歯の健康力推進歯科医師等養成講習会 1
2010年11月21日(日)
日時 2010年11月21日(日)13:00~16:00
会場 石川県歯科医師会館
講師 東京歯科大学准教授 平田創一郎
講習内容 ワークショップ
訪問歯科診療の問題点の抽出(KJ法)
訪問歯科診療の問題解決法(二元展開法)
参考に
歯の健康力推進歯科医師等養成講習会 2
kojima-dental-office.net/20110109-2881#more-2881
ワークショップのタスクフォースを体験。3班(7名)を担当した。討議進行手順に対する助言や脇道への回避などが主な仕事として想定されていたが、ほとんど見守り役だった。簡単な自己紹介後、リーダー、記録係、発表者を選出してスタートした。
テーマは訪問歯科診療の問題点。各自が付箋に大きな字で思いつくことを3枚程度を書きだす。それらの中から似たもの同士をグループ分け(島と呼ぶ)し、タイトルを付けていくと、もっと大きなくくり(医療機関サイド、患者サイド、システムの問題)も見えてきた。議論をするうちに、因果関係となるもの、影響し合うもの、相反するものなど相互関係も自ずと明らかになっていった。そして、各班の発表と参加者全員による討議が行われた。時間未了で未整理のところや、終末期の見守りと患者家族の心のケアなどをあげているところもあった。
次に、島のタイトルをXY座標軸に重要度と緊急度に沿って並べ、難易度も考え合わせて最優先課題を決定した。そして、それへの対応を協議し、具体的な解決策がまとまった。
今回参加してみて、問題点もやるべきことも多いことと、様々な視点で考えることによって、いいアイディアが生まれることも分かった。また、訪問診療と介護保険(ケアマネージャー)との関わりに理解不足があるように思った。
参考として
ブレーンストーミングとKJ法
www.ritsumei.ac.jp/~yamai/kj.htm
平成22年度近畿北陸地区
歯の健康力推進歯科医師等養成講習会
目的
主に高齢期、寝たきり者などの口腔ケアの推進を図るため、最新の歯科保険医療に関する技術の研鑽、習得及び地域における先進的な医科・歯科連携等について講習を行うことにより、在宅歯科医療、口腔ケア等のプロフェッショナルケアについて専門性を持つ歯科医師、歯科衛生士を養成する。
日時
第1日 平成22年11月20日(土)13時30分から17時
第2日 平成22年11月21日(日)9時30分から16時
第3日 11月21日から1月9日の間に各自施設見学
第4日 平成23年 1月9日(日)13時30分から17時
第5日 平成23年1月10日(月)9時30分から15時
会場 石川県歯科医師会館
講習内容
講義、演習及び各グループでの問題解決のためのワークショップ形式を行う
ワークショップは7,8名のタスクフォース(特別作業班)で2つのテーマを行う
受講対象者、定員
近畿北陸地区の歯科医師、歯科衛生士を対象に合わせて約50名
申込み方法
所属の各府県歯科医師会
受講者の決定
定員を超えた場合、各府県のバランス等考慮のうえ決定
受講者への連絡
9月末に石川県歯科医師会より詳細を連絡
受講費用
無料
その他
5日間すべて出席できる方に限り申し込んでください。半日でも欠席されると、修了証は発行されません。修了された方は、在宅歯科医療機器等の設備を整備する際、各県への補助申請ができます。石川県は医療対策課に問い合わせたところ補助をしていないとのことでした。ただし、各県によって対応が違いますので、詳しくは各自、それぞれの県にお問い合わせください。
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