のぼるくんの世界

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なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか

2020年12月11日(金)

なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか野嶋剛著
nojimatsuyoshi.com/
扶桑社新書
2020年7月1日発行
880円
・SARSの教訓から指揮系統の一本化、中央と地方の一致、対策の合理性、情報の透明化、必要な準備、法体系の整備などの事前対策をしっかリ整えたこと
・12月31日に、台湾政府は、情報の把握、閣僚会議、検疫体制の強化、中国への確認、WHOへの通報、そして、国民への注意喚起を行ったこと
・トップが大局的観点から決断できたことと、これと思った人材を揃えることができる仕組みがあること
・「台湾を守る」への共感力が台湾のコロナ対策の原動力になったこと
・インターネットの無数の議論から生まれる世論上の判断が政策決定に活かされること
・台湾では、まずは国民の生命を守る感染押さえ込みを優先し、政府に保証や支援を求める「金」の話は後で構わないという考え方が強かったこと
・感染症対策については、国家は鬼になったこと
・台湾の人々は中国とWHO情報を信用しなかったこと
・ITに強いこと
などなどジャーナリストの分析はすごい。
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ギリシャの旅

2019年03月13日(水)

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 紀元前の歴史を持つ国、ギリシャへ。神話・伝説の世界から遺跡発掘によって明らかにされた、素晴らしい文明・文化までをたどる旅。あるがままの遺跡にロマンや感動が膨らむ。ほとんど修復には手つかずで自然にとけ込んでいた。創造と破壊を繰り返す過去を振り返る。科学、哲学、言葉や文字、民主主義の起源を感じ、ミケーネ文明、クラシック期、ヘレニズム(東西融合の文化)、ビザンチンなどの建築に触れ、イオニア式、ドーリア式、コリント式の柱に興味を持つ。ゼウスなどの多神教からギリシャ正教にも好奇心が湧く。奇岩の上に建つ教会に、信仰心と技術、忍耐を感ずる。建物が、カトリックと全く違う正十字の形にビックリ。 続きを読む

屋久島の旅

2017年05月12日(金)

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 樹齢7200年の縄文杉をこの目で見ようとあこがれの屋久島へ。そして、今年2月に訪れた自然生成エネルギーの国、ニュージーランドの次は屋久島。大手電力会社に依存しない、100%自然エネルギーの島、屋久島。月の35日が雨と言われる島、年間総雨量は人が暮らす外周部で4000~5000mm(他の地域の2~3倍)山岳部になると10000mm。島への出入りは雨で大変だったが、島にいる2日間は青空だった。朝3時起床、登山口から6時出発、縄文杉トレッキング、約22キロ標高差700メートル、11時間4万歩。7200年の生命力との出会いが、足腰の痛み、体幹維持の限界を吹き飛ばす。 続きを読む

ル・マルス

2018年04月01日(日)

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1日(日)陽気に誘われて金沢駅から歩く。香林坊日銀裏のル・マルスにぶらり立ち寄る。外観、内装、雰囲気、親しみやすさが抜群。島根県産マテ貝のガーリックバターソテーとアンドゥイエット(豚大腸・胃袋のソーセージ)ソテーを頂く。また美味しい店を見つけた。そして、21美と県美に分かれて開催されている現代美術展へ。気になる作家や知り合いの作品を観て安心したり、変化も楽しむ。街のあちこちの桜が一気に満開。 続きを読む

貴船2

2015年08月22日(土)

雲丹2 22日(土)午後6時半から主計町「貴船」にて野村修一先生を囲む会。窓を開けると、淺野川、川面から気持ちよい風。日が暮れると街灯りが写る。上品な味に斬新な一工夫。ひとつひとつに手間を惜しまぬいい仕事。どれもこれも美味しい。
前回の貴船
kojima-dental-office.net/blog/20100315-1612#more-1612 続きを読む

唄者 上間 綾乃

2012年11月13日(火)

%e4%b8%8a%e9%96%93-%e7%b6%be%e4%b9%83%ef%bc%92 診療後、落雷と霰混じりの暴風雨の中もっきりやへ。もうすでに満員だった。上間 綾乃の初ライブが始まった。ワンフレーズで沖縄の薫り、青い海、青空へ。地声の力強さと透き通る裏声に、うっとり聴き惚れる。首回りの筋肉に唄者の意気込みを感じる。声質、発声方法、島の言霊、メロディ、イントネーションに、包まれていて心地よい。腰のくびれにちょこんと載せる三線も可愛いらしい。そこから繰り出される爪弾きにも哀愁と南国の陽気さがあり、そのコントラストも魅惑的。
 帰りに、CDを買い求めた。「さようなら」と「悲しい」という言葉そのものがない沖縄の心が、診療室に温もりを伝える。 続きを読む

母と子のよい歯のコンクール

2008年08月22日(金)

母と子のよい歯のコンクール 平成20年度「第57回母と子のよい歯のコンクール」の表彰式が、8月22日(金)午後1時30分から石川中央保健所河北地域センターにおいて行われました。石川県歯科医師会長賞に選ばれた4歳の女の子とお母さんに表彰状と記念品を石川県歯科医師会会長に代わって河北歯科医師会会長として贈りました。河北地域管轄では初めての快挙で誇らしくうれしかったです。きれいな歯と歯並びそしてすばらしい笑顔の親子でした。ほんとうにおめでとう。審査の時に使われた母と子の上下全歯顎模型を記念に大事にそうに持ち帰りました。これからも口の中に気を配り、ゆっくりと、大きなものやいろんな素材を奥歯でしっかり噛んで食事してください。食べることは楽しくて素敵なことです。いつまでも健康な歯と歯茎で、子どもと一緒に語り合いながら食卓を囲んでほしいです。

歯科衛生士のためのヘルスカウンセリング

2021年09月11日(土)

宗像恒次監修・著
1998年1月10日発行
クインテッセンス出版
6500円
 本書で述べるヘルスカウンセリングは患者さんが必要な行動改善に自ら気づき、自分の意思によるセルフケア行動を育てるための行動科学に基づいた効果的な係わり方である。
 頭で分かっていながら行動の決断と実行ができない背景には、不安、怒り、悲しみなど隠された感情を持った意思が働いていて行動を妨げている。歯科医療従事者は患者さんの隠された感情や意思に気づき、自分自身で決断できるように支援できるカウンセリング技法を身につける必要がある。 続きを読む

石垣島と離島4島

2016年02月19日(金)

石垣島                                    28.2.16~19
16日(火)
 朝6時、雪の中を小松空港へ。高速道路では除雪車による渋滞に巻き込まれ、一時心配したが、搭乗時間に間に合う。雲の上は青空、富士が綺麗。羽田で腹ごしらえ。石垣島へ向かう飛行機は小松便より一回り大きく、乗客の多さにビックリ。しかし、遠いなあ、3時間半の長旅。新石垣空港に着陸。想像より寒い。14度。石垣島の人口は、住民票のある人約5万と、働き手、観光客を合わせると実質約7万。思っていたより都会。特に若者が多い。 続きを読む