口腔状態の観察と本人・家族・介助者の口腔清掃

2025年01月23日（木）

　２２日（水）午後４時から５時まで夕陽ヶ丘苑にて、第２回学習会「「口腔ケアを考える」を開催。前回の質問「舌苔の清掃について」と「片麻痺の方の流涎（よだれ）の対処について」を解説。その後、本題の「口腔状態の観察と本人・家族・介助者の口腔清掃」をレジュメとパワーポイントデータを使用して４５分ほど解説。その後約１５分、現場での疑問や困りごとなどに対して活発な質疑応答。特に常時開口している方の口腔乾燥、舌苔や痰の対応の仕方について様々な意見のやりとりがあった。決め手となる答えは見つからないが、これからも共通理解が得られるように協議を積み重ねていきたい。レジュメ　第２回学習会「「口腔ケアを考える」
　学習会「「口腔ケアを考える」
第２回　口腔状態の観察と本人・家族・介助者の口腔清掃
講　師　　　　ママとこどものはいしゃさん　内灘院
　　　　　　小島歯科医院　名誉医院長　小島登
日　時　　　２０２５年１月２２日（水）16:00～17:00　
会　場　　　特別養護老人ホーム夕陽ヶ丘苑
参加者　　 看護師３名、介護士１３名
　第１回　口から食べる支援と口腔リハビリ
kojima-dental-office.net/20240920-7726#more-7726
アンケート
【職種】　　
　看護師　３人
　介護士　１３人
【内容について】
　参考になった　　　　１６人
　普通 　　　　　　　　　０人
　理解できなかった 　　　０人
【感想、意見、質問等をご記入ください】
　・舌苔ケアについて学ぶことができて良かったです。
　　知らなかった内容もあり勉強になりました。
　　口腔ケアは毎日していますが、まだまだ勉強不足なので
　　　引き続き学習会を通して勉強できたらありがたいと思いました。
　・毎日口腔ケアを行っているので、とても参考になりました。
　　介護士の方々と協力してケアを進めていきたいと思いました。
　・舌苔の清掃やケアに関してのお話しは映像もあり
　　　具体的で分かりやすく面白かったです。
　　ひとつひとつを参考にし、日々色々と取り組んで見たいと思います。
　・口腔内の乾燥の方は多く、悩んでいましたが、
　　　　先生の話を聞いて色々工夫しようと思いました。
　　舌苔の観察の大切が分かり、明日から実施しようと思います。
　・舌苔ケアの仕方がとても参考になりました。
　　舌はストレスなどから変わることが分かった。
　　口腔が乾燥しないように心がけていきたいと思います。
　　敏感な前歯部からではなく鈍感な奥歯から口腔ケアをしたいと思います。
　・日頃の観察が大事だと思いました。
　　症状別の状態が写真で見られて参考になりました。
　　食べることと、口の中の状態、体調が
　　　　すべて繋がっているんだと改めて身体のすごさを知りました。
　・ケアは積み重ねが大切なので、
　　　道具選びや術者のやりやすさにも工夫の余地があると思いました。
　・口腔内の様子からいろいろな情報が読み取れることが分かった。
　　　口の中の清潔さを保ち、健康を維持させられるように心がけていきたい。
　　　口腔ケア時の姿勢にも気をつけていきたい。
　・何気なく口腔ケアをしていたが、順番があることが分かった。
　　舌の状態で身体の調子が分かる事がしれて良かった。
　　続けていくことが大切である。
　・画像を見せていただき分かりやすかった。
　　口腔ケア時に舌の状態まで見ていなかったが、今後観察するようにしたい。
　　利用者さんの姿勢をも正し、口腔ケアを行いたい。
　・舌、歯肉の観察を画像付きの説明を聞いて
　　　こんなに状態によって色などが違うことに興味を持ちました。
　　流涎が気になる利用者さんがおいでるので、口腔機能の向上に役立てたい。
　・画像と経過が見やすく、口腔ケアのイメージがしやすかった。
　　口腔内と全身の病気と関連付けすることも必要ということもわかり、
　　　いろいろな可能性を連携していこうと思った。
　・前半の高齢者以外の人の歯周病の話は個人的には参考になりましたが、
　　　職場的には不要かなと思いました。
　　今後の質問時には口腔内の写真を準備して、皆で見られるようにすると、
　　　先生も答えやすいし職員も理解しやすいと思いました。
　・日頃聞けない口腔ケアについての知識が増え、大変参考になりました。
　　今までよりも真剣に、より良い口腔ケアに繋げていけたらと思います。　
　・いろんな状態の口腔ケアの方法が分かったので良かったです。
　・わかりやすいお話しでした。