上顎2番の逆被蓋がT4Kで改善
2013年05月13日(月)
T4K(TRAINER FOR KIDS)を朝まで使用できるようになって約1カ月後に、夕方に逆被蓋に戻っても朝には切端咬合になっていました。それを繰り返していたので、休日2日間を利用して1日中装着し続けていたら正常被蓋になりました。治療計画ではスペース確保後にリンガルアーチによる矯正治療を予定していましたが、今後しばらくスペース拡大にて経過観察したいと思います。常時固定している装置に比べれば、食事中や登校時などは快適に過ごす事ができています。
患者 10歳4ヶ月 男性
初診 平成25年3月26日
主訴 歯並びを治したい
現症 左上2番が口蓋側に転位
スペースが不足している
舌が少し細く小さい
カの発音が聞きづらい
食事時の水分量が多い
治療計画
1.T4K装着及び舌の機能訓練などでスペースの改善
2.スペースができたらリンガルアーチで唇側移動
経過 3/26
模型や写真などの記録作りと治療計画の説明
その日からT4Kを日中1時間と就寝時に装着し始める
1週間後には朝まで装着できるようになる
5/13
正常被蓋になる
- カテゴリー: T4K