のぼるくんの世界

のぼる君の歯科知識

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適応力 新時代を生き抜く術

2021年06月27日(日)

www.youtube.com/watch?v=KfBDnOCa1tA
出口治明著
2021年3月31日発行
主婦の友社
1400円
 各界の権威が英知のすべてを注ぐ特別授業「最後の講義」(NHK)。今回は、知的最前線に立つスペシャリストが人生最後の覚悟で珠玉のメッセージを贈る。リアルとオンラインのハイブリッド、完全版。
 「人・本・旅」から学ぶ。人から学ぼうと思ったら好き嫌いは捨てて、まず「イエス」という気持ちで会ってみる。高坂正堯先生の教え。「古典を読んで分からなければ、自分がアホやと思いなさい。現代の本を読んで分からなければ、書いた人がアホやと思いなさい。そんなものは読むだけ時間の無駄。」古典では「花」といえば、平安時代以降は桜を指すが、奈良時代には梅や萩。 続きを読む

It`s now or never

2010年03月03日(水)

福田衣里子8薬害C型肝炎と向き合って
福田衣里子・古賀克重・有富朋礼著
書肆侃侃房
2008年11月13日発行
1500円
 20歳の時、「C型肝炎ウイルスに感染して、20年経過している」と知らされた筆者が生い立ちからを振り返った1冊である。いつも、何か行き詰まったり、悩んだ時、手帳の片隅に書いている「It`s now or never(今しかない)」が勇気を与える。
 避けることが可能だったのに、リスクを知りながらも使われ続けた薬による被害者とその周りの人たちの葛藤が心に伝わる。夢、希望、可能性、選択肢を今とこれからも持ち続けて欲しい。
 後半の弁護士 古賀克重の「薬害肝炎訴訟~その闘いの経緯~」と医師 有富朋礼の「C型肝炎について知っておきたいこと」も一読を。 続きを読む

働く幸せ

2009年08月15日(土)

仕事でいちばん大切なこと
大山泰宏著
WAVE出版
2009年7月31日発行
1400円
 「知的障害者が働く会社が、1つくらい日本にあってもいい」という「思い」から、知的障害者が社員の7割を占める経営を指揮してきた大山氏の嵩みある言葉が心に響く。「うまくいかないことを障害者のせいにはできないんだよ。彼らの理解力に合わせて、納得してもらえるように説明するのが君の仕事なんだ続きを読む

人生における成功者の定義と条件

0204年09月20日(木)

人生における成功者の定義と条件  「13歳のハローワーク」の著者が問う
  新しい時代の“成功者”とは
村上龍著
日本放送出版協会
2004年8月25日発行
1500円
 「13歳のハローワーク」の著者が5人のリーダーたちとの対談を通して、人生の成功者の新しい定義と条件を考える。それぞれの個性や人生観、教育観が面白い。 続きを読む

連帯保証人

2008年11月21日(金)

悪しき制度が招く悲劇とその解決策
吉田 猫次郎著
宝島社新書
2006年8月24日発行
720円
 ハンコを押して財産そっくりなくしたとか、死んだ親父が連帯保証人になっていたとか等々、「連帯保証人」という言葉はよく見聞きしているが、詳しくはあまり知られていない。また、わかりやすい本も少ない。
 今回紹介する本は、「ただの保証人ではなく、連帯保証人でなければならない必要性がその契約にあるかどうか」が、自分の頭で判断できるために書かれたものである。 続きを読む

日本は世界5位の農業大国

2010年12月29日(水)

大嘘だらけの食糧自給率
浅川芳裕著
講談社+α新書
2010年2月20日発行
 自給率向上を目指すことが本当に日本農業の将来に光をもたらし、日本国民かを幸せにすることなのか。別の選択肢はないのか。同時に、農業を語る時の2つの疑問にも答える。
 A.もっと農業を保護しないと日本人の食料は大変なことになる
 B.構造的な問題を解決すれば、成長する可能性を持っている
この機会に農業を、農水省を考えよう。 続きを読む

JAZZはこの一曲から聴け!

2010年10月22日(金)

マイ・フェイバリット・アルバム100
寺島靖国著
講談社新書
880円
2000年9月20日発行
 ジャズ喫茶の親父が選んだ100枚のアルバム。ジャズ好き、オーディオマニアが1曲へのこだわりを語る。新しい出会いが見つかるかも。
 もっきりやのライブで耳を鍛え、自分を信じて、また新しい人を聴きに出かけよう。そして、リビングでは、その日の気持ちから選んだレコードに針を落とし、コーヒーを飲みながら、ジャズを楽しもう。早くアドリブのフレーズを口ずさみたい。 続きを読む

ドラッカーさんが教えてくれた経営のウソとホント

2011年06月16日(木)

酒井綱一郎著
日経ビジネス文庫
2008年11月1日発行
714円
 2005年11月に、95歳で亡くなられた、社会生態学者であるピーター・ドラッカーさんとの数回にわたる直接対話から生まれた本です。小規模な企業や様々な組織のあり方を考える上でも参考になると思います。外の世界と交流をはかり、既成概念に縛られず、現場で没頭できるものを持ち続けていきたいです。 続きを読む

TPP亡国論

2012年06月30日(土)

中野剛志著
集英社新書
2011年3月22日発行
760円
 著者が、誰にでも手に入れられる情報をもとにし、誰にでも納得できるような論理を用いて、日本のTPPへの参加について反対し、その根拠を述べている。TPPに関する是非の議論を通じて、日本人の思考回路を束縛し、戦略的に考えられないようにしているブレーカーの存在を示し、日本人の戦略的思考回路を回復させる提案をしている。また、リーマンショック後の世界の構造変化や、日本が直面している問題の根本を解説している。 続きを読む