小島歯科医院 名誉院長ブログ

4.2.17.

2022年02月17日(木)


【1】パブリックコメント、公聴会の報告について
【2】令和4年度 税制改正の概要(厚生労働省関係)
【3】ママとこどものはいしゃさん
【4】電子処方箋について
【5】病院の1割、対サイバー攻撃「脆弱機器」を未対策のまま使用
【6】新型コロナワクチンの接種に関して
【7】新型コロナウイルス感染症 石川県内の感染状況について(令和4年1月)
【8】新型コロナウイルス感染症 保育所、学校
 A.新型コロナウイルス感染拡大下における保育所の対応について
 B.新型コロナウイルス感染症対策に関する取組(文部科学省)令和4年2⽉10日
 C.大学等における新型コロナウイルス感染症の感染状況等について
【9】爪切りについて専門家に聞いてみた
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【1】パブリックコメント、公聴会の報告について
 (中 医 協 総 - 2 - 1)
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000891416.pdf
 (中央社会保険医療協議会 総会(第515回)令和4年2月2日)
www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00138.html
 2022年4月歯科診療報酬改定
kojima-dental-office.net/20220118-6199
 Ⅰ-5 かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師の機能の評価
○ かかりつけ歯科医の機能の評価について
 ・SPT(歯周病安定期治療)や Ce(エナメル質初期う蝕)に対する処置など全ての歯科医療機関で給付可能な項目を、施設基準によって差別化しないこと。(同旨 138 件)
 Ⅰ-7 地域包括ケアシステムの推進のための取組
○ 在宅医療における医科歯科連携の推進について
 ・不合理な施設基準要件を撤廃すること。特に、歯管の総合医療管理加算の施設基準を撤廃し、医管については歯科衛生士の配置要件を抜本的に見直すこと。(同旨 124 件)
 Ⅲ-5 口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療の推進
○ 歯科外来診療における院内感染防止対策の推進について
 ・院内感染防止対策に対する評価を復活・充実すべき。(同旨 155 件)
 ・初再診料を引き上げ、歯初診注1の施設基準は廃止すべき。(同旨 153 件)
○ 歯科口腔疾患の重症化予防について
 ・SPT(歯周病安定期治療)や Ce(エナメル質初期う蝕)に対する処置など全ての歯科医療機関で給付可能な項目を、施設基準によって差別化すべきではない。(同旨 131 件)
 ・歯周病安定期や重症化予防治療に包括した項目を独立して算定できるようにし、歯周基本治療の点数を引き上げて欲しい。(同旨 124 件)
○ ライフステージに応じた口腔機能管理の推進について
 ・口腔機能管理料および小児口腔機能管理料について、点数を引き上げ、診断や管理に必要なものを包括するのではなく、検査・技術等にも適切な評価をすべき。(同旨 121 件)
○ 歯科固有の技術について
 ・メタルコア加算の廃止は中止しファイバーコアにも加算を新設して欲しい。(同旨 133 件)
 ・金パラにかかる点数は基準改定・随時改定ともに実勢価格をもとに改定して欲しい。(同旨154 件)
 ・歯科技工士にも適正な報酬が配分できるよう、補綴関連の点数を大幅に引き上げて欲しい。(同旨 144 件)
 ・処置手術、補綴治療に係る麻酔について、実態どおり算定できるようにして欲しい。(同旨136 件)
 ・補管を廃止すること。少なくとも補管は歯科医師の判断で装置ごとに算定できるようにして欲しい。(同旨 142 件)
○ その他
 ・同一初診期間中1回のみの算定などを見直し、実態に則した評価として欲しい。(同旨 133件)
・不合理な施設基準要件を撤廃して欲しい。特に、歯管の総合医療管理加算の施設基準を撤廃し、医管については歯科衛生士の配置要件を抜本的に見直して欲しい。(同旨 123 件)
【2】令和4年度 税制改正の概要(厚生労働省関係)
 (厚生労働省令和3年12月)
www.mhlw.go.jp/content/12602000/000871816.pdf
 ・社会保険診療報酬に係る非課税措置及び医療法人の社会保険診療報酬以外部分に係る軽減措置の存続(事業税)
 ・国民健康保険税の基礎課税額に係る課税限度額を65万円(現行:63万円)に、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度額を20万円(現行:19万円)に引き上げる。
【3】ママとこどものはいしゃさん
kojima-dental-office.net/20220101-6311
 グループ医療理念
1.安心・安全、そして誠実な治療をご提供する。
 私達は家族にするように、清潔な道具を用いて、皆様1人1人にとって一番良いと思われる治療をご提案し、ご提供します。
2.医療人として誇りを持ち、常に最先端医療を追求する。
 医療は日進月歩です。
 口の中の病気である「むし歯」「歯周病」は感染症であることがわかっています。歯を削ってつめるだけで治ったといえるのでしょうか?
