感も絶妙。賀茂ナスの揚げだしに毛ガニあんかけ。風味が箸を進める。内子がたまらない。アラと炙ったコチを載せた青竹を冷凍した器が粋だね。八寸も見事。思わぬ組み合わせは驚きの連続。スッポンと鱧、タコともずく。太キュウリやイチジク。梅貝の肝合えや牡蠣貝の低温調理は、ビールや日本酒が進む。前回の平山
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思考の整理学
2021年12月27日(月)
外山滋比古著
ちくま文庫
1986年4月24日発行
2021年3月5日 第125刷
520円
1.「思われる」と「考える」
①I thinkAisB
日本へ来たばかりのアメリカ人から、「日本人は二言目にはI think….というが、そんなに思索的なのか」と質問されて、面食らうことがある。
「AはBである」と断定してしまっては、相手へのあたりが強すぎるという気持ちが働く。そこで何かで包みたい。人にお金を渡す時に包みに入れる感覚。「むき出しのお金はいけない」は常識。「AはBである」は、はしたない。包めば「AはBだと思う」となる。その心理が英語でしゃべる時に持ち込まれると、AisBではなく、特に考えているわけではないのにI thinkAisBという表現になる。 続きを読む
カナダの旅
2019年10月21日(月)
2019.10.11.~20.
大自然と人間が交流する広大な国、カナダへ。地震や台風による災害が少ない国でもある。また、標識などに英語とフランス語が併記されている。今回の旅は、個人旅行のため自分たちで予定を組み、夕食も全て決めなくてはならない。添乗員が同行していないので、その都度現地ガイドを頼ることになる。目的は、氷河の上を歩くことと、カナディアンロッキーやナイアガラの大自然に触れること。カナダの大地は、氷河によるU字地形が、川の水によりV字形に浸食され形成されている。山脈は、北へ向かうほど、氷河で覆われた期間が長いほど鋭く切り立ち、南へ下るほど、氷河から開放された期間が長いほど風化により丸みを帯びている。湖が300万個もあり、世界の約60%を占める。動物と人とが共存できるよう動物専用の橋やトンネルが備えられていた。国立公園内での法律が厳しい。野生動物に餌を与えると、罰金の上限が25000カナダドル(1カナダドル85円とすると、212万5千円)。 続きを読む
男の作法
2009年10月25日(日)
池波正太郎著
新潮文庫
昭和59年11月25日発行
438円
池波正太郎の「若い友人」佐藤隆介氏の様々な質問に答えられたものが、きわめて具体的に男の生き方を教えるこの一冊になっている。食卓の礼儀作法に始まり、人事、組織、贈り物、小遣いなどなど。引き戸や畳などの日本の家についても語る。自分を知り、自分本位ではなく、他人を思いやり、気をまわす日本の心に触れたように思う。 続きを読む
自分の頭で考える日本の論点
2021年01月26日(火)
出口治明著
立命館アジア太平洋大学学長、ライフネット生命創業者
幻冬舎新書
2020年11月25日発行
1100円
人々の間で意見が分かれている「論点」を22個選び、基礎知識的なことを解説した上で、著者はどう考えているかを述べている。そこに至る思考のプロセスを学びたい。
物事を考える時に大切にされていることは、「タテ(昔の歴史)・ヨコ(世界はどうなっているか)・算数(数字、事実、論理で裏付ける)」の3つ。日頃からそのような訓練を積み重ねることが、想定外のことが起きた時に生き残る力とななる。
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いけ森 11
2024年11月16日(土)
sp.raqmo.com/ikemori/
16日(土)割烹 いけ森にて森元先生を囲む会、蟹づくし。香箱蟹ジュレ酢に脱帽。人を堕落させる。しっかり角が立つ鰤の刺身。いい仕事している。進化を遂げる目利き、技、探究心。根底の出汁の優しさを素直に喜べる日本人で良かったと思う。
森元主税氏講演会「今日からできる歯科『訪問』診療」
kojima-dental-office.net/20241117-7697
前回のいけ森 2018年12月12日
kojima-dental-office.net/blog/20181212-10936#more-10936 続きを読む
Ikarus (イカルス)fromスイス 2
2018年04月13日(金)
13日(金)初来日公演が衝撃的だったので、二回目となる来日公演も再びもっきりやへ。銀河系を飛び出した異星雲感覚は健在だった。スイスのピアニストで作曲家の Nik Baertschがバックアップする、全く新しいジャンルの世界が身体をスウィングさせ、心をリラックスさせる。言葉の壁を越えたスキャット風ヴォーカルの表現力とハーモニーの素晴らしさ。ドラム、ピアノ、ベースの緻密に組み合わされたリズムの楽しさ、心地よさ。息を呑む展開への緊張感とウキウキ感。
www.youtube.com/watch?v=VDe4ywCV_6k
www.youtube.com/watch?v=nFMcMRyFpZ0
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金城大学ダンス部第20回定期公演「Zutto」
2022年12月26日(月)
25日(日)金城大学ダンス部第20回定期公演 「Zutto」が、松任文化会館“ピーノ”とオンラインLIVE配信によるハイブリッドで開催された。見事なダンスパフォーマンスだった。コロナ禍の中の練習はさぞかし大変だっただろう。逆境を乗り越えた仲間との友情は一生の宝物になる。OBOGなど多方面の創意工夫が伝わる。ぜひ来年の舞台を期待したい。
kdc20show.hp.peraichi.com
参考に
金城大学ダンス部第18回定期公演
kojima-dental-office.net/blog/20201227-14361#more-14361
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なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか
2020年12月11日(金)
野嶋剛著
nojimatsuyoshi.com/
扶桑社新書
2020年7月1日発行
880円
・SARSの教訓から指揮系統の一本化、中央と地方の一致、対策の合理性、情報の透明化、必要な準備、法体系の整備などの事前対策をしっかリ整えたこと
・12月31日に、台湾政府は、情報の把握、閣僚会議、検疫体制の強化、中国への確認、WHOへの通報、そして、国民への注意喚起を行ったこと
・トップが大局的観点から決断できたことと、これと思った人材を揃えることができる仕組みがあること
・「台湾を守る」への共感力が台湾のコロナ対策の原動力になったこと
・インターネットの無数の議論から生まれる世論上の判断が政策決定に活かされること
・台湾では、まずは国民の生命を守る感染押さえ込みを優先し、政府に保証や支援を求める「金」の話は後で構わないという考え方が強かったこと
・感染症対策については、国家は鬼になったこと
・台湾の人々は中国とWHO情報を信用しなかったこと
・ITに強いこと
などなどジャーナリストの分析はすごい。
時系列もお読みください 続きを読む