1.6.7.
2019年06月07日(金)
【1】中高年ひきこもり61万人 内閣府が初調査
【2】テーマパーク8020に「歯科から食育」が掲載される
【3】口の中でわかる”早死にする人、ボケる人” <多くのシニアが”歯”で後悔している>
【4】サンスター財団”おいしく食べられるお口”のための啓発セミナー
【5】2020年診療報酬改定資料
【6】う蝕対策 2019年6月4日
【7】臨床研修制度の改正に関する事項
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【1】中高年ひきこもり61万人 内閣府が初調査
(日本経済新聞より)
www.nikkei.com/article/DGXMZO43067040Z20C19A3CR0000/
内閣府は29日、自宅に半年以上閉じこもっている「ひきこもり」の40~64歳が、全国で推計61万3千人いるとの調査結果を発表した。7割以上が男性で、ひきこもりの期間は7年以上が半数を占めた。15~39歳の推計54万1千人を上回り、ひきこもりの高齢化、長期化が鮮明になった。中高年層を対象にしたひきこもりの調査は初めて。
内閣府はひきこもりを、自室や家からほとんど出ない状態に加え、趣味の用事や近所のコンビニ以外に外出しない状態が6カ月以上続く場合と定義。専業主婦・主夫は過去の同種調査では含めなかったが、今回は家族以外との接触が少ない人はひきこもりに含めた。
内閣府の40歳以上ひきこもり実態調査に対する見解(全国ひきこもり家族会連合会)
www.khj-h.com/statement/2762/
引きこもり患者訪問診療の実際
kojima-dental-office.net/20091008-829#more-829
【2】テーマパーク8020に「歯科から食育」が掲載される
(日本歯科医師会HPより)
www.jda.or.jp/park/eatright/
〈記者の目〉
食育といえば子供が対象になることが多かったと思いますが、近年では行政の食育に関する協議では高齢者が口腔機能を維持してしっかりと食事を摂り栄養摂取することの大切さにも注目されています。
【3】口の中でわかる”早死にする人、ボケる人” <多くのシニアが”歯”で後悔している>
(プレジデントオンラインより)
president.jp/articles/-/28100
〈記者の目〉
55歳から74歳の男女1000人を対象に「今、何を後悔していますか?」と尋ねるアンケートを行ったところ、健康面については、運動不足や食事の不摂生、毛髪の手入れ不足などを上回り、「歯の定期検診を受ければよかった」がトップになったという。この年代の多くの人たちが、「もっと歯を大切にすればよかった」と後悔しているというのだ。確かに、日々の診療の中でも年配の患者さんから同様の言葉を聞くことも多いと感じている。口腔内の状態が悪くなると見た目や食事に困るだけではなく、全身疾患や認知症等にどのように影響を及ぼすかなど、現在では一般の人たちにも広く知られるようになった。しかし、平均寿命が延びてきた中で、全身疾患や認知症などの病気や障害を抱え、日常の生活に支障が出たり、介護を必要とする生活を送られている方も多いのが現状である。誰もが、いつまでも健康で長生きをしたいと願っている中で、「いかに健康寿命を延ばしていくか」ということがこれからの重要な課題となっている。現在の超高齢化社会への歯科医師としての役割が「8029」に凝縮されているのではないかと思っている。
【4】サンスター財団”おいしく食べられるお口”のための啓発セミナー
「オーラルフレイル気づきプログラム」5月より提供開始
(サンスタープレスリリースより)
prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000005120.html
〈記者の目〉
一般財団法人サンスター財団は、健康寿命の延伸に寄与する”おいしく食べられるお口”のための体験型啓発セミナー「オーラルフレイル気づきプログラム」を開発し、2019年5月より、地域の市民団体、企業の健康保険組合や調剤薬局などを通じて、それぞれの市民、社員や顧客を対象にプログラムの提供を開始する。問診表やiPhoneアプリを使ったオーラルフレイルリスクチェックをはじめ、歯科衛生士による基礎知識講座やお口のケア方法を体験しながら学ぶプログラムとの事。
【5】2020年診療報酬改定資料
www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html
いよいよ議論がスタート。新しく年代別・世代別という概念が登場し、その観点から医療費削減を考える。また、政策テーマについて課題を整理。9月までの第1ラウンドで意見を整理し、12月までの第2ラウンドで報告、そして2020年1月から諮問・答申・付帯決議。
A.2019年3月6日
2020年度診療報酬改定に向けた検討項目と進め方について
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000485427.pdf
次期診療報酬改定に向けた主な検討スケジュール
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000485429.pdf
B.2019年3月27日
2020 年度診療報酬改定に向けた検討項目と進め方について(案)
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000493995.pdf
医療提供体制を取りまく現状等について(4.10に改変)
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000500251.pdf
C.2019年4月10日
年代別・世代別の課題(その1)について
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000500775.pdf
D.2019年4月24日
年代別・世代別の課題(その2)
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000507979.pdf
E.2019年5月15日
患者・国民に身近な医療の在り方について
www.mhlw.go.jp/content/12404000/000510068.pdf
かかりつけ歯科医機能について 45ページから
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の要件の見直し
【6】う蝕対策 2019年6月4日
(歯科口腔保健の推進に係わるう蝕対策ワーキンググループより)
www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_127375_00001.html
具体的なう蝕予防対策としては、フッ化物の応用(フッ化物洗口、フッ化物塗布、フッ化物配合歯磨剤等)、シーラント、歯科保健指導等が効果的であるとされている。特に、フッ化物の応用については、健康格差を縮小し、集団全体のう蝕予防の効果が期待できる。現在、う蝕の予防・重症化予防については、各自治体において、乳幼児期・学齢期を主な対象として様々な取組が行われているところであり、フッ化物の応用とシーラントの活用等複数の予防策を組み合わせることにより効果を上げている自治体もある。
【7】臨床研修制度の改正に関する事項
(第5回歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループより)
www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_127374_00001.html
臨床研修施設に関する現状と課題 2019年5月31日
臨床研修施設について
○歯科大学における研修体制のあり方
○病院歯科における臨床研修の充実
○歯科診療所における臨床研修の充実
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