 当院は原因である細菌に注目し、2度とむし歯、歯周病で困らない健康な人生を歩んでいただく方法を学び、日々技術研鑽につとめております。
3.未来を担う子供達の健康な笑顔を創造する。
 先進国において歯並びが悪いのは日本人だけだと世界に認識されています。
 これからの世界を背負って立つ日本人の子供達に、歯の健康の知識を与え、むし歯にさせることなく、歯並びをきれいにすることこそ私達の義務であります。
4.仕事を通じ人間的に成長し、豊かな人生を歩んでいく。
 私達は仕事をすることによって様々な経験を積み、成長し幸せになるということを知っています。
 皆様に安心していただくよう人間力向上にもつとめてまいります。
【4】電子処方箋について
 (資料2)
www.mhlw.go.jp/content/12401000/000887982.pdf
 (第150回 社会保障審議会 医療保険部会 2022年1月27日)
www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126706.html
 電子処方箋とは、オンライン資格確認等システムを拡張し、現在紙で行われている処方箋の運用を、電子で実施する仕組み。オンライン資格確認等システムで閲覧できる情報を拡充し、患者が直近処方や調剤をされた内容の閲覧や、当該データを活用した重複投薬等チェックの結果確認が可能に。(令和5年(2023年)1月~運用開始)
 電子処方箋の仕組みは、電子処方箋を医師等から支払基金等を介して薬局に伝達するものであるため、医師法等において、医師等が電子処方箋を支払基金等に提供すれば、患者等に交付したものとみなすなどの規定を整備する。
【5】病院の1割、対サイバー攻撃「脆弱機器」を未対策のまま使用
    9割「脅威感じる」が対策追い付かず
 (読売新聞オンライン2022年2月16日)
news.yahoo.co.jp/articles/a6849dec709a4b4d4997fa51dbca093e630ec855
 全国の病院を対象に実施されたサイバーセキュリティー調査で、約1割の病院がサイバー攻撃への脆弱(ぜいじゃく)性を指摘された機器などについて、適切な対応を取らないまま使用していることがわかった。ランサムウェアと呼ばれるウイルスで病院のシステムが停止する被害が相次ぐ中で、対策の遅れが明らかになった。
 電子カルテシステムが被害に遭った病院では、オンラインで接続していたバックアップも含めて感染した事例もあり、復旧が長期化している。調査では、98%の病院でバックアップを取得していたが、ネットワークから遮断したオフラインで保管していたのは47%にとどまった。
【6】新型コロナワクチンの接種に関して
 (第3 0回厚生科学審議会予防接種・ワクチン 分科会(2月1 0日)の結果について)
www.mhlw.go.jp/content/10900000/000898599.pdf
 (第72回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 令和4年2月16日)
www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
 ファイザー社ワクチンを用いて特例臨時接種に位置付ける。現時点では、オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが未だ確認されていないことも踏まえ、小児(5-11歳)の新型コロナワクチンの接種に関しては、努力義務の規定は小児について適用しないこととする。
 妊娠中の者に対して、新型コロナワクチン接種の努力義務の適用除外を解除する。
【7】新型コロナウイルス感染症 石川県内の感染状況について(令和4年1月)
www.pref.ishikawa.lg.jp/kansen/documents/202201kansenzyokyo.pdf
 (石川県)
www.pref.ishikawa.lg.jp/kansen/corona.html
 ○令和4年1月の新規感染者数 4,766人(累計 12,815人)
 <感染者の内訳(速報値)> ※今後の調査により変動する可能性がある
 〇概要
 ・1か月あたり最多となる20のクラスターが発生
   保育園・こども園 7件、学校関係 5件、高齢者施設 4件、
   医療機関 2件、会食関係 1件、職場 1件
 ・保育所・こども園、学校など、子どもの感染が急拡大
   10代以下の感染者 12月:0人 → 1月:1,530人
 〇医療圏別 石川中央医療圏(金沢市など)の感染者が8割弱(3,657人)
   ※うち、金沢市が全体の5割(2,544人)
 〇年代別 30代以下が7割 (3,293人)
 〇症状別 無症状・軽症が9割強(4,493人)、中等症は1%未満(39人)
 〇ワクチン接種回数別
   未接種の場合の感染リスクは、2回接種済みの場合の2倍
【8】新型コロナウイルス感染症 保育所、学校
 A.新型コロナウイルス感染拡大下における保育所の対応について
 (資料5-2)
www.mhlw.go.jp/content/10900000/000895939.pdf
 (第71回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年2月9日))
www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
 保育所については、感染が拡大している状況においても、社会機能の維持のために事業継続が求められる事業であることから、感染予防に最大限配慮しつつ、原則開所することを各市区町村に依頼している。
 一方、保育所の子ども・職員が感染した場合、保育の実施主体である市区町村が、都道府県の保健衛生部局等と連携・相談の上、臨時休園するかどうか判断することとしている。※ 令和4年2月3日時点の全国の休園数:777施設(自治体からの報告ベース)
