3.8.4.
2021年08月04日(水)
【1】歯科用貴金属の随時改定が次期診療報酬改定に向けた主なテーマの一つに
【2】「mRNAワクチン」に欠かせない技術を開発したカタリン・カリコ博士
【3】令和2年社会医療診療行為別統計の概況
【4】専門医に関する広告について
【5】酒類の提供に急遽「感染が下降傾向にある場合」が追加
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【1】歯科用貴金属の随時改定が次期診療報酬改定に向けた主なテーマの一つに
(中央社会保険医療協議会 総会 3.7.7.)総-1
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000802106.pdf
次期診療報酬改定に向けては、中医協総会において令和3年7月より「次期改定の論点等」として議論を進める予定としているところ、以下のテーマごとに論点整理を進め、9月を目途に「意見の整理」をまとめていくこととしたい。
【主なテーマ(予定)】
コロナ・感染症対応(その1)
外来(その1)
入院(その1)
在宅(その1)
歯科(その1)
調剤(その1)
個別事項(その1)
* 働き方改革の推進
* 不妊治療の保険適用
* 医薬品の適切な使用の推進
* 歯科用貴金属の随時改定
参考に 歯科用貴金属価格の随時改定Ⅰについて(令和3年10月)
(中央社会保険医療協議会 総会 3.7.14.)総-4
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000805791.pdf
4月、10月実施は±5%、7月、1月実施は±15%を超えた場合に告示価格を改定。
金パラ随時改定告示価格据え置きは理不尽(平成31年4月改定)
kojima-dental-office.net/blog/20190522-12426#more-12426
【2】「mRNAワクチン」に欠かせない技術を開発したカタリン・カリコ博士
www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-situation/detail/hungary.html
www3.nhk.or.jp/news/html/20210527/k10013054171000.html
(NHKの単独インタビュー 2021年5月27日)
新型コロナウイルスの発症と重症化を防ぐ「切り札」と期待されるワクチンの1つ「mRNAワクチン」に欠かせない技術を開発したことで知られ、世界的に注目される科学者、カタリン・カリコ博士がNHKの単独インタビューに応じ「ワクチンを導入した国では効果が確認されている。希望を持って欲しい」と日本の私たちに向けてメッセージを述べました。
参考に クローズアップ現代
新型コロナワクチン開発の立て役者・カリコ博士に山中伸弥さんが直撃
www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/41-524.html
【3】令和2年社会医療診療行為別統計の概況
(厚生労働省)
www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/sinryo/tyosa20/
プレスリリース 令和3年6月 30 日
www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/sinryo/tyosa20/dl/houdou.pdf
・新型コロナウイルス感染症の流行等により、集計対象のレセプト件数が前年比で約2割減と大きく減少し、それに伴い、診療実日数及び点数(医療費)も大きく減少している。
〔歯科診療〕診療行為の状況
www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/sinryo/tyosa20/dl/shika.pdf
歯科の1件当たり点数は 1,327.7 点で、前年に比べ 128.1 点、10.7%増加している。1日当たり点数は 757.6 点で、前年に比べ 51.2 点、7.3%増加している。診療行為別にみると、「歯冠修復及び欠損補綴」263.9 点(構成割合 34.8%)が最も高く、次いで「処置」151.0 点(同 19.9%)、「初・再診」97.2 点(同 12.8%)の順となっている。1件当たり日数は 1.75 日で、前年に比べ 0.05 日増加している。
【4】専門医に関する広告について
医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会
www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_335126.html
歯科領域についても同様に、日本歯科専門医機構が認定する専門医を広告可能とした上で、サブスペシャルティ領域については、詳細な整理を受けてから、その広告の在り方を検討することとしてはどうか。
歯科医療の専門性に関するWGの議論をふまえた論点整理(概要)
① 各学会において認定されている専門医について
専門医として求められる知識・技能等の認定基準について、各学会が独自に設定し、養成される専門医のレベルが異なっている。専門性資格の表示を見ても、その専門性の内容や水準が国民のみならず歯科医師にとってもわかりにくいものが存在するため、各学会の専門医制度については、客観的評価を踏まえた根本的な見直しを行う必要がある。
② 歯科医療の専門性・専門領域について
専門医制度は、国民にとって受診の選択に資する情報のひとつである→当該専門性を広告することが歯科医療機関や歯科医師の選択の参考となるような「国民が求めている専門性」と、歯科医師間で難症例等の患者紹介等に活用するための「歯科医師が求めている専門性」とを分けて議論すべきである。
基本的には、国民も歯科医師も、各学会に専門医制度が存在し、それが乱立することで制度が混乱することを望んでない→近接・類似する領域の専門医制度の在り方等について、当該専門領域に求められる知識や技術の難度、特殊性などを踏まえ、関連する諸学会や歯科医師会等で統廃合も含め検討されるべきである。
③専門医の養成・認定・更新について
今後の専門医の養成の在り方を考える際には、研修内容や認定にかかる客観的な評価方法や評価基準等を設定する必要がある。これを第三者組織によって行うべきであるとの意見がある一方で、中立性、公平性、迅速性、実現可能性等を考慮し、既存の組織内に外部委員を採用することによって対応すべきとの意見もあり、最適な方策について今後も議論すべきである。
中立・公平な第三者機構としてH30年4月2日 一般社団法人 日本歯科専門医機構設立
【5】酒類の提供に急遽「感染が下降傾向にある場合」が追加
(新型コロナウイルス感染症対策本部(第 71 回):令和 3 年 7 月 30 日)
www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r030730.pdf
資料4-2 14ページ
8)緊急事態措置区域から除外された都道府県(除外後、重点措置区域とされた都道府県を含む。)における取組等
① (略)
(略)
・ 重点措置区域である都道府県においては、法14第 31 条の6第1項等に基づき、飲食店(宅配・テイクアウトを除く。)に対する営業時間の短縮(20 時までとする。)の要請を行うとともに、酒類の提供を行わないよう要請すること。ただし、感染が下降傾向にある場合には、地域の感染状況等に応じ、都道府県知事の判断で、別途通知する「一定の要件」を満たした店舗において 19 時まで提供できることとするなど、緩和を行うことができるものとする。政府は、「一定の要件」について、第三者認証制度の普及を図る観点から、同制度の普及状況を踏まえて定めるものとし、都道府県は、第三者認証制度の普及と適用店舗の拡大に努めること。
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