  *全国の保育所等の数は約3万箇所
【今般の感染拡大を受けた対応】
 オミクロン株に係る濃厚接触者については、自治体の判断により、待機期間を7日間に短縮できること、保育士は、検査を行えば、5日目に待機を解除できる対象になり得ることを周知
 既存の新型コロナウイルス感染症補助金(各保育所に最大50万円補助)により、待機期間の短縮時に行う検査の費用や、代替要員の確保に充てることができる旨を明確化
 オミクロン株の特性を踏まえた感染症対策として、以下の取組等を実施
① 職員や保護者のマスク着用、遊具等のこまめな消毒などの基本的対策の徹底
② 感染リスクの高い活動を避ける、少人数に分割した保育、大人数での行事の自粛、保護者参加の行事の見合わせなどの対応
③ 保育士をはじめ保育所の職員に対するワクチンの追加接種の速やかな実施
④ 濃厚接触者である保育士等への早期復帰のための検査の積極的実施、
⑤ 発育状況等からマスクの着用が無理なく可能と判断される児童については可能な範囲で、一時的に、マスク着用を推奨する
 (満2歳未満児には推奨しない。子どもや保護者の意図に反して無理強いしないなど、留意点を整理して現場に周知)
 B.新型コロナウイルス感染症対策に関する取組(文部科学省)令和4年2⽉10日
  資料5
corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r040210.pdf
 (新型コロナウイルス感染症対策本部)(第87回)
www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html
 新型コロナウイルス感染症に関する学校関係の調査結果について
1.臨時休業の状況調査(1/26時点)
   学校全体の臨時休業を⾏っている学校 3.1% (1,114校)
   特定の学年・学級の臨時休業を⾏っている学校 13.3%(4,727校)
 2.ICTの活用環境に関する調査
 【⼩中学校】臨時休業等の⾮常時における端末の持ち帰り学習に関する準備状況調査
     (令和4年1⽉末時点)
   全国の公立の小中学校等の95.2%が、1⼈1台端末の持ち帰りについて準備済みと回答
   非常時に自宅等の通信環境が整っていない児童生徒に対して、モバイルルータ―の貸し出し(72.4%)⼀部の児童生徒のみ登校(41.9%)などの代替手段を講じている
 【高校】高等学校における学習者用コンピュータの整備状況調査(令和4年度見込み)
   令和4年度中に、すべての都道府県・政令市において、令和4年度1年生の1⼈1台環境が完了予定
   令和6年度までに、学年進行による整備を進める自治体も含め、全学年の1⼈1台が完了予定
  ⇒ ⼀定期間臨時休業を行った学校について、次回の臨時休業調査(2/9)と同時に、オンライン学習等どのような方法で学びの継続を図ったかの状況調査を行う
 C.大学等における新型コロナウイルス感染症の感染状況等について
 (資料5)
www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901905.pdf
(第73回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 令和4年2月24日)
www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
大学等からの感染報告のうち、大多数が、部活動等の課外活動や学生寮での生活を介した事案である。学生同士の会食等を介する例も散見されるが、授業を介した感染事案はほとんどない。
■本年1月以後の集団的な感染事例のうち主なもの
・ 関東地方の私立大学において、同じ学生寮で生活する硬式野球部員のうち35名が感染。
・ 関東地方の私立大学において、同じ部活動に所属する学生12名が感染し、それらの学生のうち6名が生活する学生寮でさらに4名が感染。
・ 九州地方の国立大学において、寮内共用キッチンでの会話などによるとみられる経路により、寮生7名が感染。
【9】爪切りについて専門家に聞いてみた
(NHK 2022年1月28日)
www3.nhk.or.jp/news/html/20220128/k10013452281000.html
 桑原医師によると大人の深爪には注意が必要だといいます。
具体的には、へん平足や外反母趾のほか、コロナ禍による在宅勤務で歩く機会が減った人。それに体重が増えたり、加齢によって股関節が硬くなった人です。
こうした人は深い位置まで爪を切ることによって、「巻き爪」となったり、爪の先端が周囲の皮膚組織に食い込んで炎症を起こして腫れる「陥入爪」を起こしたりすることがあると指摘します。
 理想的な爪の切り方は?
 スポーツ系専門学校の講師で爪や指先の手入れに特化した講習を各地で行っている末廣亜紀さんは「爪になるべく負担をかけないで切ることが大切です」と話します。
 切る前の注意点
▽爪は適度に潤った状態で
 「風呂上がりやプール、サウナのあと、爪がふやけた状態は避けてください。水を含んで膨張している状態なので、その後水分が蒸発すると爪は縮んで思った以上に短くなり、深爪の原因になります。乾燥しすぎても割れやすくなるので、手を洗って清潔にし、爪に水分や油分など潤いを与えてから切ってください」
▽爪切りは切れ味がよいものを清潔な状態で使用して
 家族で爪切りを使い回している人もいるかもしれませんが、爪には雑菌がたくさんついています。使い終わったら、日々の手入れは各自が消毒用のアルコールなどでふくようにしてください」
▽長さは指の先端と同じくらいに
 短くする必要がある人でも爪の白い部分を髪の毛2本分(0.5ミリ)程度は残しておいたほうがよいです。
▽頻度は手が1週間~10日に1回
 足は3~4週間に1回が目安

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